ブックマーク / socius-lover.hatenablog.com (482)

  • 麺喰らう(その 1014)かき揚げきしめん in 住よし at 名古屋 - 今日も 来て しまった

    名古屋名物数あれど、数あるなかのそのひとつ、きしめんは損をしている。うどん、そばと比肩するがゆえに、わざわざ名古屋まで来てべんでもいいがね、となる。 とかく名古屋は個性派グルメが多いのが嬉しい悩みである。味噌かつ、どて煮の赤味噌系、小倉トースト、外郎などの甘味系、ひつまぶし、手羽先など枚挙に暇がない。 麺類に限っても、味噌煮込み、スガキヤ、あんかけスパ、鉄板スパ、台湾ラーメン、ベトコンラーメンなど多士済済、はっきり言って、きしめんまでたどりつけない。 しかし、きしめんはおいしい。関東とも関西とも異なる香り高いダシ、麺は独特の平ったさでフィットチーネのように唇を振るわせ、丼ぶりではカツオ節が舞い踊る。 初めてべたのは、大曽根駅の汽笛亭、平成元年だったかな。部活帰りに立ち文化を知り、大人の階段を登ったようで、立ちいだけに座りが悪かった思い出です。 で、いろいろ調べると、もちろん街のき

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  • 麺喰らう(その 1013)玉子きしめん in 鈴一 at 横浜駅 - 今日も 来て しまった

    4月に夏日なんて、地球温暖化なのか、暖流が蛇行しているのか。汗ばむ陽気のもと、久しぶりに横浜駅を訪ねれば、相鉄の星のうどんにはシャッターが降りている。 首都圏では貴重な博多うどんを出してくれて、なかでもごぼう天うどんが絶品だったな。亡き母の見舞いの途中で寄った記憶が思い出され、少しおセンチになりました。 汗で失った水分と電解質を補うべく、駅前の鈴一へと。こちらはわずかなカウンターのみで、基は完全立ちいのストロングスタイル、文字通りの路麺店なのです。 おじさんたちが丼を片手に持ってべる光景は、どこかユーモアのある絵面ですが、私自身その風景のひとつとなる。きしめんの券を提出し、程なく丼を受け取る。 大好きなのよね、きしめん。麺の組成はうどんと同じだけど、独特の平べったさ、いわば縦横があるのがいい。唇との接地面が広いぶん、熱が伝わってくるのが楽しい。 場の名古屋なら、澄んだダシに花かつ

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    k10no3 2024/04/29
  • 麺喰らう(その 1012)にら担担麺 - 今日も 来て しまった

    2日続けて、ランチにビリヤニ・ターリーをべた。すると、今朝着替えていると、自分の体からかすかにスパイスの香りがする。ええっ、そういうシステムなのっ? スパイスガールズならばベッカムの奥さんだけど、オッサンのスパイス臭は単なる加齢である。いやいや、カレーでしょう、なんて冗談を言う余裕すら出てこない。 で、日はインドから離れようと、担担麺をすする。栄養を考えて、にらをトッピングした自分を褒めてあげたい。とはいえ、ついつい刺激の強い香辛料を求めちゃう。 辛さマシでラー油を多めのホットを選び、 黒コショウをたっぷりかける。卓上のコーレーグスも追加して徐々に刺激を増していく。甘いゴマペーストと好対照をえがく。 少し熱の入ったにらが、上澄みのゴマをまとってやたらとおいしい。キュッキュと奥歯で噛みつつ、細麺をすすれば、刺激された胃がいそいそと消化活動を始めました。 ふうふう、ズルズル、はふはふ、ゴク

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    k10no3 2024/03/20
  • 定食春秋(その 674)ビリヤニ・ターリー(ほうれん草入り、マトン) - 今日も 来て しまった

