がんの治療医が「緩和ケア」について情報発信する理由はーー。※画像はイメージ 出典: Getty Images 海外での安楽死の事例がニュースになると、患者さんからも「安楽死したい」という要望が出ると、主に抗がん剤でがんの治療にあたる腫瘍内科医の勝俣範之さんは話します。しかし、そこには誤解があり、「極端な選択肢を考える前に、できることがたくさんある」と勝俣さん。がん治療の現場から見た、その別の方法である「緩和ケア」の重要性について、勝俣さんに話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) <プロフィール>勝俣範之(かつまた のりゆき):日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授、外来化学療法室室長。1963年山梨県生まれ。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業後、国立がんセンター中央病院内科レジデント、内科スタッフ。国立がんセンター医長などを経て、2011年より現職。日本臨床腫瘍学会
