以前も“固結び”だけを使ったキャンプロープワークを投稿したが、山に行った時のメンバーから「ロープワークを覚えたが、どこでどの結びを使っていいのかわからない」と相談を受けた。たしかにそうだと思い、実際に山で1人用タープを張る動画を撮影してきた。“固結び”さえできれば、タープやテントに細引きを結びつけ、ペグや石に細引きを結びつけることもできる。自在結びやトラッカーズヒッチ(滑車)も“固結び”さえできれば、同じ手順で作ることはできる。 “固結び”の難点は、固く締まると解けなくなってしまうこと。引き解けを組み合わせることで回避できるが、それでも手順が少しだけ複雑になってしまう。ロープワークの基本的な仕組みを体に染み込ませてから、他の便利なロープワークを導入したほうが理解が早いと思う。ボクは固く締まったらナイフで切っている。 情報が少なかった昭和の時代には「ふた結びさえできればどうにかなるよ」と教え
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