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  • ねこのお留守番 その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 まゆさんが実家へ帰省中の為、ひとりお留守番をするにゃこさん。そうこうするうちに、まゆさんが帰ると言っていた夕方に。 そこへ人影が… “にゃ、まゆちゃん?” まゆさんからにゃこさんのことを頼まれていたてんまさんは、用事がすんでから様子を見に来たようです。 「遅くなっちゃった。にゃこちゃん、大丈夫?」 「にゃんだぁ。まゆちゃんじゃなくて、てんまちゃんにゃわ」 「この子ったら、まゆちゃん以外には冷たいんだから。まゆちゃんまだ?」 「まゆちゃんはまだにゃわ。てんまちゃん、まゆちゃんに会えなくて、寂しくなったのにゃか?」 「え?」 てんまさんは、にゃこさんの方が寂しくて泣いていると思っていたのですが、そんな様子もなさそうです。 にゃこさんはまゆさんを待つため玄関に出てきちゃってはいますが、凛々しく仁王立ちで待っているようです。 でも遊び歩いていたからか、あちこち汚れが目立ちます。 「にゃ

    ねこのお留守番 その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/29
    まゆちゃんはっけーん。おかえりなさーい。猫は実はすごく視力がいいのではと思うことがあります。まゆちゃんの笑顔があればお土産なんて、お土産なんて。きょうのおみやはなんじゃろな~。
  • ねこのお留守番 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 まゆさんから夕方まで”お留守番しててね”と言われているにゃこさんですが、寂しくて仕方がないようです。 再びひとりぼっちでポ村を歩いています。 もう帰っているかなと思い家に様子を見に行ったら、まゆさんの姿が見当たらなかったのです。 仕方ない。 今はまだ、まゆさんが帰ると言っていた夕方ではありませんから。 「にゃこー!」 「…」 声をかけてきたのは農家を営むケイヒさん。 「なんだよ、元気ないじゃん」 声をかけてくれたケイヒさんには反応せず、にゃこさんは目についた木の上に、またもやよじ登ろうとします。 そこからマリオのジュゲムみたいに雲の上に乗っかって、まゆさんの元に行こうと思っているのです。 「なにしてんだよ。ねこって言ったって危ないぞ。高い所に登って降りられなくなったねことかの映像、よく見るんだから俺」 「なにするんにゃのよ」 「いやだからさ、危ないんだって」 にゃこさんはトウキ

    ねこのお留守番 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/23
    人間は踏み台。おーい、にゃこちゃーん。タオル忘れてるー。ふわふわタオルー。
  • ねこのお留守番 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    にゃこさんはポ村をひとり、とぼとぼと歩いています。 「まゆちゃん、まだかにゃ?」 まゆさんは朝から実家にお出かけ。 ”夕方には帰ってくるからね。大人のねこさんだからお留守番出来るよね?” にゃこさんはそう言われていました。 でもいつもいるはずのお休みの日に、まゆさんがいない。 なんだかいつも以上にさみしい。 「もうそろそろ帰ってくるかにゃ?」 まだです。 だってまゆさんがお出かけしたのは、ついさっきですから。 でもにゃこさんには夕方があとどれくらいなのか、よく分かりません。 まゆさんが帰って来るまで、どうやって過ごしていたら良いのでしょう。 「ふぅ、ちょっと座って待つにゃ」 しばらく手の上で丸まって、じっとしているにゃこさん。 ついでに絵を描いていた画家のトウキさんも、手が動かせないため同様にじっとしています。 にゃこさんはふと、空を見上げる。 「丸っこい雲にゃわ。あれに乗ったらまゆちゃん

    ねこのお留守番 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/20
    あらら、まゆちゃん恋しい病ですね。お医者様にも草津の湯にも治せません。マメチュー先生ならワンチャン、なんとかしてくれるかも。
  • お出かけ前の準備中、まとわりつく猫さん - マメチュー先生の調剤薬局

