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ブックマーク / www.nikkeibp.co.jp (16)

  • 障害者がなぜ犯罪者になってしまうのか / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社

    服役中に発見した大変な社会問題 2002年、衆議院議員が、秘書給与の流用を行い、有罪の判決を受けて服役した。それ自体は「またかよ」と言わねばならない事件だった。「いつ塀の中に落ちるか」と言われつつも決して逮捕されることなく、今や長老と呼ばれるようになった大物政治家がいることを考えれば、この議員は愚直であり「間抜けだったんだ」と片づけている人もいるかも知れない。 だが、今や元議員となった著者は、刑に服した獄中において、今現在の日社会で進行しつつある大変な問題を発見し、俗世間へと帰還してきた。 障害者、なかんずく知的障害者によって引き起こされる犯罪である。 障害者は障害を持つが故に犯罪に走るというような単純なものではない。障害者は障害者であるが故に社会から疎外され、健全な心身の成長も、就業による社会参加をも阻まれ、その結果として犯罪の岸辺へと吹き寄せられていくのだ。 この問

  • 第8回 [エクアドル編]1杯のコーヒーからできること - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

    第8回 1杯のコーヒーからできること 2007年12月18日 ノンフィクション作家=島村 菜津氏 コーヒーの木は来日陰を好む植物 私は、原稿を書きながら、よほど胃が弱っていない限り、毎日のようにコーヒーで一休みする。たかがコーヒー、されどコーヒー。 エメラルド・フォレスト『ラ・フロリダ』の持ち主カルロス・ソリージャが、泊まったほったて小屋、もとい、“エコホテル”の裏に生えているコーヒーの実を見せてくれた。 コーヒーは、大木の陰に遠慮がちに生えていた。だが、えらく暗い。これじゃ、お日さまが当たらないじゃないか、と素人は心配した。だって、日で見慣れているコーヒー畑の写真は、お日さまがさんさんと注ぐ、見渡す限り平らなコーヒー畑だった。 しかし、それはカルロスによれば、植民地時代に生まれた巨大なプランテーションだと言う。来、コーヒーの木は、森の日陰に自生している。むしろ日陰を好む植物なのだ。

  • ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK 9月14日に打ち上げられた日の月探査機「かぐや」は、月周回軌道上で、順調に科学観測の準備を進めている。日放送協会(NHK)が搭載したハイビジョンカメラは、早速月面の撮影を開始し、11月7日には最初の月面画像が、次いで11月16日には、月の際から昇る地球と、月の際に沈む地球のハイビジョン映像が公開された。かつてない高精細の月面の画像であり、一般に与えたショックは、アポロ8号が撮影した有名な「地球の出」にも比肩するするものだった。 1968年にアポロ8号が撮影した「地球の出」(Photo by NASA:上)と、この11月に月探査機「かぐや」が取得した「地球の出」(中)と「地球の入り」(下)のハイビジョン動画像からのキャプチャー(Photo by JAXA/NHK)。NASAの画像は、教育用途、報道用途、非営利用途で出典を明記することで

  • 「G4e CONCEPT」に見る、スバルのゼロエミッション技術 - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

  • バックナンバー - 世にもマヌケなスローフードへの旅 - nikkei BPnet 環境ポータル

    ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

  • 第1回 サハラ砂漠でお茶を(前編) - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

    第1回 サハラ砂漠でお茶を(前編) ノンフィクション作家=島村 菜津氏 西アフリカ 「北の人びとと南のエリートは、地球環境の吸収力と再生力を脅かすほどの速さで、消費を続けている。地球規模で存在する貧困や環境の衰退、汚染の責任は、先進国の住民たちの消費癖と浪費癖にあるのであって、南の人口増加にあるわけではない。」 『アジアの眼―NGOからの反グローバリズム―』(モハメド・イドリス著、安藤栄雄監訳、中健一訳、緑風出版) エコ生活への小さくて とるに足りない第一歩 「アフリカ中国では、どんどん森が消え、砂漠化が進んでいる。このままでは、地球環境は悪化する一方だ。もう人類も長くないだろう」 「世界中で80万人が飢えているというのに、こんなもったいないことばかりしていたら、地球はダメになるぞ」 この頃、毎日のように、そう囁かれる。けれども、妙じゃないか。これまでずっと“

