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  • 15歳のニュース 国語に関する世論調査 「盛る」「推し」日常表現に 一方、本来の意味と異なる理解も | 毎日新聞

    気に入って応援(おうえん)している人や物を意味する「推し」や、より良く見せようとする「盛る」といった表現を他の人が使うことが「気にならない」とする人は約8割に上ることが、文化庁が9月29日に公表した2022年度の「国語に関する世論調査」で明らかになった。ネット交流サービス(SNS)の普及(ふきゅう)に伴(ともな)い、インターネット上で使われやすい言葉が、日常会話の場面でも広まってきたとみている。 調査は、国語に関する意識や理解を調べるために1995年度から毎年実施(じっし)。今年3月、16歳(さい)以上の男女6000人を対象に調査票を郵送し、3579人(59・7%)から回答を得た。 新しい表現では、「推し」は82・1%、「盛る」は80・6%が、他人が使うことについて「気にならない」と回答。「冗談(じょうだん)などがつまらない」という意味の「寒い」は78・7%、「異様だと感じてあきれる」を意

    15歳のニュース 国語に関する世論調査 「盛る」「推し」日常表現に 一方、本来の意味と異なる理解も | 毎日新聞
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    k980504 2023/10/07
  • 日本で生きる「マナド人」 | | 助川泰彦 | 毎日新聞「政治プレミア」

    茨城県大洗町にマナド人のコミュニティーがあります。 マナド人はインドネシアの民族の一つでマナドマレー語という独自の言葉も持ちます。 東京国際大学教授の助川泰彦さんは、大洗町で18年にわたって調査を続けてきました。 日との歴史的な関わりもあるマナド人は日でどう生きているか。助川さんに聞きました。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ 日系マナド人 ――マナド人といっても日との関わりも含めてほとんどの人が知りません。 ◆クリスチャンが多く、インドネシアのなかでも独自の文化を持っています。 日との関わりもあります。戦前から在留邦人がおり、大戦中に日がインドネシアを占領したあと、終戦までに現地人女性と婚姻関係を結び子どもを得た日人がいました。 そのため定住者ビザを得ることができる日系インドネシア人(日系マナド人)がいるのです。 私は1986年から3年間、国際交流基金からインドネシア・マナド教育

    日本で生きる「マナド人」 | | 助川泰彦 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    k980504 2023/09/23
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  • みんなの広場:紙の辞書を引くのが大好き=介護支援専門員・丸尾典子・63 | 毎日新聞

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    k980504 2023/09/16
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  • 今週の本棚:『悪口ってなんだろう』=和泉悠・著 | 毎日新聞

    (ちくまプリマー新書・880円) 悪口の「悪さ」を説明するのは結構難しい。人を傷つけるから? 悪意があるから? いや、それだけでは不十分だ。恋人からの別れの言葉のように、人を傷つける言葉は他にもあるし、いじめの加害者による悪口には悪意がないことだってある。 そうした具体例を示しながら、「悪口はなぜ悪いのか」「どこからどこまでが悪口なのか」「悪口はどうして面白いのか」を考察する書は実に明快だ。…

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    k980504 2023/09/16
  • 今週の本棚:『動物たちは何をしゃべっているのか?』=山極寿一、鈴木俊貴・著 | 毎日新聞

    (集英社・1870円) ページごとに刺激的な驚きがある対談というのは、なかなかないが、書はそのケースに属する。小鳥のシジュウカラの言葉を研究する気鋭の動物言語学者である鈴木氏と、ゴリラ研究の権威として著名な山極氏が、中高生でも理解できる優しい言葉と比喩によって、最新の知見を教えてくれる。 シジュウカラの鳴き声にはヘビなど「天敵」の「切迫度」を伝える文法が存在し、時には仲間にウ…

    今週の本棚:『動物たちは何をしゃべっているのか?』=山極寿一、鈴木俊貴・著 | 毎日新聞
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    k980504 2023/09/10
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  • 論プラス:収奪された先住民の遺骨 尊厳の回復を最優先に=論説委員・竹中拓実 | 毎日新聞

