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裁判と本に関するk2lowのブックマーク (8)

  • 書評 - 狂った裁判官 : 404 Blog Not Found

    2007年05月15日03:25 カテゴリ書評/画評/品評Code 書評 - 狂った裁判官 実に貴重なである。 狂った裁判官 井上薫 元が頭につくにしろ、裁判官経験者が一般向けにを書くことなど滅多にない、というよりこの人以外の裁判官経験者が書いた一般向けのがあったら是非教えていただきたい。 裁判官はなぜ狂うのか。 書を丁寧に読めば、それが見えてくる。 書「狂った裁判官」は、「 司法のしゃべりすぎ」を書いて「干された」著者が、その裁判官としての経験を元に現代日の判事、裁判所、そして司法を批判した。裁判官のホンネを聞きたかったら、今のところ井上の著書をひもとくしかない。その意味で井上は司法と市井を繋ぐ実に細い糸である。 たとえば、裁判官は転勤が多いのに、休暇で海外旅行に行けないそうだ。多忙だからということもあるが、その合間をぬってスケジュールを立てても却下なのだそうである。こうい

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  • Passion For The Future: 裁判官の爆笑お言葉集

    裁判官の爆笑お言葉集 スポンサード リンク ・裁判官の爆笑お言葉集 裁判の傍聴をライフワークにする著者が書いた、当にあった裁判官のお言葉と解説。裁判官という、真面目で仏頂面のイメージが崩れ去っていく。面白い。 たとえば有名な話では、「この前から聞いてると、あなた切迫感ないんですよ」と姉歯被告は裁判官に怒られた。 裁判には、裁判官が説諭、付言、所感、傍論などの個人的見解を述べる部分があり、そこに人間性あふれる名言、迷言、失言、暴言が飛び出すことがある。著者はたくさんの裁判を傍聴し、そうした発言ばかりを収集して、文脈つきで紹介している。 「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい。」 「二人して、どこを探しても見つからなかった青い鳥を身近に探すべく、じっくり腰をすえて真剣に話し合うよう、離婚の請求を棄却する次第である。」 「暴力団にとっては、石ころを投げたぐらい

  • 『2006年の私的衝撃本!』

    コンビニでパラパラをダ・ヴィンチを立ち読みしていたら、呉智英さんが山譲司さんの『累犯障害者』と『獄窓記』を連載「マンガ狂につける薬」で紹介していたので買ってみた。 『累犯障害者』は以前エントリーで紹介させてもらいましたが、 昨年読んだ犯罪関連分野の中で(私が関わったではなくて)、「知らなくてすいませんでした!」「衝撃的!」「目からウロコ!」「いっき」に読んだを5つあげろといわれれば以下の5つです。端的にいって(不謹慎な言い方をあえてすれば)「すごーいおもしろかった」です。 そののなかで特に忘れられない記述をあわせて5つあげろと言われれば以下をあげます。 1 『刑務所の風景―社会を見つめる刑務所モノグラフ 』 浜井浩一著 受刑者面接風景 (『犯罪不安社会 誰もが「不審者」? 』の第4章にも一部出てきますが) 2 『累犯障害者 』山譲司著 デフファミリー 3 『獄窓記 』山譲司

  • 404 Blog Not Found:裁判所が国を滅ぼす

    2006年10月27日17:15 カテゴリ書評/画評/品評 裁判所が国を滅ぼす センセーショナルなタイトルだが、実は事実の半分しか指摘してない。 裁判官が日を滅ぼす 門田 隆将 なぜなら、その裁判官たちに日を滅ぼさせているのは、他でもない我々なのだから。 書「裁判官が日を滅ぼす」は、ノンフィクションであるが故に、カフカの「審判」よりも恐ろしい。目次をみるだけでガクガクブルブルである。 目次 小野悦男を解き放った無罪病裁判長の責任 「痴漢はあったのか、なかったのか」―同じ証拠で逆の結論 犯人が消えてなくなった仰天判決 裁判上の真実は「当の真実」とは無関係 医師も絶句する「医療裁判」の呆れた実態 元検事も激怒した金融裁判のデタラメ 無期懲役の殺人犯がなぜまた無期懲役なのか 遺族を怒鳴り上げる傲慢裁判長 法廷で不正を奨励するエリート裁判官 少年法の守護神となったコンピューター裁判官 光

