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ブックマーク / lullymiura.hatenadiary.jp (8)

  • 吉本興業経営アドバイザリー委員会のご報告 - 山猫日記

    日は、吉興業の件について、まとまったご報告をしたいと思います。今週月曜に吉興業の経営アドバイザリー委員会の第二回会合に出席してきました。座長から記者ブリーフィングがあった通り、反社チェックの話と契約のあり方に議論が集中しました。今回は全員会合に参加できましたので、この機会に、現時点で考えられる反社チェックについてのあらゆる穴を潰しておこうという目的でした。 反社勢力チェックのあり方 吉興業は、まさに「興業」からスタートしたということもあり、近年会社としての厳しい反社チェック体制を確立したことはあまり知られていません。国内の大企業の中では銀行がもっとも厳しい反社チェック体制を備えていることで知られていますが、銀行は社内に特別の部門を抱えており、それ以外の大企業は第三者である専門的な調査会社に調査を委託します。吉興業は同様のかたちで反社チェックを委託しており、すでにそうした近代化が行

    吉本興業経営アドバイザリー委員会のご報告 - 山猫日記
    kaerudayo
    kaerudayo 2019/10/23
    “「面倒を見る」と言うのは月給を17万円支払って社員として雇用します、ということではありません。そんな方針を決めたら6000人の芸人を支えることはできませんし会社が負担する税や社会保障含め12億円以上になります
  • 根本的な改革と目の前の改革 : 佐賀県知事選を題材に - 山猫日記

    昨年末、まち・ひと・しごと創生に関する「長期ビジョン」と「総合戦略」が閣議決定されました。第二次/第三次安倍政権の看板政策がいよいよ動き出します。地方創生についての詳しい論評は後日行うとして、まずは、評価できる点、懸念すべきと思っている点を簡単にまとめます。 評価できる点は、地方の活性化の文脈でこれまでなされてきた単純なバラマキを是正しようという発想があること。これは大きな進歩です。もちろん、今後、「地方からの要望が強い」自由度の高い交付金なるものがどのように運用されるかに拠ってきますが。一過性のカンフル剤では地方は絶対に豊かになりませんから、たとえ建前であったとしても、そのようなことが語られること自体評価すべきです。 また、至極あたりまえのことなのだけれど、地方創生について、その責任は地方にあるときちんと言っていることです。これまでの地方活性化は、地方を受動的な東京一極集中の被害者として

    根本的な改革と目の前の改革 : 佐賀県知事選を題材に - 山猫日記
    kaerudayo
    kaerudayo 2019/03/10
    「まち・ひと・しごと創生に関する「長期ビジョン」と「総合戦略」が閣議決定されました。第二次/第三次安倍政権の看板政策がいよいよ動き出します」
  • 虚無感の内実ー衆院選を前にした日本政治の激動 - 山猫日記

    政治が動いています。解散を前に、小池都知事は「希望の党」を立ち上げました。しがらみのない政治を目指すと言います。 沈みゆく船から逃げ出すがごとく、民進党からは離党者が相次いでいます。このままいけば、前原民進党は都議選と同様、埋没して壊滅でしょう。窮余の策として前原さんは党員の集団離党を容認するとも、民進党ごと希望の党に合流するとも報道されています。「希望の党」への合流は、憲法や安全保障問題での一致を条件として、旧民進の左派を切り離すこととなるでしょう。事態はなお流動的ですが、選挙後に解党する流れはもう誰にも止められないでしょう。 「希望の党」が掲げている政策は、消費増税先送り、原発ゼロ、憲法改正。政策の組み合わせに、どこまでも乾いたプラグマティズム(=現実主義)を感じます。これまでの、保守/リベラルの定メニューに縛られる必要はないし、時代の雰囲気が差し示す方向に進んでいくことが悪いわ

    虚無感の内実ー衆院選を前にした日本政治の激動 - 山猫日記
  • 北朝鮮危機を正しく恐れること - 山猫日記

    目的はオバマ政権の否定 北朝鮮をめぐる情勢が緊迫の度を増しています。一部報道によれば、新たな核実験の可能性や、その他の挑発の可能性が取り沙汰されています。米国側からの先制攻撃が近いという観測もあり、あたかも戦争前夜であるかのような雰囲気です。 仮に、米側に先制攻撃の意図があるとしても、それは軍と政権の深奥部にしか明かされませんから、外から窺い知ることはできません。現状の情報でもって、事態を煽っている「専門家」たちは、たいした根拠を持ち合わせないでやっているのです。こういう時こそ、構造に目を向け、歴史に目を向ける以外に、我々に術はないのです。 結論から言えば、私は米国の側からの先制攻撃はないと思っています。安保は確率をめぐるゲームですから、可能性は極めて低いという表現が適切でしょう。 根拠は何か。まず指摘すべきは、米国が核保有国を先制攻撃したことは過去一度もないという歴史的事実です。冷戦中も

