「ジャパン・アズ・ナンバーワン」。米社会学者エズラ・ボーゲル氏の1979年の著書はあまりにも有名だ。驚異的な戦後復興で世界2位の経済大国に躍り出た日本を、超大国の米国が学ぶ最も良き鑑(かがみ)とたたえた。2075年には12位にそんな奇跡が悲劇に転じて久しい。バブル崩壊後の長期停滞が響き、日本のドル換算の名目国内総生産(GDP)は2010年に中国、23年にドイツに抜かれた。25年にはインドに追
河野太郎デジタル相は3日、必要な人に対象を絞って物資や補助金などを支給する「デジタルセーフティーネット」をつくる意向を示した。税や社会保険料など所得に関するデータを国が一元的に管理する。自らのX(旧ツイッター)で首相になったら実現したいこととして投稿した。河野氏は27日投開票の自民党総裁選への出馬を表明している。8月31日から連日、被選挙権の年齢引き下げなど総裁選の公約をXで投稿している。総
【この記事のポイント】・G20議長国のインド「途上国債務の迅速処理で一致」・欧米の利上げ、低所得国を直撃。「15%が債務危機」・債権国・中国の動向見通せず、危機の火種くすぶる【ワシントン=三島大地】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は13日、途上国の債務問題について迅速な処理が必要との認識で一致し、閉幕した。議長国インドのシタラマン財務相が閉幕後の記者会見で明らかにした。もっとも、
【この記事のポイント】・2035年以降、エンジン車を全く認めない方針を転換・水素とCO2でつくる合成燃料に限り利用可能・普及にはコストや技術に課題が残る【ブリュッセル=辻隆史】欧州連合(EU)は28日のエネルギー相理事会で、2035年にゼロエミッション車以外の販売を原則禁じることで正式に合意した。内燃機関(エンジン)車の新車販売を全て認めない当初案を修正し、温暖化ガス排出をゼロとみなす合成燃料の
岸田文雄首相は24日午後に首相官邸で開くGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で次世代型の原子力発電所の開発・建設を検討するよう指示する。新増設は想定していないという現在の方針を転換し、中長期で電力確保を目指す。来夏以降に最大で17基の原発を再稼働させる。電力不足や脱炭素の遅れといった2050年に向けた構造的な課題を解決するための対策と位置づける。年末までに時間軸ごとに複数の対応をま
トヨタ自動車は、水素をエンジンで燃やす車の販売へ動き出す。耐久レースへの参戦を通じて開発を進めており、このほど市販化を想定した試作車を公開した。走れる距離はまだまだ短く課題は山積み。道のりは「4合目」という。車の温暖化ガスの排出を抑えるため電気自動車(EV)以外の選択肢をそろえる戦略で、液化水素の活用など試行錯誤のさなかだ。3日、静岡県小山町の富士スピードウェイ。24時間耐久レースの会場に、ト
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