    料理屋 三すくみ今日は、にゃこさんとイチャイチャ遊んでいたナメ江さん。 しかし、ナメ江さんには午後からお店の準備があります。 「ゴメンナサイ、にゃこちゃんソロソロ」 「わかった!ナメ、またにゃっ」 「にゃこちゃん、バイバイ」 ナメ江さん、にゃこさんが帰ったあとは、お出かけの支度に大忙し。 「早ク、オ店ノ、買イ出シニ、行カナイト」 ”アラアラ、アララ?” お出かけの準備中、全身にねこ毛がついていることに気付きました。 「小ッチャイにゃこちゃん、付イテ、来チャッテルワ」 ”フフフ、でも可愛いにゃこちゃんに包まれているみたい” だけど外出するのに、全身ねこの毛をまみれは少し恥ずかしい。 「ヘバリツイテ、上手ク取レナイワネェ」 小っちゃいにゃこさん、いやいやしているようです。 なかなかうまく、ナメ江さんから離れてくれません。 とっちゃ、やにゃ「ダイブ、取レタカシラ」 ナメ江さんの身体から、にゃこ

    お出かけ前の準備中、まとわりつく猫さん - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/17
    ナメ江さんのお肌はしっとりタイプですから、猫毛ががっつりくっつくでしょう。もっふりふさふさ。フロ次さん、おつかいごくろうさまです。
  • 調剤薬局のPOP その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。 消費者の購買意欲をそそるようなフレーズを、わちゃわちゃしながら考えているようです。 「パゴちゃんは、なんかいいの思いついた?」 「はい、ええとですね」 「なにそれ?説明書?」 「だっだめでしたか?」 「真面目が出すぎ」 「もっと単純にさ。ポ村産ののど飴おいしいよーとかは?のどの痛みもすぐ治ってぇ」 「誇大広告はだめですよ」 「今一番売れてる!ポ村住民大注目!」 「売れてないし注目されてない」 「話題独占!のど飴ランキング第一位!これぞ物ののど飴」 「次から次へと適当なことを…」 「だって文章力ないし、長ったらしいものよりは一発で目を引くフレーズにした方がいいかなって」 「そんなこといったら、コピーライターなわけでもないじゃん。いいフレーズなんてそう思いつかないでしょ」 「とりあえずさ、の

    調剤薬局のPOP その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/15
    ひと粒食べればお口が天国。え~、ポ村の梅のど飴はいらんかね~。村長さん、近い近い。こわいこわい。
  • 調剤薬局のPOP その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、上手に宣伝することにした薬局スタッフ。 「これって医薬部外品ののど飴だよね。処方箋が必要な医療用医薬品でもないから、アピールしても大丈夫なはず」 【医薬品医療機器法】 処方箋に基づいて使用される医薬品については、宣伝広告の対象が医療関係者に限ります。 理由の一つとしては病を告知されていなくても、薬品名から自分の病を知ってしまうことを防ぐためです。 重大な病でも告知されることが増えていますが、やはり精神的なダメージも大きいのでケアが必要なのです。 他、医薬品の服用の仕方を誤ったりすることで、重大な副作用の被害に遭わないようにするためでもあります。 ※医師が処方する、健康に影響を与える可能性のある医療用医薬品は、テレビCMなど広告規制があるのです。 「セルフメディケーションを進めている村長がさ、医薬品か医薬部外品にして欲しいって希望を出

    調剤薬局のPOP その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/08
    普通ののど飴よりトローチの方がいいです。口の中が切れないから。飴をなめているとほんのり血の味がするのです。圧力のかけすぎですかねえ。咳がひどいときは我慢&水で流し込まない龍角散の粉末。
  • 調剤薬局のPOP その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    関連記事:のど飴大好き 朝の開店前。 薬局のスタッフは、いつも通り朝の看板、幟を出し、そして清掃をしています。 マメチュー先生の薬局の店頭には現在、ポ村産・梅味のど飴がたくさん並んでいます。 そこをふらふらと横切るUSAさん。 朝から頭が働いていないようで、だらだらと掃除をやっています。 すると、その直後に村長にぶつかりそうになる。 「ひっ、村長!」 ”怒られる!?” ぼんやりしながら仕事をしていたことを村長に注意されると思ったら、なにやら一人、にやにやしています。 「村長?」 どうやら村長は、ポ村印の梅のど飴を嬉しそうに眺めていたみたい。 怖いくらいにやにやがとまらない村長。 マメチュー先生は穏やかな様子で、その姿を見つめながらつぶやきます。 「村長のためにも、ポ村の梅のど飴、みなさんにご好評頂けるといいですね」 「そうですね。大丈夫ですよ。おいしかったですもん」 さすがのUSAさんもの