    アイヌ民族の遺骨が集約されている「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の慰霊施設=北海道白老町で2022年9月29日午後4時27分、千葉紀和撮影 アイヌ民族の遺骨4体が5月、約1世紀ぶりにオーストラリアの博物館から返還され、国内に戻った。世界的に先住民の遺骨返還が進んでいることが背景にある。人類学の発展の陰で不当に収奪された遺骨は多い。国内でもアイヌ遺骨を返還する動きがようやく始まったが、遺骨を大切に思う子孫らの心情が十分に反映されているとは言い難い。戦前に海外で収集された先住民の遺骨の扱いも大きな課題だ。尊厳の回復を最優先に考え、返還の仕組み作りを急がなければならない。 返還は国際的な潮流 アイヌ遺骨の返還は2017年のドイツに続き2例目。今回の遺骨は1910~30年代に豪州の先住民アボリジニの骨との交換で日の研究者が提供したものだ。先住民の遺骨収集は、骨を分析して人種や民族の来歴を探る人

    論プラス:収奪された先住民の遺骨 尊厳の回復を最優先に=論説委員・竹中拓実 | 毎日新聞
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    k980504 2023/08/19
  • 今週の本棚:『日本語が消滅する』=山口仲美・著 | 毎日新聞

    (幻冬舎新書・1078円) ユネスコの調査で、日で消滅危機にある言語としてアイヌ語、沖縄語などの琉球言語六つと八丈語の八言語があげられる。言語と共に多くの文化が失われるのが恐(こわ)い。これに関心を持たずにいると、日語の消滅もあり得ると著者は指摘する。 言語の消滅原因には、話者の六割近くの死滅、強国による同化政策、自発的のりかえがあり、日語で現在最も可能性が高いのは最後ののりかえだ。明治時代…

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    k980504 2023/08/12
  • 素粒子に未知の種類存在か 米研究所が実験 「標準理論」の修正も | 毎日新聞

    物質を構成する最小単位「素粒子」に、従来の物理学では想定していなかった新しい種類があるかもしれない。常識を覆す発見に迫る実験の経過を、米フェルミ国立加速器研究所のチームが10日、発表した。素粒子の振る舞いを記述し、世界の成り立ちの根部分を説明してきた「標準理論」が今後、修正を迫られる可能性もある。 この実験は、素粒子の一つ「ミュー粒子」の磁力を精密測定する「ミューオンg―2実験」。標準理論に基づき計算した磁力の値と、実験で計測した値にい違いがあり、そこに未知の素粒子が作用したと示すのが目的だ。今回は6年かけて集めたデータのうち前半の解析結果を発表し、順調に計測の精度が高まっていると報告した。最終結果は2025年の見込み。比較相手となる理論値の計算も進んでいる。

    素粒子に未知の種類存在か 米研究所が実験 「標準理論」の修正も | 毎日新聞
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    k980504 2023/08/12
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  • 余録:「語学其物は到底僕には卒業が出来ないから… | 毎日新聞

    「語学其(その)物は到底僕には卒業が出来ないから書物読の方に時間を使用する」。英語教育研究を目的にロンドンに留学した夏目漱石は知人への手紙で「下宿籠城(ろうじょう)主義」を宣言した。知識は豊富でも会話には苦労したらしい▲「会話は学問ではない、技術だから其性質として錬修以外に発達の望(のぞみ)のないものである」。自省を込めてか後にこう記している。日語同様に日常的に繰り返し使うことが重要という考えだ▲実用か教養か。明治以来、英語教育をめぐる論争が繰り返されてきた。漱石自身は教養に傾いたが、グローバル化が進む現代は実用の比重が高まる。3年前から小学校で英語の授業が始まり、中学でもコミュニケーション能力が重視される▲全国学力テストのうち中学3年生を対象に実施された英語能力調査で「話す」の正答率が12・4%にとどまった。数字を見ると驚くが、「読む」「聞く」の正答率は5割を超えている。能力だけの問題

    余録:「語学其物は到底僕には卒業が出来ないから… | 毎日新聞
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    k980504 2023/08/05
  • キャンパる:すたこら 地域の言語学ぶ意義 | 毎日新聞

