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日本語に関するk_ikiのブックマーク (35)

  • 第7回 「させていただく」――誰に「させていただいてる」のか?

    「はじめまして。私、部長待遇でマネージャーを務めさせていただいております郷と申します。このたび、御社を担当させていただくことになりました。以前は、東京におりまして、日を代表する大企業さまのお世話をさせていただいておりました。御社のような中小企業さまは不慣れではございますが、微力ながらお手伝いさせていただきたいと存じます」 お手伝いしていただきたくないですね、こういう人には。 こういうのを慇懃無礼(いんぎんぶれい)といいます。この言葉を、丁寧過ぎてかえって無礼、と思っている人もいるようですが、そうではありません。言い方は丁寧でも、内心は相手を軽く見ている様子を表します。言い方以前にその姿勢がNGです。 こういう人は論外ですが、「させていただく」という表現そのものも、場合によっては問題になります。 プレゼンテーション研修の中で、こういう質問をもらったことがあります。 「私は、ほとんどの語尾

  • http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20080724-567-OYT1T00715.html

    k_iki
    k_iki 2008/07/25
    多数派が定着する日は近いかもしれないが、知っていて多数派に合わせるのと知らずに使うのでは雲泥の差
  • イワタ書体の「喩」のエキスパート字形 - なんでやねんDTP・新館

    またまた作業中に気づいた些細なコト。 例にあげた字はそれぞれJISにおいては別々の経過を辿っている。 「癒」は当用漢字にはなく1981年に常用漢字で追加されたので、83JIS変更ママ現在に。 「愈」は83JISで簡易字形に変更されたが2004で元の78字形に戻った。 「喩」は90JISで4角5画目にヨコの打ち込み(?)のある字形に変更されたママ現在に。 で、いわゆる印刷標準字形としてはエキスパート字形を適用すればこと足りるハズなのだが。 イワタの書体は例にあげたモノ以外にもすべての書体において「喩」のエキスパート字形にはヨコの打ち込みがない。 これはヒラギノがポリシーとしてすべての字形において4角5画目にヨコの打ち込みのあるモノを採用しているのとはちょっと事情が違うと思う*1。 明らかなバグであろう。 こちらも「喩」について、少々関連ありご参照あれ。 (以下071128 20:40頃追記)

    イワタ書体の「喩」のエキスパート字形 - なんでやねんDTP・新館
  • 案外楽しいかもしれないビル文字の世界 - 文字の裏通り

    今日はビル文字の話です。どんどん行きます。 「石井ビル」。「石」の左上のあたりがなんとなく「后」っぽくて、個性的。 「澤田ビル」。「澤」の上のほう、「目」が横向きになった部分が、「四」になってる。めずらしい。 「オガミビル」。どうにも「ミ」に違和感がありますが……。 明朝体の「ミ」を確認してみると……。点の向きを逆に貼っちゃったかも? 「イトーピア」。これに違和感を覚えるのが良いことかどうかはともかく。 音引き「ー」を、普通の明朝体と比べると、書き始めの形が違います。 この「イトーピア」では、縦書き用の音引きを、横に倒して使ったのだと思われます。 音引き「ー」の横倒しはあながち間違いでもなくて、その昔まだ鉛の活字を並べていた時代には、普通に縦書き用の音引きを 90 度回転させて、横書きに使っていたとのこと。 音引き横倒しは、ある意味、「正しい活字の使いかた」だったようです。 「イトーピア」

    案外楽しいかもしれないビル文字の世界 - 文字の裏通り
  • 結 ぶら下げ組について - なんでやねんDTP・新館

    先日の記事で、出版社を通じて活版現場に問い合わせると予告していたが、出版社の方が気を利かせてお尋ねくださったそうで、直接やりとりは出来ず少々消化不良気味だが.....。 作業性についてはコメント欄のせうぞーさんのご意見通り「どっちもどっち」、その発祥についてはご存知ないとのことだった。 今あらためて府川氏の説を読んでみると、「ぶら下げなし」組版が後から生まれたことになってしまっている*1。「ぶら下げあり」組版に肩入れする余りの勇み足では.....と思った次第(読み違いならスミマセン)。 で、コメント欄でせうぞーさんの「んで、どっちが作業効率に寄与するかというと、どっちもどっちなんです。」という活版植字の経験者ご人の貴重な意見をお聞きし、ならばと興味はそのホンマモンの発祥に移行したのだが、これもコメント欄で森洋介さんに「西島九州男『校正夜話』(日エディタースクール出版部)に記述」があると

    結 ぶら下げ組について - なんでやねんDTP・新館
    k_iki
    k_iki 2007/10/19
    要保存稿。リンク先も必読。
  • 明朝体様式のまとめ(2) (明朝体・考)