    調剤薬局のPOP その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/05
    マッチ売りの少女ならぬ、のど飴売りの村長。これからの季節、需要があるはず。ペモリンさんはいずこ。
  • 薬局で錠剤を粉砕する その5 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 イチイさんが外出中、てんやわんやだったオウギさんたち。 閉店後にも粉薬を調剤室にぶちまけ、大パニック。 イチイさんが外出先から戻ってくる前に、大慌てで清掃です。 「すごいクマ作ってんじゃん。忙しかったのか?」 「ええ、まあ」 勘がいいイチイさんは何かを感じ取ったのか、薬局内を見回しています。 「その割にはなんだか薬局内がきれいだな。掃除する暇があったみたいじゃん」 ぎくりとする薬剤師たち。 「いや、閉店後の店内清掃ですよ。」 「今日はずい分、熱心にやったんだな。新築みたいだぞ。んで、俺が置いていった心を癒すグッズはやけに、握りつぶれてるな。お前はきれいにしてもらえなかったのか?」 「そのグッズいいっすね。触り心地良くって、みんなで触っちゃって。はは」 「まぁいいけど、使ったら顔、ちゃんと戻してやって。可哀想だろう?」 「はい。心がけます」 イチイさんは再び店内を見回しています。

    薬局で錠剤を粉砕する その5 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/11/03
    今売れています。ポ村ののど飴(梅)。飛び散り粉末の残骸がそんなところにまで。飲み物を注ぐ前でよかったね。てか置きっぱなし、よくない。
  • 薬局で錠剤を粉砕する その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 イチイさんが外出中、てんやわんやだったオウギさんたち。 ようやく閉店時間が訪れました。 「やっと仕事のピーク過ぎましたね」 「焦ったぁ。そういえば、イチイさんまだ来てないじゃん」 「よかったですよ。さっき来てたらやばかった」 薬剤師たち皆、だいぶホッとしています。 医療従事者の立場として、ミスは許されません。 よほど肝を冷やしたのでしょう。 「イチイさんも別にキレたりはしないだろうけど、いるだけでこっちが焦るからな」 「そういえばロクジョウさん、さっき乳鉢で錠剤をすりつぶしてたよね」 「粉砕用のミルないんだっけ?」 「あったと思うんですけれど、焦っていたからか見つからなくて」 「えー。まじで?忙しい時は、ミルあった方がいいよね」 オウギさんはミルを求めて、調剤室の中を探しまわります。 「あ、あるじゃん。調剤室じゃなくて、給湯室のところに」 「だれかがコーヒー豆粉砕してたんじゃな

    薬局で錠剤を粉砕する その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/30
    おお、薬の粉が花咲かじいさんの灰のように。これは吸い込んでだいじょうぶなヤツですか。へっくしょい。
  • 薬局で錠剤を粉砕する その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 患者さんから錠剤を粉薬にするよう頼まれたオウギさんたち。 さらに他の処方箋には、医師から間違った指示が記載されていました。 「たまにですけど、お医者さんによっては患者さんに希望されたことを、そのまま処方箋に書いてしまう人、いますよねー」 医師は病気についてはもちろん専門家なので詳しいですが、薬剤についてはあまり知識がない方も中にはいるようです。 「俺が疑義照会すんの?川原先生に?」 「早く錠剤潰さないと。患者さんお待ちですから。監査は新人にはできませんもの」 「俺と大してキャリア変わらないじゃんか。あ、ロクジョウさん」 「えっは、はいいぃ」 「じゃ、みんな手を出して!」 「じゃーんけーんっ」 じゃんけんの結果。 チョウジさん敗北チョウジさんが疑義照会、ロクジョウさんが錠剤の粉砕、オウギさんが監査をすることになりました。 「ごめん。ロクジョウさん、ちょっとごたついたから粉砕早くね

