ブックマーク / hannarimango.hatenablog.com (411)

  • ミヤマクワガタの不条理な死 - はんなりマンゴー

    2021年の夏に秩父で子供たちと採集したメスが産卵したものを孵化させ2年かかって2023年にようやくミヤマクワガタを羽化させた。 瓶の底で蛹化すると羽化時の水分が床に吸われずにベシャベシャになり羽化不全を起こしやすいと聞いてひっくり返していた。 それが悪かったのだろうか。羽化後に身体も黒くなって外殻も硬化した様子だが全く動かないので取り出してみたらクビがグラグラとしている。死んでいる。ここまで綺麗に羽化不良を起こすことなく羽化できているというのに。 亡くなっている。2年かけて育てた最も大きな個体が元気に動く姿を見ずに見送ることになった。悲しく虚しい。 高円寺の「むし社」に持ち込むと標にしてもらえるそうなのでお願いした。死後の良好な状態だと2200円ほどだが腐っていたり状態の悪いものだと3450円ほどかかる。死んだばかりで状態は良いと思っていたのだが、クビがぐらついているのはもう腐っている

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    k10no3 2023/07/16
  • 高円寺の夏の花 - はんなりマンゴー

    7月の高円寺を巡回して見つけた花々をグラデーションに並べてみた。 高円寺には百日紅が多い。花期が長いので街が華やぐので大変良い街路樹だと思っている。 意識の上では全く認識していなかったがよく見ると黄色が混ざっている。藤の花の黄色同様に忘れがち。 鬼百合は赤鬼に似ているから鬼百合なのだそうだが、赤鬼は橙ではなく赤だし、斑点があるわけではない。他の百合と同様な姿なのに鬼とはあんまりだな。 クラゲのような宇宙船のようなタコのような。花弁は下向きに咲きがちなので蛸百合でも良いかもしれない。 ヤブカンゾウかな。 キバナコスモス。黄花ではなく橙花だよな。色の表現は随分適当。 向日葵。朝顔、百合、薔薇と同じぐらいに認知度の最も高い花の一種ではないか。

    高円寺の夏の花 - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/07/15
  • 中野サンプラザ - はんなりマンゴー

    2023年の7月2日で50年の歴史を閉じた中野サンプラザ。音楽好き、バンド好きには思い入れのある場所だったそうだ。5月、6月には山下達郎やサンボマスター、銀杏BOYZ、奥田民生、モーニング娘。などなど多くのミュージシャンがサヨナラコンサートを開いている。 サンプラザ中野くんはライブ予定表に無い。しかし閉館セレモニーには顔を出したそうな。なんとなく歌って欲しかった。 我が家との関わりは幼稚園の発表会で利用したこと、上層階のレストランで事したことがそれぞれ1、2回あったぐらいで青春時代に深く刻まれた思い出もない。 しかし遠くから我が家の方角を探すときに都庁の上などからこの三角ビルを探すのは容易で便利だった。まさにランドマークだった。 いや、深い関わりを思い出した。一番悲しいのは地下にあった激安花屋さん「D's」が閉店してしまったことだろうか。いつもびっくりするような値段で花材だけでなくサボテ

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    k10no3 2023/07/14
  • 陶蟲夏草鉢 黄金虫、蝉成虫、鹿鍬形、タランチュラ、蝉成虫、団子蟲 - はんなりマンゴー

    息子を連れて工房へ。削った鉢に陶蟲を載せるところまで作業できた。息子の面倒を見ながらにしてはなかなかの進捗。 まずは黄金虫。 変形粘菌の子実体は敢えて加飾しなかった。 触角がいつ折れるのか。 ぶつからないような場所につけるべきなのだろうか。 お次は蝉成虫。 蝉の腹は空洞なのだが、それをその通りに再現してみた。 今回の冒険はこの翅。とても繊細でいつ壊れてもおかしくない、厄介なシロモノ。 子実体を周囲にニョキニョキ生やして防護柵のようにすべきなのだろうな。実用性をもう少し考慮すべきかもしれない。 鋸鍬形と見せかけて鹿鍬形。 頭部と胸部だけの死骸。 鉢からはみ出した大顎がリスキーこの上ない。 今回のお気に入り、タランチュラ。 胴の真ん中がい破られている。 可憐な一輪を挿してやりたい。 菌糸に侵された感を強めた蝉の成虫。 小さい子実体をたくさん加飾するのもありだと感じる。 蝉の顔は冬虫夏草によく

