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ブックマーク / www.satonao.com (11)

  • www.さとなお.com(さなメモ): 「テレビCMでモノが売れた時代って本当にあったんですか?」

    広告宣伝関係者諸君。 いま、ボクは「さとなおオープンラボ」というのをやっていて、有志で集まっていろいろ研究しているのだけど、昨晩のラボ後、まだ社会に出て数年目の女性から質問があったですよ。 「あの、、、テレビCMが効いた時代ってホントにあったんですか?」 「ん?」 「さとなおさんは『情報洪水以前に比べてテレビCMが格段に伝わりにくくなった』っておっしゃいましたが、テレビCMが効いてモノが売れた時代って当にあったんですか? 私、想像つかなくて・・・CM見てモノを買うって当にあり得るんでしょうか?」 ・・・一瞬絶句。 当然のように「CMは元々とても効いていた」という前提で講義を進めてしまっていたけど、そうか、その前提自体が共有できてない世代がもう社会人か・・・ ここまで素直に疑義を呈されると「そういえば効いてた時代ってどんなだったっけ?」と遠い目になる。いまでもやり方と使い方を変えれば効か

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  • www.さとなお.com(さなメモ): 神プレゼンに馴れてしまった後の「TEDxTokyo 2013」雑感

    先週の土曜日、「TEDxTokyo 2013」に参加してきた。 去年はじめて招待をうけ、今回で2度目。 去年の興奮の模様はここで書いたけど(TEDの基的な説明もリンク先に書いてあります)、新鮮かつ刺激に満ちた一日で、いまでも順を追って反芻できるほど印象深かった。今年も期待たっぷりに出かけたのである。 セッションだけで朝9時から18時半まで、その後のパーティを入れると21時半までの長丁場。 とはいえ「飽きない」ということは行く前から知っている。そのくらいTEDのクオリティを信頼しているし、その信頼に応えてくれる確信もある。それは今でも変わらない。 ただ、去年と比べて観客側(つまり自分)に変化があったとは思う。 それは「この1年で神プレゼンに触れる機会がべらぼうに増えた」こと。 TEDが日で普及し始めた数年前は「こんなにすごいプレゼンやこんなに新鮮なアイデアが、世界にはこんなにたくさんある

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  • www.さとなお.com(さなメモ): 「効率」という言葉が格好悪くなる時代がちょいそこまで来ている気がする

    ここでご紹介するのを忘れていたが、去年、並河進くんにインタビューを受けた。 佐藤尚之(さとなお)さんに聞く「効率じゃないコミュニケーションへ」(前編) 佐藤尚之(さとなお)さんに聞く「効率じゃないコミュニケーションへ」(後編) インタビューというのはおもしろいもので、自分が一方的に話す講演とは違い、自分が潜在的に考えていることが人の意志とは無関係に染み出したりする。 もちろん聞き手がよくないと無理なのだけど、並河くんはその点とても優れた聞き手で、彼人の話をしながら話し手の反応を探っていく。つまり並河くんという触媒をボクに振りかける作業をきちんとするのである。 たいていのインタビュアーは聞き手に徹し、話し手が自由に振る舞えるように一歩引くが、実はそれでは「その聞き手がインタビューしている意味」がない。インタビュアーの個性こそが、そのインタビューを活かしもし、殺しもする。 そういう意味で、

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  • www.さとなお.com(さなメモ): 「目的」が明確になってきて、ようやくカラダの健康という「手段」の大切さが見えてきた

