2019年12月13日のブックマーク (1件)

  • 余録:「二兎を追う者は一兎をも得ず」… | 毎日新聞

    「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」。中国の故事か何かに由来していそうだが、これ実は古代ギリシャ起源で欧州に広く分布することわざという。日には明治に入ってきて、修身の教科書で広まったらしい▲ことわざ研究家の北村孝一(きたむら・よしかつ)さんによると、「溺れる者はわらをもつかむ」「火のないところに煙はたたない」など日では西洋のことわざがそれと知られずに定着している。漢文調の「大山鳴動(たいざんめいどう)してネズミ一匹」もその一つだという▲「山々が産気づいて、滑稽(こっけい)なネズミが一匹生まれる」というラテン語に由来し、西洋では大口をたたく人をからかうことわざだそうだ。これに対して日では社会的騒動の顚末(てんまつ)を表すことが多い。たとえば大学入学共通テストである▲英語民間試験が事実上白紙化されたと思ったら、今一つの看板だった国語と数学の記述式試験も延期になるらしい。来週に

    余録:「二兎を追う者は一兎をも得ず」… | 毎日新聞
    k980504
    k980504 2019/12/13
    思考力、表現力、判断力の3要素を評価するのが改革の目標だった。結構な企図だが、そんな難事を50万人もの試験で民間企業に丸投げすればすむという発想が信じられない。3要素とも落第点の文部科学省である