    薬局で錠剤を粉砕する その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/27
    忙しいときほど落ち着いて。ナメ江さん大活躍。調剤薬局は大変そうですね。立地条件にもよるみたいですが。
  • 薬局で錠剤を粉砕する その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 医師に無駄に薬の在庫を用意するように言われ、ご立腹だったイチイさん。 今は外出中ですが、もう少しで戻ってくるようです。 「イチイさん、イライラしてたなぁ。うちの調剤薬局グループの息子だしね。今はまだエリマネだから、経営には直接関わってないかもしれないけど」 「たまにいますよね。癒着じゃないかなって思わせる医師からの注文。確認のしようがないから決めつけるわけにもいきませんけど」 「でも今回は癒着だろうなぁ。新薬が出来たタイミングでさ。処方するよう言ってきたくせにさ。結局いつまでたっても使わねぇんだもん、新薬。だけどさー、勉強会とかで出る弁当レベルでも製薬会社のってめっちゃ豪華じゃん?医師も色々世話になっているだろうしさー。製薬会社に頼まれたら断れないっての分かるよなぁ」 「夕方過ぎ頃、また顔を出すって言ってたからイチイさん、そろそろ来るかもですね。怒りが治まっていてくれればいいで

    薬局で錠剤を粉砕する その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/25
    薬剤師さんは常にお勉強。たまにへんてこ処方をしてくるお医者さんもいるから一瞬たりとも気が抜けませんね。
  • 薬局で錠剤を粉砕する その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    イチイさんの調剤薬局 イチイさんは、前に注文していた新薬を眺めながらむすっとしています。 「これ、この新薬ってさぁ、篠井先生に頼まれて注文したやつだよな?使うからっつってさぁ」 篠井先生「あ、そうですね。そうでしたね」 チョウジさんがびくびくしながら答えます。 一方オウギさんとロクジョウさんは、仕事で忙しいふりをしているようです。 「頼まれてからだいぶ経つなー。篠井先生のところの患者、けっこう来てるよな?」 「で、ですねー」 「なのに誰にも処方されていないなぁ。いったいいつ使用するんだろうなぁ!?」 新薬を使用すると言われていたのに、篠井医師からはちっともその新薬の処方箋がこないようです。 「なぁ、いつだと思う?そこのオウギくんとロクジョウさんよぉ」 悪いことは何もしていないのに… 突然声をかけられて、二人は声にならないようなうめき声をあげています。 頼まれていたのに、薬の処方が一向にこな

    薬局で錠剤を粉砕する その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/22
    使わないままジェネリックが…ってギャーーー!! ナメ江さんがーー!!
  • のど飴大好き その8 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村住民や村長と、やけに仲良く話すペモリンさんに対して、不信感を抱いている様子のUSAさん。 しかし… 「USA、ペモリンさんさ。実はポ村産の梅味ののど飴についてリサーチしてたんだって。あ、マメチュー先生お帰りなさい」 「ただいま帰りました」 マメチュー先生は製薬会社の勉強会に参加していました。 「これ製薬会社に選んでいいって言われたお弁当ですよね。2500円の」 製薬会社が行う説明会では豪華なお弁当が出がちです。 「お土産にって余計に頂いたんです。こんな高額なお弁当、いいんですかね」 「いいんですよ、マメチュー先生。うちの薬局だって、そこ製薬会社の薬、いっぱい買ってんですから」 「で、ポ村の梅味ののど飴って」 USAさんはさっきから気になっていたことを改めて尋ねました。 「え、え?これペモリンさんが?MR(営業職)さんって商品開発までします?」 「あの方、なんでもなさいますよ