    結局、ココロが整わないと、カラダも整わない。 ココロが前向きにならないと、カラダも前向きにならない。 そのことがよくわかった2週間だった。 先々週「ボクが人生をかけて伝えたいこと」で書いたように、悩み続けた挙げ句かなりいろいろなことが「カラリと氷解」し、ココロがとても前向きになった。元気になった。「あぁ元の自分が戻ってきたなぁ」と実感できた。 そうしたら疲れが格段に減った。わかりやすく減ったなぁ。 その後の2週間で、一日5講演&講義というとんでもない日が2日もあり、3日前の大阪なんて計算したら8時間半も壇上にいたんだけど、自分で思ったより全然疲れなかった。いや、物理的には超ひへーしていたのだが、ココロがとても前向きなので疲れをそんなに感じなかったのである。 当に人間って「ココロ」に影響される生き物なのだなぁと思う。ココロが落ち着いて前向きだと、カラダはそれについてくる。 で、ココロが充

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  • www.さとなお.com(さなメモ): いわゆるひとつの企画のコツ

    前回の「ノマドって『企画の超重要な部分』が抜け落ちる」で、企画について少し触れたので、ついでにもうひとつ。 ボクは広告コミュニケーションを生業としていて、電通で26年、独立して1年半、クリエイティブ畑でCMやウェブやキャンペーンを企画してきた。 最近では「広告」という領域におさまらない仕事も多く、コミュニケーション領域全体を設計・構築する「コミュニケーション・デザイン」が仕事の中心になっている。だから肩書きはコミュニケーション・ディレクター。何をやっているかわからない怪しい肩書きだが、実は人も何をやっているかよくわかっていないのであるw とはいえ先端っぽい仕事ではある。 そう見えるせいか、学生とか若者とかからよく質問される。 「新しい企画や発想ってどうやったら浮かぶんですか?」 そういうとき、たいていの質問者は「アナタは才能があるからいいですね」という目をしてこちらを見ている。新しい企画

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  • www.さとなお.com(さなメモ): めっちゃうまい自家製ジンジャーエールの作り方

    連休中、の優子が「自家製ジンジャーエールの元」みたいなものをいそいそと買ってきた。 毎週土日に青山の国連大学前で開かれているファーマーズ・マーケットや、六木ヒルズなどでやってるマルシェ・ジャポンで購入できるものが、家の近くでも買えたとかで、自家製ジンジャーエール製作の意欲に燃えつつ帰ってきたのである。 写真のように、「ジンジャーシロップ」を作るセットになっている。 おお。見るからに美味しそうではないか! とはいえ、生姜を皮ごと薄くスライスして、鍋に黒砂糖とともに入れて、ひと晩ほど置かないといけないらしいから、すぐには飲めない。土曜日に仕込んで、日曜の夜に飲むことになったですね。 で、家族3人で日曜の夜に試飲したわけなのだが。 これが! もう、なんというか、いまこの瞬間にも、脳内で鮮烈に味を再構築できるくらい印象的な味に仕上がったですよ! 売ってるジンジャーエールってケミカルな味のが多く

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  • www.さとなお.com(さなメモ): スティーブ・ジョブズがいなくなってしまった世界

    アップルのトップページ、グーグルのトップページ、オバマやゲイツやザッカーバーグからの弔辞、銀座アップルストア前の献花の山・・・ スティーブ・ジョブズがいなくなってしまった世界をみんなが哀しんでいる。 横の写真はフェイスブックで共有されていたどなたかが作った画像。 昨日のブログでボクは「破壊」と書いたけど、これは破壊された街で破壊された景色や生活の間近な場所で書いていて、自然に出てきた言葉。 被災地で書いてなければ別な表現になったかもしれません。 ただ、スティーブ・ジョブズが亡くなったことは、ボクの中では「大切な人が理不尽な病で破壊された」みたいな感覚で受け取られているのも確か。なんだかとっても悔しい。「彼がいる世界」で、もう少し彼が何をしていくかを見ていたかった。みなと一緒にそれを楽しみたかった。 そういう意味で、龍馬が暴力で理不尽に命を奪われてしまったことに近い感覚かもしれない。理不尽な

    k_ume75
    k_ume75 2011/10/07
    「「彼がいる世界」で、もう少し彼が何をしていくかを見ていたかった。」
  • www.さとなお.com(さなメモ): 「人生で何をやりたいか」が決まるとき