    陶蟲夏草鉢 黄金虫、蝉成虫、鹿鍬形、タランチュラ、蝉成虫、団子蟲 - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/07/12
  • 山猫軒で結婚15周年を祝う - はんなりマンゴー

    ラピュタ阿佐ヶ谷の山軒へ。この立派に育っていく蔦を見ると気でラピュタの外観を目指しているのだろうか。 そうなると吹き抜けのホールに巨大な青水晶を吊るして欲しい。 窓が船のそれだったりしてワクワク感がありつつも上品な雰囲気。 結婚15周年を迎えた。16年目に突入した。あっという間のようでいて、長かったようでもある。 子供達と日常でちゃんとしたレストランに来たのは初めてに近いような気がした。 赤海老に鱸。お祝いではこういう自分では作れなさそうな手の込んだものをべたい。 クレームブリュレ 杏のタルト。デザートにはどれも桜桃が付いていた。 自作陶器鉢と物々交換して宝飾作家さんからお譲り頂いたモルフォ蝶のペンダント。だから自ら手作りしたことに少し近いと思っている。構造色だから何年経とうとも色褪せない、という含意。 結婚50年の金婚式まであと35年。長いな。まずは10年後の銀婚式か。

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    k10no3 2023/07/11
  • 東高円寺の緑道にCupola - はんなりマンゴー

    新しいカフェが東高円寺の緑道沿いにオープンしていた。 ここにはもともと八百屋が入っていたのだがコロナ期間中にペタンクというフレンチ風味のカフェがオープンして1年ほどで閉じた。時期も悪かった。 一度はカフェをやってみたかったと清々しくオーナー店長は語っていた。 そのカフェの跡をレイアウトはそのままに内装も少し似た路線のcupolaというオムライスカフェがオープンした。 ヨーロッパの骨董家具や雑貨が飾られていて気持ちの良い雰囲気のいかにもなカフェだ。 2面に床から天井までの高さの吐き出し窓がはまっているので店内は明るい。 デミグラスソースのオムライス1100円。男性の腹をしっかりと満たすボリューム感。 和風オムライス1100円。奇をてらうことのない安心してべられる味。 ほかにハヤシライス1250円、バルサミコチキンのオムライス1250円。 かつて103街区というオムライス屋さんが青梅街道沿い

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    k10no3 2023/07/10
  • 高円寺古民家飲食店コンボ - はんなりマンゴー

    あいもかわらず私のお気に入りの「コクテイル書房」。文豪が愛した料理や酒を再現して出してくれる、古書店も兼ねた居酒屋だ。 文豪檀一雄の愛した「大正コロッケ」は生姜の効いたコロッケで必の逸品。メニューは季節によって絶えず変わる中で不動のメニュー。 夏目漱石の愛した日酒や中原中也サワーなど飲物も一捻り。 商業施設として使われている高円寺最古の木造古民家ではないか、とのこと。 2階がコワーキングスペースになっており、さらに奥には畳のなんだかとっても静謐な空間が作られていた。人語を解せそうなが佇む。 4軒長屋の反対端の店舗も借りて人の集う新しい空間を作ろうとしている。棚の一画を借りて自分の好みの書籍を取り揃えて紹介販売できる間借り書棚も始まっている。読書会なども開かれ、遠方から来た人のために泊まれるスペースもある。 来るたびにどこかが少しづつ変わっている。 も変わっていく。 コロナ期間に夏目

    高円寺古民家飲食店コンボ - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/07/09
  • アーティストデビューと呼んで良いのか - はんなりマンゴー

    365 ART PLUS MAGAZINEとやらから掲載のお誘いを頂いて45号に載せていただいた。 見たことも聞いたこともない雑誌なのだが予め印刷した雑誌を書店で販売するのではなく、全て電子的に原稿も作り完全受注印刷で予約部数だけ発行と配送をしているらしい。 ・新しいアーティストの発掘と発信 ・37ヶ国で発行。配送。 ・英語、日語、ロシア語。 ・1部2,200円だったが2750円に値上げ。 ・94ページのフルカラー高品質印刷のハードグラスカバー雑誌だそうで、そう考えると特別に高くもないのかもしれない。 利益は出るのだろうか。発行部数はどれだけあるのだろう。掲載されるアーティストの友人知人に沢山買ってもらうモデルかと思ったが50人が10部買ったとて500部では利益は出なさそう。私のようにせいぜい1〜2部購入するだけの人もいるだろうし。そうなると45号まで続いているのだからそれなりにアーティ