    昨日ビリヤニ・ターリーをべたとき、後客がほうれん草入りを注文しており、ひどく気になったので、忘れないうちにべておく。どうせなら、マトンにしてみよう。 ビリヤニはインドの炊き込みご飯だから、色んな種類があるのは当然である。ほうれん草というとポパイの好物であり、謎の水煮缶をべてはパワーアップしていた。 露地物はかつてエグ味がきつかったけど、最近は生できちゃうくらいだから、青臭さもないだろう。程なく到着したプレートには、緑というより黒っぽいビリヤニが。 べてみるとそれほど辛みはなく、カレーやライタとの相性がよい。あえて選んだマトンは牛とも豚とも異なる繊維感で、の禁忌が少ないので重宝されるのもわかる。 サラダを喰み、無糖の紅茶を飲みつつビリヤニをべる。BGMはインド音楽かな、ビートルズの「ノルウェイの森」イントロのようなフレーズが繰り返されている。 店員さんが印僑ということもあり、何

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    k10no3 2024/03/19
  • 麺喰らう(その 1011)朝そば in 箱根そば - 今日も 来て しまった

    朝一番のホームの冷えた静けさが好きさ、とは渡辺美里のbelieveの歌詞である。春先なのか、初冬なのか、時期はわからないけどひとけのない駅には、よく似合う。 そんなおセンチな気持ちでホームを後にしたのに、改札を出たらすぐ箱根そば。情緒が壊れつつあるオジサンですが、腹が減っては戦はできぬ、まずはお腹を温めます。 おや、券売機が新しくなっていますね。初めから、そばorうどんが選べるようになっており、さらにカウンターに提出せずとも番号呼び出し方式が採用されている。 コロナ禍以降、より非接触の方向に動いていますね。まあ券売機が使いやすければ、悪いことではないけど。とりあえずお得な朝そばを待てば、すぐに番号で呼び出し。 朝そばは、半裁のお揚げ、さらさらの天かすが乗ったいわゆるむじなに、コキコキのワカメが加わった嬉しいメニュー。朝イチだからか、気持ちネギもフレッシュです。 豊富な具材の隙間からそばをひ

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    k10no3 2024/03/17
  • 定食春秋(その 671)味噌かつ煮定食 featuring もち麦ごはん in やよい軒 - 今日も 来て しまった

    豚かつの醍醐味は、豚肉自体のおいしさはもちろん、サクサクの衣、フルーティーなソース、付け合わせのキャベツなど多岐にわたり、チーム豚かつの総合力である。 ところが味噌かつ。衣、ソースの特長を削ぎ落とし、すべてを茶色に染め上げる。キャベツの清涼感すら必要とせず、濃厚な味噌だれ味を、口一杯にプロデュースする。 一般的な豚かつとは別のジャンルと割り切れば、こんなにオカズヂカラの強い頼れるアニキはいない。18歳の頃、大須の矢場とんで受けた衝撃よ、フォーエバー。 そんなわけで、定期的に赤味噌をべたくなり、少し並んでやよい軒へ。白米おかわり自由ですが、もち麦ごはんを選び、おかわりはしない決意とともに席につく。 正直、赤味噌タレがあれば、白米が限界までべられます。でもこちとら50代、キリがないので1膳で十分。改めて誓ううちに、鉄板風の器にて味噌かつ様の御成り。 まずは味噌汁で箸を湿らせ、端っこのひと切

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    k10no3 2024/03/16
  • 麺喰らう(その 1009)特製白湯ラーメン - 今日も 来て しまった

    白湯は体によい。内臓を冷やすことなく、水分を補給できる。最近では自販機で売られるまでになったのは、緑茶以来の驚きだけど。この場合の白湯は「さゆ」である。 これからべるラーメンは「ぱいたん」であり、濃厚な鶏スープに旨みが詰まっている。もちろん、朝起き抜けに飲むようなものではなく、飲みすぎると確実に太る。 同じ「白湯」表記ながら、微妙に異なるのが面白い。「手紙」は中国語でトイレットペーパーだし、「汽車」は自動車だとか。東野圭吾あたり叙述トリックに使わないかな。 大山鶏からとったスープがご自慢の白湯ラーメン。ここでは鳥取に位置する「だいせん」で、神奈川にあるのは「おおやま」である。東野圭吾あたり…もういいですね。 濃厚なスープをレンゲで確かめると、サラサラしながらも、白濁のうちに旨みが詰まっていて、笑みがこぼれる。ムム、生玉ねぎを発見したので、スープに沈めておく。 細麺はツルツルして、歯ごたえ

