1. クラウド勉強会 物理サーバとクラウドの運用管理の違い 2010.3.24 株式会社ハートビーツ 技術統括責任者 馬場 俊彰 Copyright (C) 2005-2009 HEARTBEATS Corporation. All Rights Reserved. 2. 株式会社ハートビーツ MSP(Management Service Provider) ● OSSを活用したインターネットサービスが得意 ● ビジネスが成功すること ● システムがサービスを提供し続けられること ● 24時間有人監視+一次対応、サーバ管理 ● 障害対応エクスプレス ● インフラ診断コンサルティング ● アーキテクチャ検討 ● インフラ見直し、仮想化・クラウド活用 ● インフラ無料相談 ● フルマネージドロードバランサ Copyright (C) 2005-2009 HEARTBEATS Corporati
先日のデブサミ2010でも話した(デブサミ2010の資料"クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例"を公開します+α)のですが、Amazon EC2のサーバからメールを送信すると、一部分の宛先(メールサーバ)では、迷惑メール(SPAM)扱いされ、突き返されちゃう事があります。 それをどう解決したかという話。 Twitterを見ていて、まだきちんとした情報がまとまっていない気がしたので、経験談をまとめてみます。 課題 Amazon EC2のサーバがスパムメール送信に利用されるケースが増えているようで、Amazon EC2で利用されているIPアドレスのレンジ(ネットワーク)が、スパムメールのブラックリストにまるっと載ってしまっているため、メールサーバによっては、門前払いによる受信拒否となるケースがあります。 参考: Amazon EC2を悪用したセキュリティ攻撃
EC2上では、仮想IPアドレスなどのIPレベルの機能が制限されているため、仮想IPアドレスを使用した冗長化は基本的には使用できません。が、DNSを使用することで、VIPほどの精度は高くないもののMySQL Multi-master構成を構築することができました。 今回は、MySQL Multi-masterの切り替え用の支援ツールとして、Multi-Master Replication Manager for MySQLを使用します。このツールでは、MySQLの死活監視と仮想IPアドレスの切り替えを行ってくれます。 もちろん、EC2上では仮想IPアドレスは使えないので、そのままではうまく動作しません。ここで、このツールに含まれるns_agentを使用することで仮想IPアドレスではなく、DNSによる切り替えができるようになり、EC2上でMulti-masterを構築することができます。 今回
こないだ初めてスノボ体験しました。agoです。 弊社ではAmazon Web サービスを利用してmixi、モバゲーアプリを提供していますが、その中でも今日はRDS(MySQLホスティングサービス)の利点と欠点を紹介したいと思います。 利点 設定が容易 my.cnfを設定せずとも各instance classに合わせて各種パフォーマンス項目が設定済みのため、設定を変更せずとも使用開始時からある程度の性能を出すことが可能です。 AWSのSecurity Groupsと連携できる EC2 instanceはサーバ負荷によって台数が増減するため、通常のIP制限では台数を変更するたびに制限するIPを変更する必要があります。 これに関しては通常のEC2 instanceでMySQLサーバを立てるときにも専用のSecurity Groupを用意することで連携は可能ですが、RDSの場合、RDSを使用してい
昨日まで目黒雅叙園で開催されていた「Developers Summit 2010」。TwitterのTLを眺めていても、雪降る東京の寒い街中で、本当に熱い熱気に包まれていましたよね! # http://labo.artry.net/devsumeet/tweets そのクラウド構築事例のセッションにて、Amazon EC2での構築・運用事例として発表させていただいた資料を公開します。 # 使っているフォントが悪いのか、崩れている部分が多く、少々見辛くて恐縮ですが。 クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例 from Yuuki Namikawa 正直、前日までどういう内容の話にしようか、かなり迷っていました。来場いただく方々がどういった内容を求めているのか、期待されているのか、を掴みきれずに。 しかし、いただいている時間が、テクニカルセッションであることと、
