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ブックマーク / qune.jp (1)

  • 読書メモ - 真理などは馬に食わせてしまえ

    読み残し消化月間なので,『科学はどこまでいくのか』をぼちぼち読みました。出版は1995年なんですけれど,文庫版は2006年ということで,「文庫版のためのやや長いあとがき」が付されています。 著者の池田清彦氏は,高校生の頃『分類という思想』を読んでから,度々読んでいる方です。『分類という思想』については,このサイトでも紹介したことがあったはず(多分)。 同氏の著書は,科学批判が主立ったものなんですけれど,こちらは学術的な用語も少なくて割と読み易く書かれています。(自然)科学は真理の探求を求めているものの,実際のところ,これは one of them なんじゃないの?みたいな話です。「真理などは馬にわせてしまえ」というのは,書にいわゆる表現で(p188),あたしが言ったことじゃありません(と,責任逃れしておく)。 書の前半は,ギリシア哲学から現代(自然)科学に至るまでの思想的な変遷を辿る

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