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ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (10)

  • ニセ科学って言われるのが嫌ならトンデモ科学になればいいのに - novtan別館

    最近読んだ面白かった。 トンデモ科学の見破りかた -もしかしたら当かもしれない9つの奇説 作者: ロバート・アーリック,垂水雄二他出版社/メーカー: 草思社発売日: 2004/02/14メディア: 単行購入: 3人 クリック: 53回この商品を含むブログ (39件) を見るほぼ実証されている科学とトンデモ科学の境目は非常に脆い壁で出来ていて、どちらかに倒れてきてしまうことがよくある。このでは、どれもありえなくは無い(可能性は0%ではない)としつつ、トンデモ度でその信憑性を判定している。科学的な解説というのはそういうものだろう。 しかし。 最近「ニセ科学」と決めつけて、波動やマイナスイオンを批判する学者が目に付きます。学者の知識と経験だけで、将来性が多いに見込める日技術を否定しています。しかも、批判者同士がつるんで仲良しクラブを形成しています。ブログ上での批判も許し難いですが、さ

    ニセ科学って言われるのが嫌ならトンデモ科学になればいいのに - novtan別館
    k2low
    k2low 2007/09/22
  • 典型的な噛み合わない議論の原因 - novtan別館

    何について論じているのか一方あるいは両方の当事者が理解していない 論点についての提示が無いのにいつのまにか議論らしきものに レトリックをレトリックとして認識していない 現場の人間が言っているんだから絶対正しいという現場が実は特殊 全く違う観点について話しているのに用いているアイテムが一緒 一方の目的が事実を明らかにするのではなく、相手を否定すること 一方の目的が論理的に勝利するのではなく、倫理的に勝利することまたはその逆 論点が一方の倫理に抵触する 自分が正しいことのみを主張したい来訪者 クリリン

    典型的な噛み合わない議論の原因 - novtan別館
  • 相手が先にやったから、自分もやり返して良いんだ - novtan別館

    と言う考えが、極めて幼稚に見えてくるのは、そこに「相手が先にやった」という理由しか見えないからなのかもしれない。 殴られた、そのことに対して、自らが相手を殴ってしかるべきと言う判断基準に触れたから殴るのであって、順序性はトリガーをどちらが引いたかを示しているに過ぎない。つまり、相手の行為に対する評価として、自らの基準により、行動を起こしただけのことである。だから、その行為の責任は、自らの判断に帰すべきであり、相手が何をしたから、と言うのは主体的な理由にはなり得ない。 例えば、正当防衛が社会的に許されるのは、相手の行為に対して「放置しているとこちらの生命に関わる」と自分が判断して行動したことが、社会的に容認されているからであって、行為に責任を取らなくて良いわけではない。行為の責任が社会的に軽減されているだけだ。 だから、相手が先にやった「から」、ということを理由に仕返しをするのは、仕返しとい

    相手が先にやったから、自分もやり返して良いんだ - novtan別館
  • novtan別館 - カウンセラーやりたいって軽い気持ちで言う人は今すぐ自殺したほうがよい コメント欄

    追記:いきなり追記ですが、タイトルは煽りすぎでした。が、タイトルへの違和感を中心としたトラバがついてしまったので変更しないでおきます。文内では「考え直した方がよい」くらいの話になっています。追記終わり。 たまたまb:id:Marco11のとこで特集wしてたんで、言及しとく。 僕は大学では心理学を学んだ。まあ、いわゆるモラトリアムと言う奴だ。そちらの道に行くつもりはなかったし、完全に興味位。しかもうちの大学は完全に実験系で、当時は臨床の教授もいなかったくらいだから、当然臨床心理士とかカウンセラーとか、そっち方面は関係ない。それでも、ちょっとは臨床のことを学ぶわけだ。発達も行動もやるしね。そこで知ったことは、人の心のあまりの脆さと言うもの。ガラスのハートっていうけど、繊細じゃなくても砕けない心なんてないよ。もし砕けないように見えたらきっとその心は既に崩壊しているに違いない。 恐ろしいものを

    novtan別館 - カウンセラーやりたいって軽い気持ちで言う人は今すぐ自殺したほうがよい コメント欄
  • サークラの話に違和感 - novtan別館

    サークルに限らず、あるコミュニティーを崩壊させるだけの力と戦略を持った人がいるのは間違いありませんが、色々な事例を聞く限り、いくつかの共通した要因があるように思われます。 権力者に入る情報の一元化 問題解決の場を設定しないコミュニティー 風聞でしか伝わらない人の情報 これって、ある特定の人物が入ってきたことにより顕在化したコミュニティーの脆弱性に過ぎないんじゃないでしょうか。どのようなコミュニティーにも存在するような。 サークルクラッシャーとレッテルを貼られる人は、確かにこの脆弱性を突くのが上手く、意識的にか無意識的にかはともかく、それを利用して自分の立場を持ち上げようとしているのでしょう。でも果たしてそれは責められるべきこと?皆が同じ価値観を持ち、同じように考え、同じように行動するようなコミュニティー(それは数少ない例外を除いてありえない)で無い限り、自分の生来の何かを生かして立場を得る