    北朝鮮危機を正しく恐れること - 山猫日記
    kaerudayo
    kaerudayo 2017/04/24
    “北朝鮮軍の相当部分は特殊部隊であり、有事に際して中央からの指揮命令系統が遮断されたときにどのような動きをするのか予想がつかない” 興味深い。
  • トランプ大統領就任✔ - 山猫日記

    合法的な革命 トランプ氏が米国の第45代大統領に就任しました。立場の差を超えて「歴史」が我々の前で展開しているという感覚を持った方も多かったでしょう。選挙を通じた合法的な革命であるという言葉がしっくりくる一日だったように思います。8年前、若者に熱狂的に支持され、多様性を象徴する大統領が就任したのが、合法的な革命であったのと同様に、米国が大きく変わろうとしています。 就任演説について、全体的な印象はシンプルであったこと。そして、闘いの演説であったということです。黒人初の大統領として就任したオバマ大統領には、自身の当選そのものに大きな象徴性があり、その象徴性を格調高く表現することに力点が置かれました。対するトランプ大統領は、闘いに突入しようとする部隊を鼓舞する部隊長のような演説という印象を持ちました。簡単な言葉が選ばれ、仕事をするための演説であったと。 ケネディー大統領の就任演説のように、名演

    トランプ大統領就任✔ - 山猫日記
    kaerudayo
    kaerudayo 2017/01/21
    語られたことは少なかったか。
  • 「トランプ大統領」誕生 - 山猫日記

    時代の転換点 トランプ大統領が誕生しました。ほとんどのメディアも、識者も、クリントン氏有利を予想していたこともあり、歴史的な事件であるとの論調が世界中を駆け巡りました。米国大統領が持っている権力と、時代の雰囲気を作り出す能力は今なお絶大ですから、我々が時代の一つの転換点に立っていることは間違いありません。それは、かつてニクソン大統領がニクソンショックを通じて国際経済のあり方や冷戦構造に風穴をあけ、レーガン大統領が資主義を再定義して冷戦を終わらせたことに匹敵する新たな時代が始まろうとしているのだろうと思います。 世界中の専門家が選挙戦の予想をしていたのに、ここまで大きな読み違えがあったのは、いくつかの要因が重なったからです。第一は、北部の民主党支持と思われていた州における人口動態や投票率を読み間違えたこと。第二は、世論調査が人々の音を反映していなかったこと。そして、最大の第三は、偏見にと

    「トランプ大統領」誕生 - 山猫日記
    kaerudayo
    kaerudayo 2016/11/10
    結果を見てもトランプの経済政策が評価された印象ないがな。あと、レーガン政権の評価にもにょる。
  • 大阪W選挙の結果を受けて - 山猫日記

    ポピュリズムの勝利 大阪の府知事選、市長選は、おおさか維新の会の二候補の圧勝でした。多くのメディアが強調した低投票率の下での圧勝ですから、大阪維新の会に対する根強い支持があると解釈すべきでしょう。維新からすれば、5月の住民投票に敗れ、創業者の橋下氏が出馬しない中での選挙戦でした。直前には、「維新の党」残存組との泥沼の分裂騒動を起こしており、日政治の常識からすれば勝利のシナリオは考えにくいはずでした。事前の報道を詳しく追っていなかった方にとっては意外な結果だったかもしれません。 住民投票の僅差での否決から、今回のW選挙勝利まで党勢を盛り返した維新政治の強さの源泉は何だったのか。8年前に橋下氏を大阪府知事に押し上げた反エリート主義や反官僚主義なのか、これまで進めてきた反既得権の改革の成果なのか、日では珍しく自助・自立の発想に則った地方自治の発想なのか。ピンポイントに特定することは難しいです

    大阪W選挙の結果を受けて - 山猫日記
    kaerudayo
    kaerudayo 2015/11/23
    「安倍政権にとっては、第一次政権で話題になった「戦後レジームからの脱却」が最も重要であり、その実現に貢献するからこそアベノミクスが重要なのであると」うへぇ。
  • 安保法制(4)―不思議の国の潮目を読む - 山猫日記

    不思議の国 潮目が変わった、という意見が増えているようです。憲法審査会の場で与党推薦の参考人を含む三人の憲法学者が安保法制について違憲との見解を示したことがきっかけです。左派勢力からは違憲論が、与党内からは不手際論が、メディアから思惑含みの政局論が飛び出してきました。1960年に、岸首相が安保条約と刺し違えて退陣した故事を引いて、安倍首相に対する因縁論まで出てきています。この種の議論には、予言の自己実現性という要素がありますから、永田町で緊張感が高まっているのは事実でしょう。 私としては、三人の憲法学者の意見は、特段の驚きということではありませんでした。代表的な憲法学者の発言や著作に触れてきた方であれば、そうだろうと思います。憲法秩序の安定性を何よりも重視し、現実世界を法解釈にひきつけて線引きしようとする姿勢は法律家にとっては自然なものでしょう。しかし、三人の憲法学者の意見が、社会にこれだ

    安保法制(4)―不思議の国の潮目を読む - 山猫日記
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