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ブックマーク / realsound.jp (5)

  • 宮台真司×荘子it「テック時代の恋愛論」 濱口竜介監督作『偶然と想像』をめぐって

    最新作『悪は存在しない』が絶賛公開中の濱口竜介監督。そんな濱口監督の過去作の中でも傑作と名高いのが、2021年12月に公開され、第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した『偶然と想像』だ。そんな作について、社会学者・宮台真司とDos Monosの荘子itが対談。濱口竜介作品を観続けてきた2人は、『偶然と想像』に何を見出したのか。 「あるある系」の媚びを越えたもの 『偶然と想像』©2021 NEOPA/fictive 荘子it:僕は2012年に18歳で日大学芸術学部映画学科監督コースに進学して、結局その後ドロップアウトしてラッパーになったのですが、大学1年生の頃にある出会いがありまして。今はなき映画館「オーディトリウム渋谷」で、「濱口、濱口、濱口」っていうキャッチコピーとともに若手監督・濱口竜介の特集上映をしていたんです。「濱口竜介って誰それ?」状態のまま観に行った

    宮台真司×荘子it「テック時代の恋愛論」 濱口竜介監督作『偶然と想像』をめぐって
  • 予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析

    先週末の動員ランキングは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、土日2日間で動員32万9999人、興収5億2801万7500円をあげて、初登場2位の『モンスターハンター』にダブルスコア以上の差をつけて3週連続1位に。前週の週末との興収比では約78%と、新たな来場者プレゼントの効果もあって下げ止まりの傾向も見られ、3月28日までの21日間の累計では動員396万1480人、興収60億7821万1750円を記録している。 さて、『シン・エヴァ』については、第一報として公開日翌日に書いた3週前に「『シン・エヴァ』、緊急事態宣言下ながら興収100億円超え確実のロケットスタート」と冠した予想記事をアップしてしまった以上、そろそろ落とし前をつけなくてはいけない。「興収100億円超え」の可能性はまだわずかに残っているものの、「確実」はやはり言い過ぎだった。さらに、その文中ではこっそり(と言いつつ、しっかり各

    予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析
    kaerudayo
    kaerudayo 2021/04/01
    「跳ねなかった最大の理由は自分が深く感動した同作のエンディングの先に広がっていたアニメとリアルワールドが融和した「世界」を、もうとっくに今の中高生は生きているからなのかもしれない」 息子も淡々としてた
  • 近田春夫インタビュー「一番の理想は、聴いているだけで警察に捕まっちゃうような音楽」

    近田春夫が、2月27日にベストアルバム『近田春夫ベスト〜世界で一番いけない男』、3月18日にビブラストーンの歌詞集『VIBE RHYME(ヴァイブ・ライム)[復刻版]』を発表した。今回リアルサウンドでは、そのベストアルバムと歌詞集をもとに、近田春夫のシンガー、作詞家、サウンドクリエイターとしての歩みを振り返る機会を得た。偶然にも取材日は、3月17日に亡くなった内田裕也のお別れ会が行われた日。喪服姿で取材場所に現れた近田春夫に、 長く交流のあった内田裕也への思いも語ってもらった。(編集部) 巧妙に戦うための言葉や音を見つけたい ーー今日は内田裕也さんのお別れ会に参加されたとのこと、喪服でいらっしゃいますね。近田さんの音楽家としてのキャリアは、内田裕也さんとの出会いから始まったと伺っていますがーー。 近田春夫(以下、近田):そうなんですけど、実はあんまり悲しくはないんですよね。葬儀も明るい雰囲

    近田春夫インタビュー「一番の理想は、聴いているだけで警察に捕まっちゃうような音楽」
    kaerudayo
    kaerudayo 2019/04/12
    すごい才能があると思うんです(笑)。でも、俺が何をやってもふざけているように見えるらしくて、世間は真剣に捉えてくれない。なので、いつの日かみんなが「すみませんでした」と謝るまで、やってやろうと(笑)
  • 邦画“日本語字幕つき上映”のメリットと課題ーー『シン・ゴジラ』『君の名は。』の実績から考える

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第8回は“邦画日語字幕版上映”について。 いまだなにかと話題が尽きることのない『シン・ゴジラ』ですが、少し前に話題になった“日語字幕つき上映”が大変好評でしたので、僕の働く立川シネマシティでは2016年9月24日(土)~30日(金)の1週間、アンコール上映を行うことを決定しました。1日3回上映があるうち、2回を日語字幕つきにします。劇場サイズもケチなことはいわず、382席と302席の最大級の劇場で上映します。 「日映画で日語を話しているのに日語の字幕つき?」と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。これは主に聴覚に障がいを持つ方のための上映なのです。“バリアフリー上映”と呼称されることもあります。そのため、ただ台詞を文字でなぞる

    邦画“日本語字幕つき上映”のメリットと課題ーー『シン・ゴジラ』『君の名は。』の実績から考える
    kaerudayo
    kaerudayo 2016/09/22
    メガネを貸す方式がいいんじゃないかなぁ。
  • 宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性

    「行政官僚制の日常」と「破壊の享楽」 『シン・ゴジラ』(7月29日公開/庵野秀明監督)は想像外に興味深い映画でした。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)以降の庵野秀明監督の不発ぶりに加え、特撮監督が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年)で味噌をつけた樋口真嗣氏なのもあって、期待水準を高く設定していなかったこともあるかもしれませんが、間違いなくエキサイティングでした。 作は従来のシリーズと違って、ゴジラに主題的な重心がなく、かと言ってヒーローに焦点が当たる訳でもない。敢えて言えば「日の行政官僚制」が主人公で、そのパフォーマンスに焦点が当たります。その話は後で題にするとして、僕がこの作品を見る前に、どこに注目しようと思っていたのかについて話しましょう。キーワードは「破壊の享楽」になります。 この夏休み、僕の3人の子供たちは、AppleTVで利用できる定額制

    宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性
    kaerudayo
    kaerudayo 2016/08/30
    破壊の享楽か。確かに、微妙だったなと。
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