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    k10no3 2024/03/13
  • 麺喰らう(その 1008)パイカそば in 豊はる - 今日も 来て しまった

    パイカ。どことなくロシア語っぽい不思議な響きです。調べると豚バラ軟骨をさし、養豚が盛んな青森三沢名物らしい。諸説あるけど、排骨(パイコー)が転じたとか。 こちら豊はるは、立ちいでは珍しく、そば、うどんのほかきしめんも選べる。ノレンをくぐれば、朝早くから活気にあふれ、ご夫婦なのかな、気持ちよい接客です。 名店豊しまから独立したそうで、名物肉そば、厚肉そばもあるけど、ここはやはり元祖を名乗るパイカそばをべよう。券を提出して、水を汲んでカウンターで待つ。 ほどなく、元気なお姉さんがパイカそばを配膳してくれる。見た目は牛すじのようだけど、期待が高まります。まずは丼ぶりを持ち上げて、ツユをふうふう、ゴクリと。 熱くて、しょっぱくて、深みがある。なんでもパイカを炊いたダシが入っているらしく、なるほど魚介系のそばツユとは一線を画するわけだ。正直いって、好みです。 お楽しみのパイカをつまめば、トロリ

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    k10no3 2024/03/09
  • 麺喰らう(その 1007)ラム煮干しらーめん - 今日も 来て しまった

    オシャレな店が苦手である。ドレスコードなどはもってのほかで、間接照明とか、コンクリ打ちっぱなしとか。私の感覚も古いだろうけど、イナカモノには似合わない。 「意識高い系」とくくって思考停止することはないけど、少しすわりの悪い店はある。おいしいのだけれど、緊張する。事くらいは解放されていたいのです。 たとえラーメン店であろうと、オシャレ関係はあるわけですが。こちらジャズの流れる店内、帽子やシャツが黒ずくめの店員、かなり若い客層など、ハードルが高い。 店員さんは私のことなど気にしちゃいないのはわかっているけど、少しネクタイを締め直して店に入る。店頭で目星をつけておいた、ラム煮干しらーめんをべるのだ。 券を買うと、相席で案内される。それはまったく構わないのだけど、二人がけのカウンターで、調味料や箸がお隣さんの前にある。小心者としては、これはつらい。 箸はさすがに取らざるをえないけど、各種スパ

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    k10no3 2024/03/08
  • 麺喰らう(その 1006)むじなそば - 今日も 来て しまった

    でこぼこフレンズをご存じの方もおられるだろう。Eテレのおかあさんといっしょのミニアニメで、子どもが小さい頃はDVDを買い与えるほどお世話になったもんだ。 妖精なのか、妖怪なのか、愛らしいキャラがかわるがわる登場する。そのなかに「あなくま」がいた。アナグマ🦡ってなんだろうと思うけど、イタチ科の仲間らしい。 地方によってはタヌキをアナグマと呼ぶのでややこしい。しかし、タヌキやキツネはイヌ科である。なのにアナグマがせっせと掘った穴にタヌキが住み着くことがある。 こうした習性から、同じ穴のむじなとは「一見関係がないようでも実は仲間であることのたとえ」であり、どちらかといえば悪事を働く仲間たちという言い草である。 今度は、むじなが出てきた。アナグマも、タヌキも、むじなと呼ばれることがあり、さらに混沌としてくる。ちなみに、アナグマとむじなの絵文字は🦡と変換される。 何度もブログで書いたことだけど久