    サークラの話に違和感 - novtan別館
  • 下手な反論は相手を補強する - novtan別館

    反論が反論になっていないとき、それを論破するのは非常にたやすく、論破されたことで元の論が正しいのではないかという印象を与える。 A⇒Bである いや、A⇒Cじゃね? A⇒Cであることは〜のためありえない。よってA⇒Bである A⇒Bである A⇒Bじゃないのは〜の理由で否定できる 〜の理由は正しくない。よってA⇒Bである A⇒Bである でもB⇒Aじゃないよね A⇒Bは成り立つがB⇒Aが成り立たないのは自明である。よってA⇒Bは否定されない etc... 「よって」の部分はもともとの主張にはない部分であるから、反論があることによってかえって補強材料が生まれた、と言えるのだろうか。よく見ると、この「よって」は全然元の論を補強する根拠になってはいないのだけれども、一見反対論者が論破されたように見えることによって元の論が(よく読めてない野次馬に)あたかも正しいかのように受け取られてしまう可能性があること

    下手な反論は相手を補強する - novtan別館
  • 個人の感想をいちいち気にしてたら政治はできないのだけれども - novtan別館

    「健全」という言葉に対しての反応についての僕の見解として、言葉の意味についてのみ論じてみたのは、その言葉が巻き起こした反応があまりに主観的なバイアスがかかったものばかりだったからであって、僕個人のあの発言に対する感情としてはどちらかというと不愉快ではあった。でも、「そういう点を問題とする事自体不愉快」的なことを言う人もいて、正直そんなんで日は大丈夫なのかと思ったりもする。 社会というのは個人の集まりであるから個々人の発する感情というのは軽視してはいけないものであるのは確かだが、人間が社会というのを作り上げてきたのは種としての最大の利益を得るためには個人の感情を優先してはいけない部分がたくさんあるということが経験として積み重ねられた結果であると思うので、その点で理性というのは個人としての立場や感情を達観して社会としての利益を考えるために与えられたものであると考えている。 例えば医療の問題に

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  • 原則論に拘泥する人は本当に原則論のみを正しいと思っているか - novtan別館

    そんなわけないですよね。ケースバイケースという言葉を全く排除してしまうことはそうはありません。理念と運用は別だ、とおいてから理念について語り、また運用をできるだけその理念に近づけるというのが現実です。だから、原則論というのは大抵の場合、(比喩的な意味の)哲学という言葉に置き換えることができます。 ところが原則論を相手にしたとき、ついついその部分を忘れて重箱のすみ的な反論を行い、議論を台無しにしてしまうということがあります。そんなことは原則を唱える人だってわかっているのです。だからといってその運用のところはある意味妥協でありますから、原則の中に含有させることはできません。原則論にそういった反論を試みる場合、「運用できないから間違っている」と言っているのとあまり変わりがありません。運用は別だってわかっているのに。 もちろん、原則に対する正当な反論はあってしかるべきです。変化する状況に応じて運用

    原則論に拘泥する人は本当に原則論のみを正しいと思っているか - novtan別館
    k2low
    k2low 2007/02/10
    妥協の部分も原則だと思っている人にはこの筋は通らないな。
  • 健全の反対は不健全か - novtan別館

    某発言は考えるきっかけに過ぎず、ここではその内容には関係ない議論をしたいと思います。 通常、何かを健全だと言うときは「来あるべき姿」を思い浮かべていることが多いと思います。ここで言う「あるべき」という思い自体が既にある特定の思想における価値観であることは感覚的に分かると思います。とするとこれは絶対評価であって、その思い描いた「健全」ではない状態のことなんか頭の片隅にもありません。単に「健全」と思いたいことが何であるかの表明なだけです。健全とは機能が上手く動いている状況ですから、色々な切り口で色々な健全さを示すことが出来ます。 じゃあ、その思い描いた「健全」に合わないものが「不健全」かと言うと、必ずしもそう思っているわけではないことが多いと思います。そのことを考えていなかっただけに過ぎないわけです。ただ、健全という言葉のニュアンスが、相対的に優れていることを示すように思えるということが対義

    健全の反対は不健全か - novtan別館
  • サービス残業って何をサービスしているんだろう - novtan別館

    ふと思ったので。裁量労働制を初めとした成果主義の皮を被った残業代抑止策で必ず引き合いに出されるサービス残業。言葉自体は、残業代を初めとした労働の対価を伴わない仕事を行うこと。一つには、実働時間ではなく、アウトプットに対して対価を払うと言う建前。もう一つは、残業を「なかったことにすること」。後者が違法だから前者にしてしまえと言うのがもっとも安直かつ労働者に対して配慮のない施策ですね。 いずれにしても、労働者が、会社に対して「無償で働く」というサービスをしているわけです。サービスってなんか対価を伴いそうな名前ですが、ボーナス残業とかエクストラ残業とかそんな名前だとより一層対価が得られそうだから妥当なところか。いや、いっそのこと「無賃金残業」あたりの直接的な表現に変えるべきかも知れない。 いずれにしても後者のサービス残業は違法でありますが、これもピンきりで、経営者による搾取の構造であったりする対

    サービス残業って何をサービスしているんだろう - novtan別館
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