    大学の制度を使って、他大学で沖縄語を学んでいる。古い日語を元にしているものが多いとされる言葉だが、土生まれの私には、何を言っているかよく分からないほど外国語的に感じる。 昨年度、所属大学でことばについての講義を受講した。日の各地にはそれぞれ地域特有の文化があり、その文化に根ざした独特のことばがある。それなら、歴史的経緯から土とは異なる独自の文化が発達した沖縄にはどんなことばがあるのか。そんな思いから、毎週1時間半の講義を受け始めた。 学んでいて面白いのは、いろいろなルーツの人と会話することだ。沖縄語の講義には、台湾や米国、ブラジルと国際色豊かな学生が集まる。それぞれの国の文化を沖縄語を通して教えてもらううちに、あることに気がついた。ことばは自らを伝える手段だ。同時に相手を知る手段でもある。誰も完璧に話せない言語だからこそ、話す方は一生懸命伝えようとするし、聞く方も誤解のないよう受け

    キャンパる:すたこら 地域の言語学ぶ意義 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/29
  • オタク用語は「大限界」で 名短大生制作、辞典一般書籍化へ 「その道」の熱量つまった一冊 /愛知 | 毎日新聞

    名古屋短大の学生が制作したオタク用語辞典「大限界」=愛知県豊明市の名古屋短大で2023年5月25日、川瀬慎一朗撮影 オタクによるオタクのためのオタク用語辞典が今秋、「三省堂」(東京都)から出版される。新明解国語辞典や大辞林で知られる辞典出版界の大御所が目を付けたのは、大学生がゼミで制作した用語辞典「大限界」だった。【川瀬慎一朗】 辞典のネーミングは、日初の近代辞書「言海」の増補改訂版「大言海」と「痛々しさが許容範囲を超えたオタク」を指す「限界オタク」から。名古屋短大(愛知県豊明市)で教える小出祥子准教授のゼミ生7人が執筆した。准教授が若者たちの間で飛び交うオタク用語に興味を抱いたのがきっかけ。辞典化を呼びかけたところ、ゲームやアニメのオタクを自任する4人と、あくまで「ファン」と主張する3人が集まった。 約半年かけて完成させた辞典はA5判132ページ、821単語を収録した。ジャニーズやK―

    オタク用語は「大限界」で 名短大生制作、辞典一般書籍化へ 「その道」の熱量つまった一冊 /愛知 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/22
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  • 今週の本棚:鴻巣友季子・評 『通訳者と戦争犯罪』=武田珂代子・著 | 毎日新聞

    (みすず書房・4950円) 安全と中立性を守るための提言 十二世紀ルネッサンス期には、重篤な誤訳を犯した翻訳者は重刑に処されたという。翻訳者の使命を綴(つづ)る書物はつとに多いが、それに比べて通訳に関する専門研究書が一般読者に届くことは少ない。その意味でも書はきわめて貴重なモノグラフである。 戦地や戦場に同行する「従軍通訳者」に対象を絞り、通訳者の倫理と責任と保護について深く論じる。通訳者・翻訳者は「黒子」や「導管」のように透明な中立者だという桃源郷的な理想論は打ち砕かれるだろう。書によれば、アジア太平洋戦争のBC級戦犯裁判における英軍裁判では、三十九人の通訳者が起訴され、じつに三十八人が有罪となり、九人(うち台湾人六人)が死刑に処されたという。 著者は通訳の言葉(テクスト)ではなく通訳者という「人」に焦点を当て、その生い立ち、国籍、学歴、軍の成員なのか軍属なのか現地の臨時雇いなのかと

    今週の本棚:鴻巣友季子・評 『通訳者と戦争犯罪』=武田珂代子・著 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/22
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  • 「チョッコン」「ペンラ」 オタク学生の熱量が詰まった辞典の中身 | 毎日新聞

    名古屋短大の学生が制作したオタク用語辞典「大限界」=愛知県豊明市の名古屋短大で2023年5月25日、川瀬慎一朗撮影 オタクによるオタクのためのオタク用語辞典が今秋、「三省堂」(東京都)から出版される。新明解国語辞典や大辞林で知られる辞典出版界の大御所が目を付けたのは、大学生がゼミで制作した用語辞典「大限界」だった。 「その道」が集めた821単語 辞典のネーミングは、日初の近代辞書「言海」の増補改訂版「大言海」と「痛々しさが許容範囲を超えたオタク」を指す「限界オタク」から。名古屋短大(愛知県豊明市)で教える小出祥子准教授のゼミ生7人が執筆した。准教授が若者たちの間で飛び交うオタク用語に興味を抱いたのがきっかけ。辞典化を呼びかけたところ、ゲームやアニメのオタクを自任する4人と、あくまで「ファン」と主張する3人が集まった。 約半年かけて完成させた辞典はA5判132ページ、821単語を収録した。