  • モータージャーナリスト 清水和夫氏(後編)間違いだらけのエコドライブ お財布と環境に優しい運転のウソ・ホント - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

    モータージャーナリスト 清水 和夫 氏(後編)間違いだらけのエコドライブ お財布と環境に優しい運転のウソ・ホント ●「アイドリングをストップすればよいというわけではない」「ゆっくり発進やアクセル控えめは必ずしもエコじゃない」――モータージャーナリストの清水和夫氏は、一般によく知られているエコドライブテクニックには、正しく伝わっていないものが多いと指摘する。 ●清水氏がエコドライブにおいてもっとも重視しているのは、クルマ社会全体として二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えることだ。「個々のクルマが安全性を確保した上で、適切なアクセルワークを行うことが社会全体のCO2排出削減に有効」と、清水氏は強調する。 ●一方、渋滞が起こりやすい道路設計であったり、クルマの技術的な課題であったり、一人ひとりのドライバーの努力では解決できない問題もある。インタビュー後編では、より具体的なエコドライブの心

  • モータージャーナリスト 清水和夫氏(前編)間違いだらけのエコドライブ お財布と環境に優しい運転のウソ・ホント - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

    モータージャーナリスト 清水 和夫 氏(前編)間違いだらけのエコドライブ お財布と環境に優しい運転のウソ・ホント ●いよいよ夏番──。海・山への行楽や帰省などでクルマを運転する機会が増える時期だ。クルマを走らせれば、当然のことながら二酸化炭素が排出される。異常気象や地球温暖化など環境への影響が気になる方も少なくないだろうが、なんといっても一般のビジネスマンにとって頭が痛い問題は、ガソリンの高値状態だ。車種やエンジンなどでも違うので一概にはいえないが、1回、満タンにするだけで数千円~1万円近くが“飛んでいく”。どうすれば燃費が良くなるかは、今や誰もが抱える至上命題ともいえる。 ●そこで注目されるのが、日自動車連盟(JAF)や日自動車工業会(JAMA)などの団体をはじめ、国土交通省や環境省なども積極的に推奨する「エコドライブ」だ。具体的には「不要な荷物は下ろす」「運転は計画的に」と

  • “食品の裏側”を明らかにする(前編) / SAFETY JAPAN [インタビュー] / 日経BP社

    品の裏側”を明らかにする(前編) 「何を選択するか」が消費者には求められている 『品の裏側 みんな大好きな品添加物』 (東洋経済新報社) 著者 安倍 司 氏 「今日一日であなたは何種類の品添加物を口にしましたか?」――こう聞かれて、即答できる人物がいる。いま話題の品の裏側 みんな大好きな品添加物』(東洋経済新報社)の著者、安部司氏だ。かつて品添加物の専門商社に勤め、「歩く添加物辞典」とまで呼ばれた安部氏は、私たちが普段口にしている品の“裏側”を熟知しているのだ。実際、安部氏のを読むと、現代の卓がいかに添加物に依存しているかよく分かる。しかし、このが従来の添加物を取り上げたと大きく異なっている点は、「危険性だけを騒いでも意味がない」としているところである。安部氏が、著書を通じて消費者に最も伝えたかったこととは何か話を聞いた。 安部: 手作り

  • 第10回 天然ガス自動車3万台記念!~スバルB4天然ガス自動車を考える - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

  • 利用者が“便利”だと思えるパーク&ライド──これが最優先ですね(前編) - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

    利用者が“便利”だと思えるパーク&ライド──これが最優先ですね(前編) ●車を使って最寄りの駅やバスターミナルまで行き、その近隣の駐車場に停めて鉄道やバスなどの公共交通へ乗り換える「パーク&ライド」──。一時期は、省エネルギー効果や環境への配慮などから注目を集め、多くの自治体などが実証実験に取り組んだにもかかわらず、残念ながら日での成功事例は非常に少ない。 横浜国立大学 大学院工学研究院 システムの創生部門の教授である中村文彦氏は、パーク&ライドに関する数々の社会実験や実証実験に参加してきた経歴を持つ。都市交通に関する専門家として、パーク&ライドの実態や抱えている課題、今後の可能性などについて聞いてみた。 ●前編では、国内における都市交通事情をはじめ、パーク&ライドに必要なポイントについて、具体的な事例などを踏まえた話をお届けしよう。 (後編はこちらからどうぞ) 聞き手/土屋