    のど飴大好き その8 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/18
    よい商品ができてめでたしめでたし。おわりよければ何でもよし。ポ村発健康行き梅のど飴。うまうまぼりぼり。
  • のど飴大好き その7 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村住民や村長と、やけに仲良く話すペモリンさんに対して、不信感を抱いている様子のUSAさん。 「は?なんの話?」 「この間のペモリンさんの話」 「え?まだ言ってんの?だいたいやろうとして、簡単に出来るもんじゃないと思うんだけど」 「だって前に見たのよ。あの人がポ村梅のパンフレットを持っている所」 「ふうん」 「さっきは、もっとお偉方っぽい人も来ていたの。村長が一緒に出掛けていくのも見たわよ」 「どこに?」 「分かんないけど。お土産屋さんのほうだった」 「お土産?でも多分ペモリンさんって、ただのおしゃべり好きだよ」 「ばかね。単におしゃべり好きなんて、そんなことないわよ」 「そんな怪しい行動をするMRさん、会ったことないけど」 「あの人の職業は関係ないの。あの人が怪しいの。そうよ、絶対よ。調べてやるわよ。ちょっとお土産屋さんの方に行ってみようかしら。お昼休憩が終わるまでには帰って

    のど飴大好き その7 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/16
    ついにペモリンさんの正体が明らかに…! のど飴にはちみつは入っているかしら。
  • のど飴大好き その6 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村住民や村長と、やけに仲良く話すペモリンさんに対して、不信感を抱いている様子のUSAさん。 「あの人行動がいちいち疑わしいのよ。あたしが警察官だったら職務質問してるわよ」 まゆさんは実際に警察官にからまれたエピソードをUSAさんに話していました。 「ガマの親分みたいな警察の人をイライラさせるようなこと言ったんじゃない?」 「だからそうやって疑うのはよくない。言ってないよ、なんにも。一緒にいた新人っぽい若い警察官は何も言ってなかったし。ってか困ったようにガマの親分の後ろをうろうろしてたから、彼に対しては悪かったなと思ったけど」 なぜそうなる?「上司をイライラさせちゃったからさー。そのあと若警察官に八つ当たりしてたら、それは申し訳ないな、と」 「普段からガマの親分は、若い人たちに手を焼いていたのかもしれないわね。親分にとって若い人は全部同じ。一緒くたになっちゃってたのよ」 「立場

    のど飴大好き その6 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/13
    がま親分にペッパー警部の将来を見た。のど飴はすぐにバリバリかんでしまって、口の中が血を見るのです。気をつけないといけません。
  • のど飴大好き その5 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村住民や村長と、やけに仲良く話すペモリンさんに対して、不信感を抱いている様子のUSAさん。 「あの人行動がいちいち疑わしいのよ。あたしが警察官だったら職務質問してるわよ」 そんな噂の村長とペモリンさんは、村役場でお話をしています。 村役場 「ほあぁぁぁぁ」 村長は何やら興奮をしているみたい。 「ポ村の梅味シリーズの商品、ついにのど飴まで出来たのですねぇ」 「ちょっと時間かかってしまいましたけれどね。弊社のものたちが頑張ったようです」 「とても美味しかったですよ。甘酸っぱくて、それでいて爽やかで、すっきりした味わいで…感動いたしました」 「ポ村のみなさんにお話を伺った所、のど飴を好きな方が多いようでしたので」 「色々意見を聞いてくださったのですよね。ほんと、ありがたいです」 「いいええ。ポ村のお土産屋さん以外にも、マメチュー先生の薬局にも置いて下さるみたいで。こちらこそありがた

    のど飴大好き その5 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/10
    ペモリンさんはのど飴普及委員? すべてのひとに美味しいのど飴を。最近、梅味のべっこう飴がお気に入りなのです。梅は体に良いのです。うまー。
  • のど飴大好き その4 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村住民の方たちとポ村産の青梅の話をするMRのペモリンさん。村長とも仲良く話すペモリンさんに対して、USAさんは不信感を抱いているようです。 「最近しょっちゅうポ村にいるでしょ?ペモリンさん。村長とも密会というか密談してるっぽいしさ、なんか変じゃない?」 密会?「そうだっけ?ペモリンさんのこと、久しぶりに見た気がするけど」 「もうっ、近頃いつもポ村に来てるじゃないのよ。っていうかあれよ、ペモリンさんは村長に会いに来てると思うのよ」 「はぁ?USAはミスリード要因だからな。勘違いフラグが立ったのが見える気がする」 「失礼ねー。どういう意味よー」 「だいたい何が言いたいわけ?ふたりが付き合っているとでも?」 「違うわよ。ばかねっ!そういう意味じゃなくて…え??」 「ん?なに?」 「いやいや。それって、考えもしなかったけど…やだ!そういうこともありうる??えー!えー!!きゃー!いやだ

