長期投資をするなら、毎月一定額ずつ投資信託を買い付ける「積み立て投資がよい」と言われています。その積み立て投資をすると何が起こるのか? を丁寧に説明したのが本書。筆者の星野さんからご献本いただきました。 積み立て投資は、毎月少しずつ金融商品を買い付ける方法で、一定額ずつ買い付ける場合には「ドル・コスト平均法」と呼ばれたりします。 本書では、そのドル・コスト平均法での積み立て投資を行うことで、いかに安心して投資ができるかを具体的に示した点が特徴です。例えば、この表紙のグラフ。右肩下がりのグラフで最後にちょっとだけ上昇しています。こんな値動きの金融商品に投資した場合、いかにも損してしまっているようなイメージですが、実際に積み立て投資をした場合には、こんな値動きでも結果は儲かっているのだ!という驚きが、本書の最大の魅力。 このグラフでは、毎月1万円を10年投資するとして、最初の7年間は右肩下がり