2010/01/15 米アマゾン傘下のAmazon Web Servicesは1月14日、クラウドコンピューティング上でシステム構築を行う場合のベスト・プラクティスをまとめた「Architecting for the Cloud: Best Practices」を公表した。 これまでにも同社は、AWSのサービスを組み合わせてスケーラビリティや可用性を実現する事例を紹介したり、具体的なサービスの組み合わせ方などを解説する文書を公開してきた。今回新たに公開されたホワイト・ペーパーは、こうした解説の集大成と言えるもので、自社だけでなくマイクロソフトやIBM、グーグルが公開しているホワイト・ペーパーも参照している。 20ページの英文PDFはクラウド一般のメリットや特徴から説き起こし、AWSの各サービスの簡単な解説を続けた後に、クラウドの各種の特性を最大限に引き出すシステムについて、一般論としての概
一ヶ月ぶりになってしまいました。もりやまです。 今回は Amazon EC2 で使う AMI の作り方です。 以前から EC2 上へのアプリのインストールや設定をしたことはあったんですが、今回始めて自分でインスタンスを作るところからやる機会ができたので、せっかくなので自分で AMI を作るところからやってみました。 基本的には公式のドキュメント通りですが、いくつかハマった点もあったので、最初から説明していきます。 インストールする OS は CentOS 5.3 ですが、yum が使えれば他のディストリビューションでも同じ手順でできると思います。 作業はすべて root で行います。 事前に ec2-ami-tools のインストールと、AMI を公開するアカウントの X.509 証明書と秘密鍵を用意しておいてください。アクセスキーとシークレットアクセスキーも使用します。 イメージ用の l
■ [linux][perl][taro-web.com] サーバ移行しました EC2 に移行しました。mysql の db とか /home とかメールディレクトリとかを EBS に置いた。 あと qmail から postfix + dovecot に移行したり。 postfix はバーチャルドメイン対応で、/ebs/<domain>/<account>/Maildir/{cur,new,tmp} なメールディレクトリに配置するようにして、dovecot の sasl を用いて SMTP-AUTH 対応したので、/etc/postfix/virtual と /etc/dovecot-passwd に追記しつつ、メールディレクトリも作ってくれるツールが欲しいなと思って、探さずに書いたw まぁ、qmail + vpopmail からアカウント移行するのにバッチ処理したかったんだけども。 h
Amazon EC2用Centos5イメージを作って、EC2上で動作させてみる過程のメモ。 記述量が多くなったので、ページを分けてみた。 1.AWSのアカウントを取得して、ツールのセットアップを行う 2.Centos5のディスクイメージを作成する。 3.Centos5のイメージを、EC2向けにカスタマイズする。 4.作成したOSイメージを加工して、S3にアップし、EC2のマシンイメージとして登録する。 5.マシンイメージの実行、停止、マシンイメージの廃棄。 はじめに、AWSのアカウントを取得して、ツールのセットアップを行う。 参考にした記事: Creating an AMI through a Loopback File Bundling a Linux or UNIX AMI Amazon EC2 用に自分で CentOS 5 のイメージを用意する 1.事前準備 (1
2008-12-01 01:18 | IT, エントリー CloudFrontで生まれ変わるか EC2は日本からだと相変わらず帯域がもっさりしているんですが、Amazon CloudFrontがリリースされて、利用方法を工夫すれば、まともに使えるのでは?と俄然注目です。 CloudFrontはS3上に配置したファイルを展開するCDNで、しかもキャッシュサーバーが日本国内にもあるので、静的なコンテンツはCloudFrontで配信、動的なコンテンツはEC2で配信と分散すれば体感はだいぶ速くなるんじゃないでしょうか。 Amazon Machine Image(AIM)を作る その実験に先立って、いざという時に安心して使えるEC2用のイメージを持っておこうと思い、使い慣れているCentOSのオリジナルイメージを作ってみました。 作成したイメージファイルを圧縮・分割してS3上に置いた上で、EC2にA
クラウドコンピューティングに乗り出す際の最大のセキュリティ上の懸念は、顧客情報・書きためたポエム・マル秘画像などを誰かに預けるところにある。「財布などの貴重品は肌身離さず、自分の近いところに置いておく」という今までの常識に反する行動を迫られるのである。クラウド恐ろしや。まして預ける相手がAmazonという140億円の追徴課税を命じられような事業者であればなおさらである。 この誰しも感じる不安を払拭するためにAmazon Web Services (AWS) は自社のセキュリティ対策をまとめた文章を公開している。 Amazon Web Services Security ホワイトペーパー (PDF注意) 要は「Amazonはこんなに頑張って皆さんのデータのセキュリティを確保していますよ」という販売促進の一環である。しかしよくまとまっていて、Amazonのサービス利用を検討している人だけでなく