    のど飴大好き その4 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/10/06
    え、村長さんって息子さんいましたっけ。独身なのはマメチュー先生でしたっけ。あれえ。ペモリンさんも謎ですが、いろいろこんがらがってきました。あれえ。
  • のど飴大好き その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 ポ村住民の方たちとポ村産の青梅の話をするMRのペモリンさん。 村長とも話をしているペモリンさんの様子を、USAさんは訝し気にみつめていました。 「USA仕事中に何を窓の外ばっかり見てるわけ?」 「梅干し婆さん」 「は?」 「あたしね、思うのよ。あれはさ、シワだらけの顔をさしていうんじゃないんだって」 「何の話?」 「だっていくらなんでも失礼過ぎない?しわしわのおばあさんを梅干しだなんて」 「まぁ、今そう言われたと思ったら、むっとはしたけど」 「最近張りのある梅干しもあるじゃない?蜂蜜で漬けた甘いやつ。あたしポ村のはちみつ漬けの梅干し好きー。んで、あれはいわゆる梅干し婆さんとはちょっと違うでしょ?」 「塩で長くつけた物ほど、しわしわなイメージはあるけど」 「そのしわしわな梅干しべて、酸っぱくて口をすぼめた表情をする人のことを、梅干し婆っていうようになったと思うのよ」 梅干し婆

    のど飴大好き その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/09/30
    (・*・)梅干しすっぱー。生の青梅には毒があるのに、しわしわ梅干しになるとええ食品になるのが不思議。やはり熟成は大事なのであった。
  • のど飴大好き その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    のど飴おいしっ調剤事務員のUSAさん、朝からごきげん。 ポ村を散歩するのが大好きなUSAさんにとって、薬局への通勤もとても楽しいものなのです。 美味しい朝べて、通勤中に朝の太陽の光を浴びながら、後の運動をするみたいにお散歩をする。 「空気もいいし、歩いていても苦じゃないし。みんながポ村散歩を楽しむ理由が分かるわぁ」 その途中、彼女はMR(医薬情報担当者)のペモリンさんを見かけます。 「んん?」 ペモリンさんはいつも通り、みなさんと楽し気にお話ししています。 「ポ村の名産品のこの青梅、ほんとに美味しいですわよね」 実は梅干しは苦手だという人でも、ポ村の梅ならべれるという人が多いくらい、評判がいいのです。 「そうでしょう。私、梅干しは好きなんだけど、梅のスイーツってあんまり好きじゃなかったのよね」 「分かるわ。私もよ。でもポ村の梅のスイーツって、他のものと全然味が違うのよね」 「そう

    のど飴大好き その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/09/27
    医薬情報担当者。はっ、もしかしてベモリンさんの正体は情報員。
  • 医薬情報担当者 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 マメチュー先生の薬局に、おしゃべりなMR(医薬情報担当者)ペモリンさんがやってきました。 このあとは、内科医くまじろ先生の所にいくのだそうです。 一方マメチュー先生は朝一で薬を取りに来ると言っていたきのこさんが、お昼になっても姿を現さないため、心配になりご自宅に電話をしてみることに… 「マメチュー先生、どうでした?」 マメチュー先生は静かに首を振っています。 おうちに連絡したところ、誰も出なかったようです。 携帯電話は持っていないきのこさん。 一体どうしたのでしょう。 電話に出られないくらい、具合が悪くなっている? 鳥居の結界を破って、ポ村に入り込んできた悪しきものに何かされた? それとも? マメチュー先生が言うにはペモリンさんが出ていく際に、きのこさんについて色々と予想をしていってくれていたようです。 「来る途中に転んで、ケガをしているかもしれませんわね。高齢者の方ってそうい

    医薬情報担当者 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kaedeya
    kaedeya 2023/09/24
    ペモリンさん、やりますね。ちょっぴり魔女風味。がんばれマメチュー先生。