2009年11月11日09:43 カテゴリ経済テクニカル デフレについての補足* 勝間氏のデフレ論は、マクロ政策に人々の関心を集めたという点では、よかったのかもしれない。しかし「繰り返し主張し続けます」といっていたはずの彼女は「断る力」を発揮し、横からからんできた矢野浩一氏も中途半端に謝ったたまま逃げてしまったので、唯一の専門家の反論は飯田泰之氏のものだろう。 飯田氏の事実認識は、実は私とあまり違わない:長期的な潜在成長率と短期的なGDPギャップは別の問題であり、リフレによって潜在成長率を上げることはできない。ただしマイルドなインフレが賃金や債務の調整を容易にして成長を支援する効果はあるだろう(これは誰も否定していない)。問題は、現状でどっちが重要な問題かということだ。飯田氏はこう書く:現在の日本では労働力・資本の有休[原文ママ]が発生しています.要はデフレギャップです.現在の日本において
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