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  • 404 Blog Not Found:元刑務官が明かす死刑の全て

    2006年10月23日11:00 カテゴリ 元刑務官が明かす死刑の全て 率直に言って、書「元刑務官が明かす死刑の全て」著者坂氏は、文章が上手な方ではない。何度か読み返さないと、著者が何を言いたいのかわからない。 元刑務官が明かす 死刑の全て 坂 敏夫 それだけに、書には読むだけの価値がある。下手な文章は、坂氏が「中の人」だったことの傍証でもあるのだから。 タイトルどおり、書は死刑の現場にいた人が、死刑の実態がどのようであるかを書いた。目次は以下のとおり。 第1章 二〇〇一年死刑執行はかくなされた 第2章 これが現在の処刑だ 第3章 拘置所の日常と死刑囚の生活 第4章 初めて明かされる死刑囚監房の真実 第5章 殺人犯、その裁きの現場 第6章 死刑を執行するということ 書が下手だと思うのは、死刑の実態を少しでも伝えるべく、光景を劇画化したり、実情に基づいているとはいえドラマを載

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  • 404 Blog Not Found:自白の心理学

    2006年10月15日19:55 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 自白の心理学 「99.9%は有罪」という言葉ですぐに思い出したのが、書「自白の心理学」だ。 自白の心理学 浜田寿美男 日において取り調べを受ける可能性のある人々、すなわち日国に住む者は全員目を通しておくべき一冊だと思う。 同工異曲としては、「取調室の心理学」もあり、これはこれで面白いが、強いて傾向を述べると「自白の心理学」はより鳥瞰的、「取調室の心理学」はより虫瞰的なので、こちらの方をentryでは紹介する。もちろん両方読んでもよい。「取り調べられる前に」書を読み、「取り調べられることになったら」(拘置所で?)「取調室の心理学」に目を通すという使い分けも出来るか。 目次は以下のとおり。 序 自白と冤罪 冤罪は遠い世界の話ではない 冤罪のひろがり 解くべき謎 第一章 なぜ不利なうそをつくのか 宇和島事件と自白 う

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  • Passion For The Future: 死刑のすべて―元刑務官が明かす

    « 文字数、行数、枚数などがわかる文章解析機能エディタ Text Analyzer | Main | このブログ専用の携帯リーダー 「情報考学アプリ登場」By feedAPPLI » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多か

  • 99.9%は有罪-ドキュメント検察官 : 404 Blog Not Found

    2006年10月07日16:45 カテゴリ書評/画評/品評 99.9%は有罪-ドキュメント検察官 「99.9%は有罪」。書「ドキュメント検察官」で一番印象に残った言葉だ。 ドキュメント検察官 読売新聞社会部 この数字をあなたはどう見るだろうか。 そこにあなたは日の精密司法の優秀性を見るだろうか。冤罪の立証の困難を見るだろうか。はたまた罰し易しのみを罰し、罰し難きは敬遠していることを見るだろうか。 私が見たのは、空恐ろしいまでの民主の欠如、だ。 オビより 犯罪を捜査し、法と証拠に基づいて起訴し、裁判で真実を追求する検察官。政財官界の不正に鋭く切り込み、脚光を浴びることもあるが、活動の全貌は国民から見えにくい。検察官の日々の取り組みはどのようなものか。裁判員制度の実施、国境をまたぐ事件の増加など、時代の大きな変化に、検察はどう対応していこうとしているのか。時に世間の批判を受けながらも、「正

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