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    k10no3 2023/07/07
  • 蝉の成虫の造形、飛蝗の鉢載せ - はんなりマンゴー

    半年ぶり近い轆轤での水挽き。大小様々な陶蟲夏草鉢にするために大小様々に作っている。しかし同じ径、同じ高さで作った方が後々、梱包など楽だとの思いもよぎる。しかし蟲を鉢の寸法に対して合わせて調整していくのは嫌だ。無意識に作るそれぞれの蟲のサイズ感という感性的価値を大事にしたい。実寸でもないのにこの大きさがしっくりくる、という謎のおさまりがあるように思っている。 それにしても下手くそだな。悲しくなる。望む薄さと寸法に轆轤で挽く技術は半年ぐらい訓練校に通えば身につけられるのだろうとも思う。いや、1週間ひたすら挽いては潰す特訓をするだけで変わるかもしれないしそれならば覚悟さえ決めればできるはず。 水をバシャバシャかけて轆轤の周囲を泥だらけにせずに作れるようになったのは無駄が少なくなったからで昔に比べたら進歩とは思える。 一気呵成に蝉の成虫の上半身を作った。明暗を反転させると造形の様がよく見える。今回

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    k10no3 2023/07/06
  • 神頼み 高円寺天祖神社 - はんなりマンゴー

    息子がどこか近くの神社に参拝に行きたいと言う。そんな新人深かったか疑問に思ったが塾のクラス替えテストがあるだかで御神籤を引きたいのだという。 受験: 努力は報われる。 これ以上はない良い文言だ。努力しないと報われないよ。でもした努力は報われるよ。頑張ろうか、と。 久しぶりに御朱印を頂いたら七夕の飴をたくさん頂いた。 なんと可愛らしい金太郎飴の絵柄の数々。 ただでさえ御朱印代300円しか取らないのにあれこれサービスしすぎでしょうに。 散歩していたら随分と風格のある古民家を見つけた。どなたか住んでらっしゃるのか。解体せずにカフェだとかギャラリーなんかに転用して欲しい。

    神頼み 高円寺天祖神社 - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/07/05
  • 造形作業記録 飛蝗、蜘蛛、団子蟲 - はんなりマンゴー

    4月の窯出し以来、次に向けて作陶再開。 飛蝗。胴が細いので体内に根を張らすには不向きだが台座鉢に直結させればいけそう。付節の向きを間違えた。死んでも外向きなはず。 背中から植物が生えるようにする予定。 斜めの台座鉢に斜めに蟲を置く。 飛蝗は新しい表現。細身の蟲は台座鉢を必要とするが死骸らしさも出しやすい可能性もある。 タランチュラ。 背中に穴を開けて植え込めるように。少し径の太い台座鉢が必要。 台座を必要としない単体団子蟲鉢。 外殻の縁を薄くシャープにしたら甲冑感が出て良くなった。 そして団子蟲坐位。 実際こんな姿で亡くなることは稀だろうけれども。 これは台座鉢に乗せて連結させて植え込めるようにする。 これの5倍ぐらいの小玉スイカほどのサイズのものを作ってみようか。

    造形作業記録 飛蝗、蜘蛛、団子蟲 - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/07/04
  • 芝 とうふ屋うかい - はんなりマンゴー

    久しぶりに会社の会で赤羽橋の「とうふ屋うかい」芝公園店へ。 さすが、素敵な陶器を使っているな。 16年前に両家顔合わせで来た店ではなかったっけ。16年変わらずにあるのは嬉しい。 外国人をもてなす際に使われることが多い店だけれども、豆腐の苦味はそこまでウケない。 実はオープンは2005年なので見た目に反してまだ18年しか経っていないことになる。私が初めて行った16年前から変わらない営業。この地下の高そうな東京の中心地で18年営業を続け、コロナも乗り越えたのはすごいことだ。 昨今では仕事のやりがいの判断基準に成長、成長というけれども私は成長した実感がここ数年は感じられない。成長などしなくなるし、成長などしなくても良いのではないかとすら思う。変わらずにいることの価値を過小評価してないだろうか。 変わらない美。 季節の室礼がいつどの季節に来ても楽しめる。 そしてべ終わって店を出ると見上げる東京

