今日も又 一日中霙まじりの雪が降り 飛行機のジェット音が 南の空から 頻繁に聞こえた。 朝の暗い内から 除雪ブルドーザーが 地響きと除雪の音を立てて通った。 野鳥の餌台に 二つ切りにしたみかんを置くと 雑食のシジュウカラ ヤマガラが 入れ替わり飛んで来て くちばしで雪を跳ね飛ばしながら みかんを突いた。 屋根から 今日も雨垂れが忙しなく落ちた。 陽が出ている時は キラキラと美しい。 そして 小屋のまわり 車のまわりの 雪かきをして体を温めた。
![昨日も今日も同じ - ururundoの雑記帳](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f8f615747d64f6c7aa7e0d7db0650045c72dd24/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FU%2FURURUNDO%2F20230105%2F20230105224805.jpg)
今日も又 一日中霙まじりの雪が降り 飛行機のジェット音が 南の空から 頻繁に聞こえた。 朝の暗い内から 除雪ブルドーザーが 地響きと除雪の音を立てて通った。 野鳥の餌台に 二つ切りにしたみかんを置くと 雑食のシジュウカラ ヤマガラが 入れ替わり飛んで来て くちばしで雪を跳ね飛ばしながら みかんを突いた。 屋根から 今日も雨垂れが忙しなく落ちた。 陽が出ている時は キラキラと美しい。 そして 小屋のまわり 車のまわりの 雪かきをして体を温めた。
雲のそばに小さな半月 小屋の周りの雪は まだ溶けず しかし 風のない 明るい冬の日が続いている。 冬の青空の明るさは特別で いつまでも 上をむいて眺めていたい。 やっと今日の昼過ぎに 年賀状を投函した。 今回はインクの予備もあり 20年余り使っているプリンターの中にカメムシもおらず スピードは遅いが ちゃんと印刷出来た。 宛先は手書きと決めている。 亀岡の小豆畑で 落ちた小豆を拾ったのを貰った。 落ち穂拾いの様に 腰を屈めて集めた小豆。 ありがたくいただこう。 ストーブの上の鋳物鍋で ぐつぐつと甘く煮えたぜんざいを 小分けにして 冷蔵庫と冷凍庫に保存した。 食べる時には こんがりと焼いた餅を ぜんざいに入れよう。
まるで氷河時代か 近未来映画のようだと アメリカの東海岸の様子を ニュースで観る。 そして 気温はマイナス30℃近くにもなった所があると 新聞の記事を読む。 うちのあたりの マイナス2℃が 暖かく感じてしまう不思議さ。 10センチほど積もった雪の朝の そこに残された 動物達の足跡。 白い雪に散らかる 掘り起こした 埋めた生ゴミ。 深夜の小屋の中で 私がテレビを観たり 眠っている間に こんなにも 近くで活動している動物達。 大きな足跡 小さな足跡 それらは真っ直ぐであったり 曲がっていたり。 そんな動物達の 雪の上の足跡を見た時の驚き 雪を被った餌台に飛んで来る野鳥の姿を 小屋の中から 窓越しに眺める楽しさ。 冬の面白さを感じるのは そんな時だ。
友達 知人を含めて 新コロナに罹った人が三人になった。 三年前なら 大変な騒ぎになっただろう。 電話やメールで「罹ったよ」と言い 聞く方も「お大事に」と答える。 大事に至る事もあるのだが 私達が数年の間に コロナに慣れたのか? もらって嬉しい年賀状も 自分が作り 書く作業ははかどらない。 私は明日以降から始める予定だが まず 年賀状を買わないと。 届いた4枚の喪中ハガキに それぞれの家族の思いが見える。 雪が降り 小屋の中で過ごす数日間。 灰色の空から 霙や雪が降るかと思えば しばらくすると 青空が広がり 明るい日差しが窓から差し込む。 それを繰り返しながらの 雪の日を 体を動かし 暖かく暮らしていきたい。
12月24日 午後3時 朝 起きると屋根や木の枝に 10センチほどの雪が積もっていた。 そして 粉の様な雪が降り続いていた。 木の柵の上 木の枝の上 野茨の小さな実の上にも載っていた雪。 時が進むにつれて 雪は牡丹雪になり 夕方には みぞれになり 屋根から雨垂れが伝って落ちた。 除雪された道を走る車のタイヤの音。 その音で 道路が凍っていないのがわかる。 昨日の事。 降った雪も 道路も凍ったが 用事で夫と湖側の街に出かけた。 スタッドレスタイヤ 四駆の車でも 凍った雪にタイヤを取られた。 夕方には山仕事をしていた「おとうと君」が 寒い寒いとうちの小屋に寄った。 暖かい小屋で 三人で コーヒーやら ほうじ茶を飲み りんごケーキと 熱々の鯛焼きを食べた。
