今月は渡辺みちお先生のご紹介で、福本伸行先生を訪問しました。 かざま鋭二先生に師事し、現在講談社刊『週刊ヤングマガジン』誌面にて連載中の「賭博堕天録 カイジ 和也編」は今秋、実写化され大ヒット中! 人の心理描写を巧みな表現で具現化するその技術は多くのファンの心をわしづかみにしています。お忙しい中そんな漫画を描き続ける先生の素顔に近づいてみました。 ▼ご出身は…? 神奈川県の横須賀市です。 ▼少年時代はやっぱり漫画を? 子供のころはたくさん読んだという印象はないですね。 ▼漫画の道について考え始めるようなるのはいつ頃ですか? 18歳の高校3年時、進路指導で私だけが進路を決めていないので先生から、「福本お前は何がしたいんだ?」って言われたんですけど、特別に答えなかったんです。でもその頃になると漫画は好きだったので、将来は漫画家になろうっていう思いは秘めていたんですが黙っていたんです。