    ウロコの存在が明朝体を特徴付けていることを述べた。しかし,これには注釈が必要である。 「日」や「目」の横画をみると最上部横画から縦画に移る,いわゆる転折部には角ウロコと称するウロコがあるが,それ以外にはない。このように横画収筆部が縦画に接するケースでは,一般にウロコは付けない。付けるのは横画収筆部が他の線画に接することなく独立している場合である。 しかし明朝体様式として「収筆部が他の線画に接することなく独立している」横画にウロコを付けることは必須なのであろうか。 実は常用漢字表の見出し文字の中で,独立横画にウロコが付いていない文字がある。雨カンムリの文字である(下図--ただしこの書体は常用漢字表に用いられた旧大蔵省印刷局書体ではなく,平成明朝体を加工したものであることをお断りする)。 これは純粋にデザイン上の選択である。どんなに横画が短くとも,たとえばゴンベンなどではしっかりウロコ

    k_iki
    k_iki 2007/08/10
    ウロコの有無に例外的なデザイン差が発生するのは画線の密度による判断か
  • ぶら下がりの「あり」と「なし」 - なんでやねんDTP・新館

    前(d:id:works014:20070518)に パーレン部分のQ数を下げたり、欧文が頻出するような文組で、基的な設定を自分で決められる場合は「ブラ下がりなし/調整量を優先」を選択する と書いたが、思いついて府川充男氏の労作「組版原論」を読み返していて 「ぶら下げなし」組版は、そもそも来タイポグラフィの視点からではなく、活字組版の作業性から生まれたものである。 という記述に行き当たった。結論として 高い作業性を要求される活字組版(例えば新聞や週刊誌)以外の印刷物に「ぶら下げなし」は来必要ないはずである。 とされ、「ぶら下がりあり」の組版を推奨されている。 私が経験した手動写植の場合は逆に「ぶら下がりあり」の方が作業性が良く、「ぶら下がりなし」を丁寧な組版と錯覚していたフシがあると自省している。(手動写植で書籍の文組の経験はほとんどないが.......) とはいえ、現在のDTP

    ぶら下がりの「あり」と「なし」 - なんでやねんDTP・新館
  • ルビかけ処理 その後02 - なんでやねんDTP・新館

    20070602の記事(d:id:works014:20070602)に脚注で追記したとおり、その日の内に丁寧な返信をいただいていました。 その後のやりとりの中で、こちらの希望に応じて、公開を前提にメールの内容をまとめて書き直してくださいました。 以下に、その全文を掲載させていただきます。 ●“JIS X 4051”の表5についての質問への回答 日エディタースクール 小 林  敏 2007_06_05 〈質問の内容〉 “JIS X 4051”の表5の左欄(16)及び(17)と上欄(3)との交差セルが空白となっている.“空白”は“ルビかけ”の誤りではないか? なお,左欄とは“前の文字クラス”,上欄とは“後ろの文字クラス”を意味します.また,(16)又は(17)は“ルビ付き親文字群中の文字”,(3)は“行頭禁則和字”の文字クラスです. 〈回答〉 最初にお断りしておきますが,私は,第3次改正原

    ルビかけ処理 その後02 - なんでやねんDTP・新館
  • リュウミンの'jp83'実装 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    前回のエントリの続き。'jp83'用のグリフ集合229文字のすべてについて、リュウミンの実装字形をAdobe-Japan1の例示フォントである小塚明朝と比較した。以下の図では、(JIS90の規格票例示字体を参照する)標準グリフを青で、'jp83'グリフを赤で表示して重ね合わせ、共通部分を黒で示した。このサイズでは判別しにくい例もあるので、'jp83'タグを付けても字形の変わらないものは黄色地で示した。

    リュウミンの'jp83'実装 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • 'jp83'の実装字形 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    Adobe-Japan1は細かな違いを区別する体系だが、そのグリフ集合を規定しているTechNote #5078(http://partners.adobe.com/public/developer/en/font/5078.Adobe-Japan1-6.pdf)の例示グリフをどこまで忠実に再現するかの判断は、最終的には実装者に委ねられている。 そこで「標準グリフとほとんど変わらないグリフ」を数多く参照する'jp83'タグを用いて、Adobe-Japan1の例示フォントである小塚明朝(厳密にはTecNote #5078で用いられているのは「Pro-VI L」だが「Pro-VI R」で代用)と、ヒラギノ明朝、リュウミンの実装字形を比較してみた。 下図では、'jp83'用のグリフ集合229文字のうちCID順で先頭の9文字に対して、(JIS90の規格票例示字体を参照する)標準グリフを青で、'jp

    'jp83'の実装字形 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • 2004 JIS をめぐる混乱