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    k10no3 2024/03/06
  • 麺喰らう(その 1005)山岸一雄監修つけ麺 - 今日も 来て しまった

    冠番組をもつというのは、タレントにとって誉れである。売れっ子アイドルにはありがちだし、芸人がゴールデンに冠番組をもてば一流の証であり、枚挙に暇がない。 「ダウンタウンの」「天才たけしの」「タモリの」「欽ちゃんの」など、どこまでさかのぼればよいものか。ラジオもこの傾向が強いかな。「吉田照美の」「伊集院光の」とか。 さて、日のディナーは「山岸一雄監修つけ麺」。4人前520グラム入りの麺と、別売りで魚介だし、醤油だしのスープが売られている。池袋大勝軒の名物店主ですね。 関係で冠レシピをもつ人は少ない。陳建一とか、平野レミあたりが浮かぶけど、最近はYouTuberが多いかも。速水もこみちとか、尖ったレシピも楽しいんだけどね。 ともあれ、寸胴にたっぷり湯を沸かし、3種のミックス野菜をひと茹で。器に取り分けたら、麺をほぐしながら鍋に入れ、並行して雪平鍋で魚介スープに熱を入れる。 麺が茹で上がったら

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    k10no3 2024/03/05
  • 定食春秋(その 664)濃味コーヒーとホワイトソースのナンピザ - 今日も 来て しまった

    ゆっくりとでも探そうと大型書店へ向かうも、あいにく開店前。20分ぶらぶら待てばいいのだけれど、せっかくなら朝でもとろうと思い直す。さて、どうするか。 すき家もいいけどくつろげないし、たまには趣きを変えて喫茶店にしよう。幸いに良さげな店をみつけ、初めての店に緊張しながら席につく。適度な暗さが落ち着くな。 モーニングメニューが多彩なだけに、悩みも深い。持ち帰りもできるパンケーキはおいしそうだけど、オジサンは塩っぱいものがべたい。おや、お茶漬けもあるのか。 トースト、お茶漬け、スクランブルエッグなど目移りしちゃう。カロリー、塩分、糖質など考慮すべきことは多岐にわたり、落とし所として、目新しいナンピザを選ぶ。 ドリンクも濃味コーヒーとやらに決めて、注文を終えてようやく人心地つく。店内を見渡すと、おっ、スポーツ新聞があるね!ずいぶん、久しぶりだけど読んでみよう。 就職活動をスポーツ新聞で乗り切

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    k10no3 2024/03/03
  • 定食春秋(その 663)紅鮭の塩焼定食 - 今日も 来て しまった

    焼き鮭ときくと、塩っ辛くて、端っこを少しつまんだだけで、ごはんを何口かかきこめるイメージである。保存を目的とした塩漬けが味付けも兼ねた、合理的なおかず。 幼少の頃は鮭としか思ってなかったけど、白鮭、銀鮭、紅鮭、アトランティックサーモン、キングサーモン、サーモントラウトなど種類も多く、知らずにべている。 ざっくりいうと、白鮭は国産の天然ものが多く、銀鮭は国内外の養殖もの、紅鮭は海外の天然ものが多いらしい。サーモン系は淡水魚で輸入ものが多く、生できる。 何回か調べたけど、すぐに忘れてしまう。たぶん、むかしわが家にお歳暮できたのは白鮭の塩鮭だったんだな。思い出すだけでツバが出てくるほど塩っぱかったな。 さて、日は紅鮭。アラスカ、カナダあたりの北太平洋産が多いらしい。白米、味噌汁、焼き魚といったザ・和でも、輸入に頼らねば成り立たず、円安が心配です。 味噌汁で箸を湿らせたのち、中央に鎮座する

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    k10no3 2024/03/02
  • 定食春秋(その 662)クワトロセット in ライク - 今日も 来て しまった

