保存されるという4列146本のイチョウ並木 赤枠が再開発されるエリア(東京都の報道発表資料から引用) 明治神宮外苑(=略して「神宮外苑」)を再開発する計画があります。 樹齢100年近い木も切るらしいと聞いて、とんでもない計画だと不快感を覚える方もいます。就職先として人気のある伊藤忠商事もこの事業にかかわっていると知って、自然破壊に加担するのかとガッカリする人もいます。 誤解している人も多いんですね。社殿のある明治神宮内苑の森の樹木のことではありません。神宮外苑の「4列のイチョウ並木」も伐採の対象ではありません。 そうと知ったうえで、東京都知事選後の7月10日に遅まきながら現場に立ってみました。私の感想は「それにしてもこんなところに超高層ビルが3棟も建つの?」。 事業者や都から、再開発の意義がもっともらしく説明されていますが、きれいごとばかり。 公表資料から事実関係を少しだけ掘り下げてみまし
![「神宮外苑」再開発の真相 - 北穂高岳で味わう至福のひと時](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b89d921b0ebbf950e4f98c062af1a2f337c58c3d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fa%2Falps6717%2F20240713%2F20240713064833.jpg)