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  • 河北新報 東北のニュース/「さくらんぼ小学校」 東根市が校名変更を決定

    「さくらんぼ小学校」 東根市が校名変更を決定 来年4月に開校する山形県東根市のさくらんぼ小学校と同じ名前のアダルトサイトが存在する問題で、土田正剛市長は9日、市役所で緊急の記者会見に臨み、校名を変更する考えを明らかにした。新しい校名は、9月定例市議会最終日の28日に提案される見通し。  土田市長は「子どもたちへの影響を考え、変更を決断した。市民から投票で選ばれた名前とはいえ、ネット社会に対する認識が足りなかったと反省している」と述べた。  さくらんぼ小の校名は市民から公募し、市民投票で全候補中約17%の票を集めて決定した。新たな校名は、公募で最終選考に残った五つの候補を中心に協議する。既に完成している校歌などは作り直すという。  市教委によると、この問題が報じられた8日から9日にかけ、市役所などに計93件の電子メールが届いた。大半が校名の変更を求める内容で、中には入学予定の児童の保護者から

    k_wizard
    k_wizard 2010/09/10
  • 河北新報 東北のニュース/溶液かけ違い、実験失敗が成果生む 新万能細胞発見

    新たな再生医療に道を開く可能性がある第3の多能性幹細胞「Muse細胞」を発見した東北大大学院医学系研究科の出沢真理教授は長年、再生医学への貢献を目指してきた。今回の発見には、前任の京都大での「偶然の出来事」が大きく影響したという。  出沢教授は千葉大大学院医学研究科で医学博士号取得後、千葉大助手や横浜市立大講師、京都大准教授を歴任し、2008年に東北大大学院教授に就任した。  5年ほど前、京都大准教授だった出沢教授は、共同研究者の教授との酒席に向かうため急いでいた際、培地と間違えて細胞に消化酵素の溶液をかけてしまった。  一晩以上たって見てみると、細胞は全滅している様子だったが、細胞の状態を詳しく確認。消化酵素に長時間さらされていたにもかかわらず、生き残っている細胞を見つけた。Muse細胞の特定につながる発見だったという。  成果について、東北大大学院医学系研究科の山雅之研究科長は「大変

  • 河北新報 東北のニュース 夢の繊維「クモの糸」合成 慶大生命研院生が開発

    慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の大学院生2人が、従来の化学繊維より大幅に環境負荷の少ないタンパク質由来の生分解性繊維を合成することに成功した。強度と伸縮性の高さ、環境負荷の少なさなどが特徴。夢の素材といわれる「クモの糸」の量産化に道筋をつけた研究で、大手企業も注目しているという。  2人は博士2年の関山和秀さん(26)と、修士2年の菅原潤一さん(24)。関山さんは2004年からクモ糸の実用化に取り組み07年、菅原さんとともに研究所内にバイオベンチャー企業「スパイバー」を設立し、研究を進めてきた。  その結果、培養したバクテリアにフィブロインと呼ばれるタンパク質を合成させる量産技術や、大手メーカーとの共同開発による紡糸技術などを確立。高性能タンパク質繊維の合成に成功した。  関連した技術数件の特許を出願しており、国内外の企業数社からも共同研究の申し出があるという。  新素材は「生産

  • 河北新報 東北のニュース 生協サイト閲覧規制 「反体制的団体」に分類

    全国の生協がインターネット上に開設しているホームページ(HP)など生協関連のウェブサイトが、パソコンのセキュリティーソフトで有害サイトとしてアクセスが規制され、閲覧できない状態が続いていることが9日、分かった。  ソフトは生協関連サイトを有害サイトの分類のうち「活動家グループ/反体制的団体」に位置付けており、生協関係者は「全く理解に苦しむ」と困惑している。  ソフトは、ウイルス対策ソフト大手「トレンドマイクロ」(東京)が昨年秋に販売を開始した最新版の総合セキュリティーソフト「ウイルスバスター2009」。  ソフトの有害サイト規制機能を「有効」に設定し、生協関連のウェブサイトにアクセスしようとすると多くのサイトがブロックされ、「このページにアクセスすることはできません」と表示される状態になっている。  宮城県の生協関係者から相談を受けた仙台市の弁護士によると、組合員から3月上旬以降、「生協の

  • 河北新報ニュース 第三の炭素結晶証明 東北大研究グループ、工業向け合成着手

    ダイヤモンドとグラファイト(黒鉛)以外にも炭素の結晶が存在することを、東北大多元物質科学研究所の伊藤正寛研究員(計算材料学)の研究グループがスーパーコンピューターによる計算シミュレーションで証明した。計算では、この新結晶が電気伝導性を持つことも分かった。  同グループは「新結晶で集積回路をつくれる可能性もあり、金属資源の節約や材料コストの削減につながる」として、結晶の合成に乗り出した。  この成果は、米国物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」電子版に掲載された。  これまで炭素結晶は、4の電子結合を持つダイヤモンドのほか、3の電子結合によるグラファイトだけとされていた。  伊藤研究員が存在を証明した新結晶は、ダイヤモンドとグラファイトの中間的な性質を持つ。グラファイト同様、一つの炭素原子に対し三つの炭素原子が対称的に結合。自由電子を1個持つためグラファイトのように電流を通す。  

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