    ひとり◯◯がどこまで可能か。人それぞれ限界は違うだろうけど、オジサンは基ひとりぼっちです。コロナ禍、核家族化、飲み会離れなど、原因はいろいろだけどね。 映画ラーメン店あたりは余裕で、なんなら動物園もいける。居酒屋も大丈夫だけど焼肉屋はあまり気が進まない。団体席を1人で埋めることに、後ろ髪ひかれるのだ。 肉がべたいときステーキやトンカツを選ぶけど、やはり焼肉がべたい日もある。週末まで待っても家族でいけるとは限らないし、ひとり客の専門店はありがたい。 たまたま新宿でみかけたこちら、調べると全国チェーンらしい。なるほど、世の中には知らないことがまだまだたくさんあるなぁ。ともあれ、幸いに待ち時間なく入店。 気が早いけど、手渡された紙エプロンを身につけて、タブレットでメニューを選ぶ。定の一番目立つ位置にクワトロセットが。4種盛り、試さねばなるまい。 私の世代だと、クワトロと聞いて思い出すの

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    k10no3 2024/03/01
  • 麺喰らう(その 1002)春菊天そば - 今日も 来て しまった

    春菊の旬が終わろうとしている。ハウス栽培で通年出荷されているけど、やはり野菜は旬にべるのが嬉しい。立ちいそばのメニュー、小銭と相談して春菊天を注文。 春菊天にはかき揚げタイプと姿揚げタイプがあるけど、こちらの店はどっちだったかな。覚えていないけど、そのほうがワクワクしますね。ほどなく出来上がりです。 どうやら、ざく切りのかき揚げタイプで、衣はしっとり系ですね。箸で持ち上げ、熱いツユを吸ったところをガブリといけば、とろとろの衣とほろ苦の春菊がたまらん。 湯気でカメラが曇るほどの熱いツユ、ズルズルとそばをすするとカラダが温まってきます。七味をふってさらにすすれば、ほどけたかき揚げが口に飛び込んできます。 これで500円。コスパとかタイパとかで価値を計算するのは苦手ですが、間違いなくこれはお値打ち。ゆったりとした店内の時間込みで、シアワセなひとときに感謝。 ごちそうさまでした。 ランキング

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    k10no3 2024/02/27
  • 麺喰らう(その 1001)どん兵衛 スンドゥブチゲうどん - 今日も 来て しまった

    ハングル文字を街でよくみかけるようになった。電車や地図など、旅行者の便に資する場所が中心で、英語中国語とともにわが国と近しい国がよくわかる環境である。 英語は大学まで手習いしたし、中国語は漢字だからなんとなく想像がつくけど、表音文字のハングルはさっぱり見当がつかず、法則はあろうけどちっとも覚えられない。 「それでも町は廻っている」という漫画で宇宙人同士の会話シーンがある。書き文字なので何もわからないけど、わずかな会話で母音と子音を読み解く強者がいたという。 見たことのない文字を読み解くのは、確実に才能ですよね。ロゼッタストーンの解読とか、ナメック語の翻訳とか、そういった方面に力を発揮してほしいものである。 순두부찌개 でも、凡夫にとって便利な世の中、スマホで検索すれば翻訳が表示されるのです。ちなみに上の文字列は「スンドゥブチゲ」であり、日語に直訳すると豆腐鍋である。 さて、どん兵衛スン

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  • 麺喰らう(その 1000)春菊天そば+生玉子 in めとろ庵 - 今日も 来て しまった

    麺を喰らうことついに1000回。この間、ブログにあげなかった事も大いにあるのだけど、区切りの数字であることは間違いない。なんであれ、継続は力なりです。 どうせなら大好きな麺をべようと、しばし考えて春菊天そば+玉子を選ぶ。最後の晩餐には少し油っこいので、ランキングとしては、卵かけご飯の次点になるかな。 当たり前だけど、の好みも移ろいゆきます。幼い頃は甘いもの、若い頃は脂っこいものだったけど、オジサン期ではだんだんと和が恋しくなってくるのが必然です。 お袋の味、の手料理、子どもの手作りお菓子。どれもご馳走だけど、あえて執着はしない。ケ・セラ・セラ、レットイットビー、時の流れに身を任せるのが一番かな。 一番客だ、なんか嬉しいや。七味をパラリとかけてツユをゴクリ、やさしいダシと、まろやかなカエシに胃がじわり温まる。玉子が溶け出す前に白身をツルリ飲み込む。 朝イチの春菊天は、上半分はサクサ

