押井守監督の映画『立喰師列伝』が8日公開され、東京・渋谷シネクイントにて、押井監督ほか出演者の初日舞台挨拶が行われた。 記念撮影ではそれぞれのドンブリから『立喰師列伝』の文字が。(写真左より)石川光久氏、押井守監督、兵藤まこ氏、吉祥寺怪人氏、品田冬樹氏、神山健治氏 『立喰師列伝』は、アニメ映画『イノセンス』などを手がけた押井監督による最新作。立ち食い食堂であの手この手を使い、代金を払わずに済ませる伝説の仕事師「立喰師」の生き様が、戦後の昭和史とともに語られるという、架空のドキュメンタリー作品だ。写真を3DCGに加工し、アニメとして動かす独自の技法「スーパーライブメーション」が全編に渡って活用されているのが特徴で、実写の人物がパタパタアニメの要領で動き回る。実写とアニメとCGを融合した映像が、押井監督独特の饒舌なセリフ回しに乗せて展開される。 『立喰師列伝』メインビジュアル。天使のイメージは