    「チョッコン」「ペンラ」 オタク学生の熱量が詰まった辞典の中身 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/15
  • 今週の本棚:渡邊十絲子・評 『パズルで解く世界の言語…』=国際言語学オリンピック日本委員会・著、風間伸次郎・監修 | 毎日新聞

    ◆『パズルで解く世界の言語 言語学オリンピックへの招待』=国際言語学オリンピック日委員会・著、風間伸次郎・監修 (研究社・1760円) 単色に凝り固まった自分をほぐす 蒸し暑い梅雨のさなかにこのを偶然入手して、さわやかな気分になった。パズルの問題集である。外国語の単語や文章が題材になっている。 ドイツ語やフランス語など比較的なじみのある言語から、マニンカ語やチカソー語など初めてその名前を聞くような言語まで。そういう未知の言葉を、与えられた手がかりから解読していく問題ばかりだ。知らない言語でもだいじょうぶ。読めないまま、ただ眺めて解けばいいように作られている。初級、中級、上級、難関の4レベルで、合計45問ある。 初級レベル最初の問題はスペイン語。手がかりが二つ出されている。mundo(世界)→mundillo(グループ)。escoba(ほうき)→escobilla(ブラシ)。矢印の前と後

    今週の本棚:渡邊十絲子・評 『パズルで解く世界の言語…』=国際言語学オリンピック日本委員会・著、風間伸次郎・監修 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/15
  • 今週の本棚:張競・評 『読み書きの日本史』=八鍬友広・著 | 毎日新聞

    (岩波新書・1166円) 専門的知見で寺子屋の実像に迫る 江戸時代は世界一の識字率を誇り、寺子屋が読み書きの普及に大きな役割を果たした。この俗説は語られて久しいが、真偽のほどは検証されてこなかった。書は期せずしてこの問題に答えた。 古代日人がどのように読み書きを覚えたかは、詳細がわかっていない。「習書木簡(しゅうしょもっかん)」の出土により、仮名が生まれる前後の時代について、その一端を知ることができた。律令制の時代に行政運営にあたる役人は中央と地方を問わず、木簡という短冊形の木片に書写し、典籍の習熟と公文書作成の練習をくり返していた。 片仮名や平仮名が普及すると、仮名交じり文が登場した。多様な文体が混在しているなか、中世末期から近世期にかけて候文(そうろうぶん)体が実用的な文書の主要な表記法となった。ここにいたって、貴族や官吏のみならず、一般の民衆も読み書きを手にすることができた。

    今週の本棚:張競・評 『読み書きの日本史』=八鍬友広・著 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/15
  • 今週の本棚:『日本とは何か 日本語の始源の姿を追った国学者たち』=今野真二・著 | 毎日新聞

    (みすず書房・5280円) 契沖、賀茂真淵、居宣長、富士谷御杖(みつえ)。国学の巨人らが≪日語の始源の姿を追≫う格闘を描く。 契沖『万葉代匠記』が始まりだ。彼は真言宗の僧で文学を愛し梵語(ぼんご)も学んだ。九世紀末に仮名ができる前の万葉集は暗号同然の漢字列。その用例を残らず調べ上げた。イは≪以伊已夷移怡易意異倚≫、ロは…と見当がつくと、伊理比沙之はイリヒサシ=入日さし、などと読めていく。まるでクロスワー…

    今週の本棚:『日本とは何か 日本語の始源の姿を追った国学者たち』=今野真二・著 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/08
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  • 「結婚」の表現、変えませんか? 手話で届ける多様な性 ゲイ公称・ろう講師「ひとりじゃない」 | 毎日新聞