    2004 JIS ( JIS2004 )について、問題となる混乱を解説します。 [ 2005.08.12. ] ※ この文書の目的は、誰かを非難または攻撃することではなくて、 世間にある誤解または錯覚をほどくことです。 ★ 「個々の文字をどう使えばいいのか」という 実用的な結論については、 下記のページをご覧ください。 → Open ブログ 「文字使用の指針・まとめ」 このページには、「指針1」「指針2」「指針3」というリンクもあります。 ★ 文書では、学術的 ・理念的 ・原理的 な 話題 を主に扱います。 文書を公開したあとの新しい情報ついては、次のページをご覧ください。 → Open ブログ 「文字規格」 ここには、細々とした話題がいろいろとあります。 「2004 JIS をめぐる混乱」について語ろう。 新しい漢字規格の問題については、2005年7月末にマイクロソフトが方針を示して

  • 「小塚明朝 Pro-VI」の'nlck'タグの謎 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    OpenTypeフォントのフィーチャー・タグ'nlck'は、「一般の社会生活において表外漢字を使用する場合の字体選択のよりどころ」を示した国語審議会(National Language Committee Council)答申「表外漢字字体表(http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000000518&clc=1000000500)」のグリフを呼び出すものである。追記:コメント欄でのご指摘により「Committee」を「Council」に訂正。 'nlck'用のグリフ集合は、表外漢字字体表のグリフ(印刷標準字体および簡易慣用字体)のうち「JIS X 0213:2000の例示グリフとは違うもの」を抽出したものであり、以下の172文字であると思われる(「ヒラギノ丸ゴ Pro」で表示)。 が、Adobe-Japan1-6フォントである

    「小塚明朝 Pro-VI」の'nlck'タグの謎 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • 朝日新聞の字体変更の中身 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    今日15日、朝日新聞の字体が変わった。そこで、ざっと見て気付いた点など。 Microsoftの場合、表外漢字字体表が「デザイン差」としている差異であっても、基的に字体表の例示字形に合わせる方針であると思われる。一方、朝日新聞は、「デザイン差」に該当する部分の変更は行っていないことが多い(下図の上の行は、今日の朝日新聞朝刊から拾った文字。下の行は字体表のグリフを小塚明朝で示したもの)。 ただし、「デザイン差」を直している例も発見(下図)。 下図は、今日の朝日新聞朝刊で見つけた非・印刷標準字体。何か理由があるのか単なるミスなのかは不明。 今回の字体の変更について解説している記事中に「『辻』は表外漢字だが、社では例外として1点しんにょうのまま」という記述がある。なぜ「辻」だけが例外なのだろう。「『辻』は国字だから康煕字典体は存在しない」というような理屈なのだとは考えにくいが、かといって他の理

    朝日新聞の字体変更の中身 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • Mac OS Xの文字コード問題に関するメモ - 朝日新聞の字体変更

    朝日新聞の1月9日朝刊で次のような告知を目にしたので雑感をメモ。 「約900字」のリスト希望。と思って朝日新聞に電話してみたところ、公開する予定はないらしい。というか、そもそもそのような文書は朝日新聞社内でも出回っていないという。 なぜ今なのか。国語審議会による表外漢字字体表の答申は2000年12月。それからすでに6年以上が経過している。Windows VistaにおけるMS書体の字形変更は朝日新聞の変更とほぼ同時期ではあるが、Microsoftの場合、JIS X 0213の改正(2004年2月)を待った上での変更だから、この時期になったのは理解できる。しかし朝日新聞の場合、単純に表外漢字字体表のサポートと考えるには、タイミング的に遅すぎる気がする。わたしはこれまでずっと、朝日新聞は(答申されたが内閣告示にはならなかった)表外漢字字体表をサポートする気がないのだと思っていた。 システム上、

    Mac OS Xの文字コード問題に関するメモ - 朝日新聞の字体変更
  • ちょんちょんの使い方(使われ方)まとめ。

    いわゆる「ちょんちょん」*1は日語の引用符です*2。 DTPの普及以降、誤用が急増しています。 「ちょんちょん」がフォントのキャラクタに存在しているかどうかという問題はさておくとしても、では、正しい使い方(使われ方)をまとめて記述した資料があるかというと、意外にも見あたりません。校正や組版の解説書でもほとんど無視されています。 そこで、以下にちょんちょんの使い方(使われ方)をまとめておきます。典拠となるものがあまりないので、個人的見解みたいなものですが、多くの書籍や雑誌がこのようなルールに則って作られていることは間違いありません。これが正解と信じてもらっていいと思います。 縦組みのでは。 まず、縦組みのを前提として、「ちょんちょん」の表記は1です。2のようなものは間違いです*3。2は広告でよく見かけますが、マネする必要はまったくありません。 縦組みのの中の横組み部分(キャプションと

    ちょんちょんの使い方(使われ方)まとめ。