無人精米所の前から 貰った玄米を 精米する。 村のあちらこちら ホームセンターの前・・・ 色々な場所に 小さな物置の様な精米所がある。 10キロで100円。 コイン投入口に100円玉を一枚入れると カランと音がする。 モーターが回り始め 懸命に働く精米機。 数分で精米された米は 熱を帯びて温かい。 我が家は二人で 朝食を除き 1日2カップの米を食べる。 買い物帰りに寄った無人精米所。 夕方5時 すでに暗闇だが 空は夕焼けの名残りのバラ色で 国道を走る車のライトが 家路を照らす。 帰り着いた小さな我が家。 少し靄のかかった南東の空に輝く星は 多分木星だ。 荷物を中に運び込み ストーブに薪をくべ一息ついた。
野鳥の餌台 小屋の窓から見える場所 紅木蓮の木のあたりに 野鳥の餌台がある。 合板で作った古くて浅い箱に 枯れ葉を敷き ダンボール ブルーシート 薪等の間にいる 取っても 取っても尽きないカメムシを バラバラと置く。 どこで見ているのか シジュウカラがすぐに飛んでくる。 そして 枯れ葉を上手にポイポイと嘴で下に落とし カメムシを見つける。 そして 木蓮の木の枝に ヒョイっと乗り 忙しなげに 食べる。 灰色と黒と白の羽の 神経質なシジュウカラ 赤茶色と黒の羽の 人懐こいヤマガラ 私がドアを開けて表に出るだけで 高い木の枝からジージーと警戒音を出す。 今日も 冷たい1日だった。 風が強く 濃い青色の空に雲もなく 道も水溜りも凍り それが溶ける事もない。 道路脇の赤い実も 霜を纏った様に見えるのは 凍っているのかも知れない。
「BT 美術手帖」 2022.10 ずっと美術手帖を図書館で予約購読している。 毎回 面白そうな記事と展覧会の案内を読む。 私の若い頃の美術手帖と 今のとでは内容が随分変わり 買うことは無くなった。 そんな私が 表紙を見るだけで興味を持った特集がある。 五木田智央(ごきたともお) 子供時代 学校の先生から漫画みたいだと 褒めらなかった画家の絵画。 楽しみに読んでみよう。 右のページ 「Silence」2021 左のページ 「Blind」 2021 写真を撮るので 整理整頓したのだろうか? 整然とした快適なアトリエ。 読むのが楽しみな特集を 明日から読み始めよう。 bijutsutecho.com
昨日炊いた 金時豆の その後を記しておこう。 たっぷりの水で湯がき 沸騰した後 茹でこぼす。 そして再度 豆をたっぷりの水で炊く。 柔らかくなるまで炊いて 砂糖と少しの塩を加えて もう少し。 水分が鍋の底に少しだけ残る位で終わりとした。 艶々とした濃い赤茶色の豆。 まずは 熱々を味見をし その美味さに満足をした。 そして 今日。 一晩置いた豆は より深い味になり とろみがゼリーの様に変化していた。 これに 白玉粉の団子があれば どんなに美味しいだろう。 数年前に買い 使っていない白玉粉を練り 丸い団子の真ん中を指で押さえ 熱湯でゆがいた。 小鉢に豆と白玉団子をよそい 団子に胡麻を振った。 甘い金時豆を つるりとした団子に載せ食べる。 ストーブの上に載せた 厚手の鋳物鍋。 その助けも借りての 美味しく甘い煮豆が出来た。
10年物のホーキンスの 茶色の皮の編上靴をいつもの様に履いて 首にぐるぐると毛糸のマフラー。 手袋をした手を ダウンジャケットのポケットに突っ込み 降ったり止んだりの小雪の中を歩き始める。 「ポケットに手なんて入れてると危ないぞ」 と 私が私に言う。 風は強く 道路に杉の枝が 引きちぎれた様な姿で落ちている。 鳥達の声は聞こえない。 枯れたボロギクの群生が モノクロ写真の様に見える。 寒いなと感じたら 私はいつも ウォーミングアップと称して歩き始める。 すぐに体は暖かくなる。 そして 冷たい風を心地よく感じる。 秋に貰った金時豆の新豆。 よく乾いていないのは知っていたが それを 引き出しに入れていた。 ビニール袋の中で 白いカビにまみれた赤い豆。 水でザバザバ洗った豆を鍋に入れ たっぷりの水を張った。 ストーブの上で 機嫌よく 砂糖と少しの塩を吸いながらふっくらと炊けた。
NHK Eテレ「パリジェンヌの田舎暮らし」 小さな小屋に住んでいるので テレビもそれに合ったサイズの19インチだ。 その小さな画面のテレビで 私はたまたま出会った面白い番組のシーンを いつもズボンポケットに入れているスマホで カシャッと写真を撮る。 「パリジェンヌの田舎暮らし」は2回目。 パリから 田舎に引っ越した女性が ハンドクラフトの陶器やカゴ アンティークの器や箱 祖母の古いレシピ等々を訪ね歩く。 番組を観ながらの晩御飯作り。 テレビを観ながら 人参の皮を剥いたりしている。 前回は蔓のカゴ、バスケットの制作者への訪問だったが 今回は木の家具を作っている人の作る 木の器を買いに行く話だった。 その作者の家の 白い小さな取り付けの棚に並んだ 陶の器の数々が興味深く そのテレビ画面を スマホで撮った。 このマグカップとピッチャーは同じ人が作ったとか 白の土瓶は日本のだろうとか 暖かい手触り
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