立川の「あら井鮨総本店」(曙町1)で約36年間、腕を振るってきた新井二三男さんが独立開業した同店。店舗面積は約80平方メートル。数寄屋門をくぐり、細い路地を抜けた先に現れる店舗は、「加賀の城下町や京都の町屋、東京・神楽坂にあるようなシンプルで落ち着いた店」をイメージし、一軒家を改装した。ヒノキの一枚板を使用したカウンターに8席を設けるほか、個室も3室備える。 完全予約制で、メニューは旬の食材を使った料理数品とすしを提供する「おまかせコース」(1万円、税・サービス料別途)のみ。ドリンクメニューは、ビール「白穂乃香」「エビス スタウト」や、シャンパン、ワイン、焼酎など。日本酒は、俳優の佐々木蔵之介さんの生家としても知られる佐々木酒造の「京生粋」をはじめ、店こだわりの酒を「今月のお薦め」として用意する。お土産用に、新井さん考案の、季節の魚と東京うどを使ったすし「笹らぎ」(1,500円~、税別)も