マガモのいた川で見かけたカモの仲間2種。やはり北で繁殖して秋冬に飛来する冬鳥で、習性も似ている。いずれも2~3羽で水面を行ったり来たりして泳いでいる。 ヒドリガモ(画像上) 手前♂、奥♀。画像でははっきりしないが、他のカモ類に比べて身体全体が赤っぽく、赤い鳥という意味で「緋鳥(ひどり)」と呼ばれていたことが名前の由来である。オスは頭から胸にかけて明るい赤茶色で、額から頭頂にかけて黄色。羽根の一部が白いのが目立つ。メスは全体に茶色っぽく目立たない。 オカヨシガモ(画像下) 手前♂、奥♀。オスは頭が茶色で身体は灰色っぽい。お尻のあたりの上下の黒い模様が目立つ。類縁にヨシガモという種類がおり、川や内湾などヨシ(葦)の生えているところにいるカモという意味。より陸に近いところにいるヨシガモで丘葦鴨というのが名前の由来とのこと。メスは他の種類と見分けにくいが、クチバシが黒くて周囲がオレンジ色なのが特徴
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