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    k10no3 2023/07/03
  • 高円寺「成都」のビャンビャン麺旨し - はんなりマンゴー

    高円寺北口の中通商店街にある「成都」はかなり以前からあることは知っていた。しかし2階でビャンビャン麺を始めたのは最近のことらしい。 中華料理、とりわけ西安地方の料理らしい。何故か内装は左右に大きな富士山の絵が描かれている。丸山清人さんの銭湯ペンキ絵だろうか。少し簡素な気もする。 注文したのはビャンビャン麺。シンガポール在住の知人が美味しいと言っていたので興味がある。 びゃん。ビャンビャン麺以外に使われることを見ることのない過剰に難しい字だ。 汁無し麺を頼んだが、汁ありのメニューもたくさんある。 あー 美味しいわ。リピート確定。この薄く幅厚な麺にはコシがある。胡麻油の香味がなんとも美味。表現しにくい個性的な旨み。中毒性のある時間が経つと恋しくなる味。 自分でタレを混ぜて味変を楽しむのもおすすめだと店員さんに教えて頂いたが、元の味付けだけで美味しく平らげた。 おまけに香料たっぷりに焼かれた羊肉

    高円寺「成都」のビャンビャン麺旨し - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/07/02
  • 上半期書評備忘録 - はんなりマンゴー

    爆弾 ⭐︎⭐︎⭐︎ 呉勝浩 「私を見ない人は私にも見えない」 読み返したくなる、無差別爆弾テロ容疑者に一片の真実や誰もが持つ人間の負の面を語らせ、えぐらせる強烈な作品。 刑事に対しての分析が辛辣だ。斜に構えて分析し達観してわかったような気になっている。当に真剣に失敗を恐れずに取り組み達成する充実感を予想できていながら傷つくことや失敗することを恐れて現場に留まる捻くれ者。 作者自身にもサイコパス思考がなければここまで容疑者に語らせられないのではないか。 汝、星のごとく ☆☆☆ 凪良ゆう 「誰かに遠慮して大事なことを諦めたら、あとで後悔するかもしれないわよ。そのとき、その誰かのせいにしてしまうかもしれない。でもわたしの経験からすると、誰のせいにしても納得できないし救われないの。誰もあなたの人生の責任を取ってくれない」 「自分の人生を生きることを、他の誰かに許されたいの?」 「まともな人間なん

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    k10no3 2023/07/01
  • 上半期映画備忘録 - はんなりマンゴー

    最近のアカデミー賞で話題をさらった「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」や「アバター ウェイオブウォーター」「西部戦線異状なし」「イニシェリン島の精霊」、スピルバーグ監督の「フェイブルマンズ」、ケイトブランシェットのホラー「タ―」などが観られるのではないかと映画館で観ることを我慢していたのにどれもANAでは機内上映していなかった。残念。 湯道 ☆☆☆ 百選 「幸せを探し求めてはいけません。気付くのです。」 湯を点てる、か。茶道に見立てていて面白い。大袈裟に大真面目にやるバカバカしい楽しさがある。感動大作というわけではないけれども観れば風呂に入りたくなる、繰り返し観たくなる作品。 赤富士、青富士の銭湯絵の見事な銭湯に行きたくなる。北千住の大黒湯、タカラ湯に久しぶりにハシゴしたくなる。 山頂のくれない茶屋の絶景五右衛門風呂も人生に一度は入りたくなるような風呂。 小日向文夫の気持

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    k10no3 2023/06/30
  • 高円寺の花散歩 蓮華、紫陽花 - はんなりマンゴー

    白壁に垂れる紫陽花。隅田の花火だろうか。いいね、風情がある。 このような背景で紫陽花の一朶を鑑賞できる状況も珍しいように思う。 街角の紫陽花。そんな一光景が後になっても記憶に残ったりする。 他の方のブログで京都ではもう蓮の花が咲いていると知り、真っ先に頭に浮かんだ高円寺の蓮の寺に足を運んだ。 まだ少し早いが数輪咲き始めている。 蓮はいつみてもその存在感と質量に特別なものを感じる。 そしてはらりはらりと散る儚さも。 山法師も最盛期 そして紫陽花もまだ花期

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    k10no3 2023/06/29
  • 古い友達 - はんなりマンゴー