モバツイ以外にも実運用で回してるEC2な人たちは結構いると思うのですが、参考までに。 モバツイッターがAmazon EC2の人柱をやってくれている モバツイッターがAmazonEC2に移行しようかなとのこと。 さっそく性能問題にぶち当たったらしいし、ナイス人柱。 前にあるイベントで、EC2を活用されているHeartRailsの方にモバツイの構成をEC2に移転したらどうなるか?みたいな話をお伺いしたら、すぐ8万円/月ぐらいに構成になってしまう、と言われたのですが、大体、どんぴしゃな感じでした。 (追記:なお個人でWebサービスをスモールスタートする場合は、サーバの運用知識がそこそこある前提で、まずは自宅サーバから運用すると良いです。月間600万PVぐらいまでなら、HP ML115G5 + Phenomでこなせるハズなので。その辺についてはまたいずれ書きます。) ■EC2とは? 既にご存じの方
Amazon.com の EC2 を使うメリットを教えてください EC2 をカンタンに説明すると,本来サーバを借りて行うサービスを立ち上げるためのプラットフォームで,利用を開始すると仮想的なマシンが立ち上がり,サーバのように使えます(仮想サーバ) ベンチャーがサービスを始める際に EC2 を使うと,物理的にサーバを買う必要が無く,スケーラビリティに優れていると言われていますが,先行するホスティングサービス(Dedicated,VPS)であっても,サーバは買わなくても良くて,利用料金さえ増額すれば,何台でも増やせます(初期費用もほぼ無料に近いですね) 多重化されている,というメリットもありますが,ホスティングサービスであっても多重化は少しのコストを負担すれば可能ですし,そもそも安いサーバを複数台使う事だって考えられます EC2 を 24時間使い続けると,最低でも月額$72掛かります.安いホス
Amazon EC2の利用を考えていますか? 筆者の管理サイト「MOONGIFT」は、2008年3月にAmazon Web Services(AWS)が提供する『Amazon EC2』(Amazon Elastic Compute Cloud)上での運営に切り替えました。今年に入ってから"クラウド"という単語が出回るようになり、その先駆者とも言えるAmazon EC2に注目が集まっています。日本の企業や個人であっても利用者が増えているのは事実ですが、実際の利用にまで踏み切れず躊躇している方が多いのもまた事実です。要因としてはセキュリティの確保や、米国のデータセンターにデータが預けられること、速度面での問題など様々に考えられますが、もっとも大きい問題としては未知なものに対する怖さがあるのだと思われます。 そこで今回はMOONGIFTがこれまでAmazon EC2を利用してきた中で感じたメリッ
Cloud Serversは、メモリ256MB/ディスク10GBのインスタンスから用意されていて、 このミニマムのインスタンスが$0.015/時間で借りることができます。1ヶ月利用で$10.8。 256MB以上のインスタンス、例えばメモリ1GB/ディスク40GBのインスタンスでも$0.06/時間。 ディスク容量がネックになる用途以外では魅力的なラインナップではないでしょうか。 特にテスト機や実験機として一時的に利用したいようなケースでは、ロースペック・ローコストはとても助かります。 自動バックアップサービスが無料 バックアップと言ってもデータ自体のバックアップではなく、LVMのスナップショットベースのバックアップになります。 ファイルを個別に取り出すことはできませんが、データを復元する上では全く問題ありません。 このスナップショットがインスタンスごとに3つまでストックできるようになっていて
Amazon EC2/S3および、その他Amazon Web Servicesについて、具体的な使い方を中心に、これまでこのブログ内で色々とエントリを書いてきたので、このエントリに目次代わりとしてまとめておきます。 今後も関連エントリを書いた際に、以下に追記していきますが、場合によっては記載されている情報が古い場合もありますので、その点はご了承ください。(できるだけ気づいた時点で修正しています。) # 尚、ここで紹介しているエントリは、全て私(id:rx7)自身が書き記したものです。 基本の流れを知る Amazon EC2/S3を使ってみた - 1.AWSへの登録〜S3を使う Amazon EC2/S3を使ってみた - 2.EC2が起こすイノベーション Amazon EC2/S3を使ってみた - 3.EC2起動後〜AMI作成 Amazon EC2/S3を使ってみた - 4.EC2で固定IP
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