【中国】新学期スタートを控え、中国でベストセラーの国語辞典「現代漢語規範詞典」の改訂版がこのほど出版された。改訂版には100を超える新語が登録されたが、「品位がない」ことなどを理由に掲載見送りとなった流行語も多かったようだ。京華時報が28日付で伝えた。 今回の改訂版は第3版で、3年の年月をかけ改訂。チャットアプリの「微信(ウェイシン、WeChat)」や「失聯(連絡が途絶える)」、「吐槽(つっこみ)」など、メディアでも頻繁に取り上げられる新語を新たに加えた。このほか、「網購(ネットショッピング)」などインターネットの発展に伴い誕生した新語も多い。 たとえば、「土豪」は「昔、地方にいた横暴にふるまう人」から転じて「農村部のお金と権力を持つ極悪地主」といった意味で、同辞典にもすでに掲載されていた。ただ、この言葉がネット上で新たな意味を持つ言葉として使われるようになったため、第3版では「お金はある