南米原産の巻き貝「アワビモドキ」。ゼンケンベルク自然史協会提供(2023年3月16日提供)。(c)AFP PHOTO/SENCKENBERG SOCIETY FOR NATURE RESEARCH/CRISTIAN SEPULVEDA 【3月24日 AFP】投票の決め手は「珍味」だった──23日に発表された今年の「軟体動物オブ・ザ・イヤー(Mollusc of the Year)」に、チリの巻き貝「アワビモドキ」が輝いた。 アワビモドキは原産地のチリやペルーで「ロコ」と呼ばれ、昔からごちそうとされてきた。シンプルにマヨネーズをかけたり、スープに入れたりして食されている。 選考は、8万5000種の候補の中から5種類のファイナリストに絞った上で19日、一般投票が行われた。アワビモドキは全世界で42%の票を獲得し、堂々の1位に輝いた。 2位はネオンカラーのサイケデリックなひだが印象的なウミウシ「