博物館の地域貢献事業の一つとして、 昨日、奥社の社叢を見に行きました… 江戸時代の初期、整備された杉並木を中心に、豊かな生態系をもつ社叢 それを保存していくためには、どんな対策が必要なのか、 戸隠神社や地域の皆さんと考えるためのもの… 博物館も全面的に、協力をしています… 江戸時代の宝永年間に建設されたという随神門 (江戸時代は仁王門でした!) 茅葺屋根にも、多くの木や草が生えています… 台風で倒れてしまった杉の補植作業を行っています。 その障害になってしまう、広葉樹… 伐採して、年輪を調べています… こうした、基礎作業の積み重ねが、社叢を理解するための第1歩です… ニホンジカと思われる食痕も見つかりました… 柔らかい形成層をむしりとったようです… 以前には、この場所にはいなかった獣… 変わっていく自然をどのように解きほぐしていったらよいのでしょうか? 地道な調査といろいろな考え方を組み合