チーム好調にはやはり投手陣だけでなく、“ビッグレッドマシンガン”と呼ばれる打線が大きな役割を担っている。バッティングだけでなく、足を絡めながら一気呵成(かせい)に襲いかかる攻撃はどのようにできあがったのか。躍進をもたらした3人の指導者に迫る。 破竹の勢いで突っ走る。安定感のある投手陣もさることながら、快進撃の要因は間違いなく「ビッグレッドマシンガン」と愛称がつく強力打線だろう。その陰には、3人の男の存在がある。リーグ5位のチーム打率2割4分6厘に終わった2015年のオフ。再建を託されたのが、守備走塁コーチを務めていた石井琢朗だった。 「急に打てるようになるとは思っていない。でも打てないときにも点を取れる打線を作りたい」 打撃コーチ就任直後に力を込めると、秋季練習から打撃改造が始まった。 ティー打撃用のボールに文字や数字を書き、動体視力を強化。ゴムチューブや小さいボール、細長いバットを持ち出
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