    バラマーケットで友人と会う。薔薇のバラマーケットかと思ったがBorough Marketでバラマーケットだそうだ。 アルゼンチン屋台の肉が珍しく値段相応感があった。とはいえ屋台で2500円の昼御飯ではあるが。 友人の息子がめちゃカワイイ。(我が子の方が可愛いけど) 金髪碧眼の童話のような王子様。(黒髪黒目の息子たちも負けない) 学生の頃はスラッして利発な美人だった友人は豪快さが10倍になった感がある。 お互い歳をとりましたな。人生を折り返しましたな。Oxfordへの道中、彼女の歩んだ苦難をたくさん聞いた。世間クソ喰らえ、男なんてクソ喰らえというロック魂を聞かせてもらった。彼女らしい。 Facebookやらで見える姿は自分が調子の良い時のポジティブな姿。皆、それぞれ傍目には見えない苦労も味わいながらそれでも時折の楽しい瞬間を糧に頑張っているのだな。 見栄を張らずに素でなんでも話せるのが大学か

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    k10no3 2023/06/28
  • ロンドンで見た和なるモノ - はんなりマンゴー

    なんだか和のモノで構成されているけれどもチグハグ感。 これは英国に和の建具やら家具やら小物を持ち帰って再構成した部屋を描いているそうで、普通は並ばないモノが寄せ集まっているそうだ。 異国の人が日文化に憧れて1部屋を日のもので溢れさせて悦に入る愉しみは理解できる。モロッコ風な部屋とか作れたら楽しいだろうな。 世の中の服装風俗を描いたものだが迷いのない簡素な線に技術の高さがこれでもかと表れていて羨ましい。こういう絵付けをできるようになりたい。 川鍋暁斎の動物絵の傑作もあった。 ミッキーよりもこちらが好み。 高台寺の鳥獣戯画が有名だけれどもこちらの躍動感もなかなか。蟲菌戯画を描きたい。 サボテン、多肉植物愛好家ならばこんな須恵器に別の用途を考えてしまうのではないか。 蟲の自在置物の特級に精巧なもの。蝉。 そして蟷螂。この脚の細さよ。そして自在置物というからには脚など関節が自在に動く。 豪華蟲

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    k10no3 2023/06/27
  • ロンドンでのお買物と戦利品 - はんなりマンゴー

    最終日は空港に向かう前に買い物をした。そこらへんのスーパーではお土産にするようなFORTNUM&MAISONのようなブランド紅茶などは売っていない。スーパーで売っているTWININGなら日でもKALDIやそこらのスーパーでも大量に売られていてわざわざ買って帰る必要もない。 そういう時にはロンドンにもあるデパートメントストア「LIVERTY」に行くことになる。1875年開業の老舗百貨店でパリでいえばラファイエットのような所だ。エレベーターや階段など目につくところが全て年季の入った木造で燻銀の風格ある建物だった。100年以前は私のような庶民は入店できなかったのだろうな。 リュックや防水ジャケットなどのアウトドア用品から なんとスノーピークのキャンプ用品 そしてハイブランドのハイセンスでハイプライスなスニーカー 家具やら生地やら 革張りの動物人形も大層可愛く、値段は凶悪だった。 白い私好みな陶

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    k10no3 2023/06/26
  • ヴィクトリアアルバート美術館で拾った作陶ネタ - はんなりマンゴー

    目指す高みはこれなのだろうな。テラコッタの人物彫像。 山羊の頭を被ったテラコッタ像はさすがに見かけない。 釉薬が掛けられて焼かれた陶版装飾。 蟲と多肉植物とキノコと菌糸が踊るように配置された陶版を作ってみたい。 9分割ぐらいにして繋ぎ合わせる形式。 中央には団子蟲の幼虫かね。蝉の幼虫でも良い。それを取り巻くような陶蟲夏草の数々。 通路の頭上にひっそりと掛けられていた一対の飛翔天使像。 これがまた素晴らしいのだが、もっとよく見える高さに置いて欲しかった。 こういう技術水準の陶像を作れるようになりたい。 こういう壁面装飾の陶器も自分の好みの羊やら蟲やらで作ったら楽しいかもしれない。 背景はトルコ青、盛り上がった部分は白の陶板もありかもしれない。板に貼り付けるならば細い脚も再現しやすい。

    ヴィクトリアアルバート美術館で拾った作陶ネタ - はんなりマンゴー
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    k10no3 2023/06/25