    やはりこの数日にお子さんが中学受験だった人が多いようで、一昨日の記事に反応をいろいろいただいた。ふいに昔の思い出を蘇らせた方も多かったようでツイッターでもいろんな話が飛び交っていた。泣けるもの多し。 自分の娘の受験の頃をもっと思いだそうと4年前の記事を読み返していたら、なんだか当にせつなくなってしまった。そういえば「そっちの方がいい人生」っていう一昨日と同じ題名の記事も書いていた(これ)。あぁいろいろフラッシュバックするなぁ。 キットカットタクシーの話とかも書いたなぁ(これとこれ) やっぱり毎日の記録を残しているといろいろな感情や場面がよみがえってきて良い。 ちなみに「受験直前のぬるい気分」という記事にこんなことを書いている。 試験受かって、そこそこいい学校行って、そこそこいい大学行って、そこそこいい会社に入っても、別に「そこそこいい人生となるわけではない」、と、サラリーマンを二十年強や

  • 地震が起こったら、まずこれをしろ!

    震度7の真上にいた人間として、どうしても伝えたいことがあります。 それは「地震がおこったらどういった行動をとればいいか」ということ。 経験者にしか語れないことってあると思います。どんなに想像力豊かな人でもその場にならないとわからないことってあるのです。 いろいろありますが、箇条書きにしていきますね。「家自体は倒れなかった」「火事に巻き込まれなかった」ことを前提として話をすすめます。 震度7級の地震だったら、まったく動けません。 近くの家具につかまって身体を支えるのがやっと。183センチの大男でスポーツをわりかしやっていたボクですら、ベッドから一歩も動けなかった。 とにかく「一歩も動けない」と思っておいた方がいいです。 だから火なんか消せません。第一、四方から家具が倒れてきます。下敷きにならず怪我しないのが精一杯でしょう。んー、机の下に隠れるくらいはできるかな、どーかなぁ、というレベル。火事

  • 地震が起こる前に、これだけはしておけ!

    阪神大震災・・・。 あの日、震度7の真上にいた人間として、ちょっとだけサジェスチョンをしようと思います。 それは「地震が起こる前にどういう準備をしておけばいいのか」ということ。 経験者しか語れないことってあると思います。悔恨をこめてお伝えします。状況によっていろいろあるのですが、ボクが実際に体験した例からいくつかピックアップして「備え」について書いてみようと思います。 なるべく少なめに、箇条書きにしていきます。最低限これだけは、というレベルのことです。参考にしてください。 家具の固定、してますか? 「あぁ、わかってはいるんだけど、壁に穴あけたくないし、それにあれってインテリアとしてもちょっとねぇ…」って? ええ、気持ちはよ~くわかります。でもそんなの震災を一度でも経験しちゃえば口が裂けても言わなくなりますよ。だって、家具に押しつぶされて亡くなった方、山ほどいるんですから。 最低限、押しつぶ

  • www.さとなお.com(さなメモ): ad:tech tokyo 終了

    2日間に渡った世界最大級の広告カンファレンス「ad:tech tokyo」が無事終了した。@パークタワーホテル。 段取りも内容も楽しさも海外のそれと遜色なく、第1回目としては大成功だったと思う。事務局の方々、そして武富さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。 おとといの初日は比較的無難な内容だったけど、2日目の昨日はつっこんだ内容のセッションが多く、とても印象深かったしワクワクしたな。 特に「中村勇吾、伊藤直樹、田中耕一郎、岸勇希」という世界トップのクリエーター4人が揃った会(モデレーターが杉山恒太郎という贅沢さ)は圧巻。過去の事例紹介に終わってしまった部分はあったものの、ad:tech におけるジャパン・プレゼンテーションとしては素晴らしかったと思う。ad:techという国際カンファレンスのキーノート・パネルで日人のみの登壇というのは珍しいことだと思うけど、このメンバーなら恥ずか

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