名古屋名物数あれど、数あるなかのそのひとつ、きしめんは損をしている。うどん、そばと比肩するがゆえに、わざわざ名古屋まで来て食べんでもいいがね、となる。 とかく名古屋は個性派グルメが多いのが嬉しい悩みである。味噌かつ、どて煮の赤味噌系、小倉トースト、外郎などの甘味系、ひつまぶし、手羽先など枚挙に暇がない。 麺類に限っても、味噌煮込み、スガキヤ、あんかけスパ、鉄板スパ、台湾ラーメン、ベトコンラーメンなど多士済済、はっきり言って、きしめんまでたどりつけない。 しかし、きしめんはおいしい。関東とも関西とも異なる香り高いダシ、麺は独特の平ったさでフィットチーネのように唇を振るわせ、丼ぶりではカツオ節が舞い踊る。 初めて食べたのは、大曽根駅の汽笛亭、平成元年だったかな。部活帰りに立ち食い文化を知り、大人の階段を登ったようで、立ち食いだけに座りが悪かった思い出です。 で、いろいろ調べると、もちろん街のき
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