    手話で「結婚」は、「男性」を意味する親指と、「女性」を意味する小指を近づけることで表現する=中嶋真希撮影 ゲイを公称する手話講師、川端伸哉(活動名・かえで)さん(44)が、ツイッターにこんなメッセージを投稿した。 「『結婚』を男女ではなく、指輪で結婚にしませんか?」 日手話では、「男性」を意味する親指と、「女性」を意味する小指を近づけることで「結婚」を表現する。それを、指輪をはめる表現に変えてはどうか、という提案だ。 5月11日に投稿すると500以上の「いいね」が付き、「私も使おうと思います」「結婚の自由を全ての人に」などのリプライ(返信)も寄せられた。

    「結婚」の表現、変えませんか? 手話で届ける多様な性 ゲイ公称・ろう講師「ひとりじゃない」 | 毎日新聞
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    k980504 2023/07/08
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  • 今週の本棚:『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』=見坊行徳ほか編著 | 毎日新聞

    (三省堂・2090円) 国語辞典が改訂されるたびに新たに採録されたことばが話題になる。だが改訂で削除されることばもある。使われなくなったり、編集方針が変わったりして。書は歴代の『三省堂国語辞典』とその前身『明解国語辞典』から削除されたことば1000項目を集めたもの。 懐かしいことばがたくさん並んでいる。「こギャル」「地味婚/派手婚」「ニュートラ」「握り金玉(ぎんたま)」……。情報通信に関すること…

    今週の本棚:『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』=見坊行徳ほか編著 | 毎日新聞
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    k980504 2023/06/17
  • 大学倶楽部・専修大:白河から始まる日本語研究 日本語研究者・岩淵悦太郎の業績を紹介 白河市との共催で企画展と講演会開催 | 毎日新聞

    また、丸山岳彦教授は「岩淵悦太郎の話す白河方言を聴こう」と題して、白河方言の特徴や、岩淵が中心になって行った国立国語研究所による大規模な言語調査「白河調査」の詳細について語った。49年に行われた白河調査では、共通語と方言を使い分ける条件や、特定個人の24時間発話調査などが行われた。丸山教授は「言葉を人間生活の中で行われるものとして捉え、社会での言語生活の実態を初めて明らかにした」と調査の意義を説明。岩淵の肉声や50年代の市井の人々の話し言葉も紹介し、言葉を調べ、残すことの魅力を伝えた。 続いて行われたシンポジウムでは、同市出身の松木健一学校法人専修大学理事長、鈴木和夫市長、丸山教授、斎藤教授が白河方言の具体例などについて縦横に語った。松木理事長は「白河方言は温かい感じがする。地域で育まれた言葉の背景には、人々の営み、人間関係の奥深さがある」と語り、鈴木市長は「言葉の数だけ文化があ る。地域

    大学倶楽部・専修大:白河から始まる日本語研究 日本語研究者・岩淵悦太郎の業績を紹介 白河市との共催で企画展と講演会開催 | 毎日新聞
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    k980504 2023/04/15
  • 「桃太郎」方言で読み比べ 四国の高校生、年配者から聞き取り 地形、交流が影響 多様性学ぶ /高知 | 毎日新聞

    桃太郎の方言を金田公民館の宮内則人館長から聞き取る川之江高校の生徒たち=愛媛県四国中央市で2022年8月、同校提供 四国の高校生が桃太郎の物語を4県の方言を使って書き換え、読み比べる郷土学習をしている。同じ地方でありながら山や海など地形の隔たりもあって、語尾や言い回しは異なる。高校生たちは年配者に聞き取り調査を実施。「あたまころばしました」など耳慣れない言葉に驚いた。調査からは四国の地形とも関連する結果が読み取れた。【山芳博】 合同で読み比べをしたのは2021年に始まった「四国高校生探究活動発表会」に所属する3県5校の生徒たちだ。多様な内容について自分で考えて答えを導き出す「探究学習」を授業に持つ池田高校(徳島県三好市)が事務局となって、阿波(同県阿波市)、川之江(愛媛県四国中央市)、高知国際(高知市)、山田(高知県香美市)も参加。今回は分かりやすく、比較しやすい「方言」がテーマに選ばれ

    「桃太郎」方言で読み比べ 四国の高校生、年配者から聞き取り 地形、交流が影響 多様性学ぶ /高知 | 毎日新聞
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    k980504 2023/02/11
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