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    k10no3 2024/02/23
  • 麺喰らう(その 999)ラーメンランチ - 今日も 来て しまった

    ブログ的にメタなことをいうと、麺をべ続けること999回目である。この情熱と時間をほかの何かに注げば、ひとかどの人物になれたのではないか、と煩悶する。 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。過ぎ去った時間は決して戻らないので、前進しかない。気持ちを切り替え、999に敬意を表して醤油ラーメンを。 そう、星野鉄郎リスペクトで昔ながらのラーメンライスなぞ。澄んだ醤油スープ、叉焼、のり、ほうれん草、ゆで玉子、メンマ。懐かしくもありがたいラインナップ。 スープに油膜が張っていて、湯気が出ていません。レンゲを差し込んで飲めば、あっさりしているのに、すごく深みがあり、鶏がら、豚骨、昆布などの絶妙なバランス。 中太縮れ麺をすすり、鼻腔に残る醤油の香りでライスが捗る。ライスをいくらか噛んだのち、スープで流し込むのが快感。ピリ辛のキムチも、ライスのよきお供です。 ライスにはのりを巻いたり、ほうれん

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    k10no3 2024/02/22
  • 麺喰らう(その 998)排骨酸辣麺 - 今日も 来て しまった

    教科書には無味乾燥な文字が並ぶだけではない。一生を懸けた職業のきっかけもあれば、人生を豊かにする趣味、さらに単なる雑学、ネタのレベルまで玉石混淆である。 なかでも言葉の響きの美しさで忘れられない単語がある。禁中並公家諸法度、カノッサの屈辱、フレミングの左手の法則などなど。口に出して読み上げるとカッコいい。 これらは固有名詞だけど、マンガやゲームは創作なので、超究武神覇斬、魔貫光殺砲、夢想転生などさらにカッコいい。中二病と言われても、男の子はこんなもんです。 もちろん、べ物にも文字面や響きがいかす料理がある。特にドイツあたりは硬質な言語の響きがいいですよね。ザウワークラウト、プレッツェル、アイスバインとか。 もちろん、わが国にも西京焼きがあるけどね(笑)。あと惹かれるのは中華料理、やはり漢字が並ぶと壮観です。馴染みがある文字だけど、意味がわからないのがいい。 長い前置きですが、日は排骨酸

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    k10no3 2024/02/21
  • 麺喰らう(その 997)カップヌードル トムヤムクン - 今日も 来て しまった

    「三大ホニャララ」がある。純粋に数字でランキングを決めているものはともかく、ふわっと雰囲気で決まっているものは少し疑わしい。利権とか、郷土自慢がからむ。 たとえば日で高い山というと、富士山、北岳、奥穂高岳である。ところが、日三大霊峰になると、富士山、白山、立山となる。あれ、高野山とか入らないのね。 白山や立山が悪いわけではない。この括りには根拠があるだろう。でも「はくさん」か「しらやま」かすら知らない人もいそうである。もちろん、はくさんだけど。 さて、日のランチは世界三大スープの1つ、トムヤムクンをベースにしたカップヌードル。ちなみに残る2つは、ブイヤベースとフカヒレ、追ってボルシチだとか。 名前が4つあがっていることからも、少し曖昧で、諍いがあることがわかる。そもそも、三大ホニャララとまとめるのを好むのは日人の習性のような気もしてきた。 ともあれ、トムヤムクン。純粋なスープとして

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    k10no3 2024/02/20