その独特な書き味に魅了されたファンは多い。私も宛名書きをする時は、よく手にするペンだ。 この「プラマン」、「トラディオプラマン」を作り出したのはぺんてる製造部門の中でもとりわけ職人気質でこだわりを持っていたという和田氏。これまでにないペンを作るという情熱を傾け、今や世界中で販売されているロングセラーペンを生み出した。 その生みの親である和田氏は残念ながらすでに引退をされている。そこで、今回はそのこだわりを受け継いできた茨城工場 相談役(元生産統括)吉村昇さん、商品戦略部 部長の浅野勝夫さん、そして若手の第二生産技術部の山口英之さん、町田俊一郎さんの4人の方々にお話しをお聞きしてきた。 ぺんてる茨城工場 相談役(元生産統括)吉村昇さん 商品戦略部 部長の浅野勝夫さん 茨城工場 第二生産技術部の山口英之さん 茨城工場 第二生産技術部の町田俊一郎さん ■開発コンセプトは万年筆のペン先をプラスチッ