  • 福岡中学生いじめ、mixiプライバシー侵害にみる個人情報(2) / SAFETY JAPAN [田淵 義朗氏] / 日経BP社

    第17回 福岡中学生いじめ、mixiプライバシー侵害にみる個人情報(2) ネット情報セキュリティ研究会会長 田淵 義朗氏 2006年11月21日 恋人同士のプライベートな写真が、心無い人間によってmixiに張り付けられる事件が起きた。mixiは日最大の会員数を擁するSNSサイトだが、悪意のある人間が引き起こす行動を抑止できないでいる。世界最大のSNS、マイスペースが最近日に上陸したが、人気のコミュニティーサイトの裏側で起こる深刻なプライバシー侵害事件に、対策はあるのだろうか。 今回の事件は、スポーツ紙やゴシップ雑誌などが興味位で報じたほかは、新聞、TVなどで取り上げることはほとんどなく、一部週刊誌が掲載した程度だった。 こうした問題はネット社会特有の問題として何とかしなければという議論はあっても、結局のところ放置されているのが現状だ。当にこのままでいいのか。 事件の経緯

  • 法令遵守がコンプライアンスではない ~ パロマ事件の教訓 / SAFETY JAPAN [特集] / 日経BP社

    特集: 法令遵守がコンプライアンスではない ~ パロマ事件の教訓 シンポジウム 21世紀におけるグローバルな安全保障 「テロリズムと危機管理 ~ 9.11以降の世界」より パロマ工業製のガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故が過去20年間で28件発生し、うち21人が亡くなったという事実が発覚し、パロマの企業責任とコンプライアンスの問題が大きな話題となった。 元東京地検検事で、桐蔭横浜大学法科大学院教授・同大コンプライアンス研究センター長の郷原信郎氏は「フルセット・コンプライアンス論」という日初の格的なコンプライアンスの研究・教育に取り組んでおり、企業のコンプライアンスに対する考え方と対応の問題を指摘する。 雪印乳業、三菱自動車、そしてパロマ工業‥‥。不祥事が起きるたびに、企業のコンプライアンスの重要性が叫ばれ、先進的な企業では社内のコンプライアンス体制を強化し、

  • いよいよ幕開け、日本版SOX法を巡るドタバタ劇 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    いよいよ幕開け、日版SOX法を巡るドタバタ劇 「来年のネタはやっぱり、ソックスですかね」。 少し前、大手IT(情報技術)企業の取締役からこう聞かれ、答えられなかった。この質問に即答できるのは、一部のめざといIT企業と、公認会計士の方ではなかろうか。 筆者は質問の意味が分からず、「ソックスって何ですか」と聞き返してしまった。ソックスとはSOXのことだそうで、米国の企業改革法を指す。この法律は通称サーベンス・オクスレー法と言い、これをSOX法と略記することがある。筆者は「エスオーエックス」と読んでいたため、ソックスと言われてもぴんとこなかったのである。 ソックスは米国の法律で、米国市場に株式を上場していない日企業にとっては関係ない。冒頭のIT企業取締役が聞いているのは、いわゆる日版SOX法についてである。彼の質問を分かりやすく書き直すと次のようになる。 「2006年、日IT

  • 最近の貸金庫事情 - ライフスタイル - nikkei BPnet

    第19回 最近の貸金庫事情 ファイナンシャル・プランナー/心理カウンセラー 紀平 正幸 高齢者、一人暮らし世帯の増加や、盗難被害の広がりなどを背景に、銀行の「貸金庫」への需要が高まっている。最近は銀行の統廃合で店舗が減ったため、貸金庫がすぐに借りられないこともあるようだ。 ペイオフ対策としての貸金庫 今年4月から全面解禁となるペイオフへの対策としても注目されている。貸金庫の中身は預金とは別物として扱われるので、破たんしても損害を受けることはない。預けられるものは、危険物や変質の恐れがあるもの以外なら原則自由となっている。利用するための条件は金融機関によって異なるが、一般的には利用店舗に預金口座を設けている人がその前提である。 貸金庫の種類には手動型、半自動型、全自動型の三つのタイプがある。手動型は銀行、利用客がそれぞれ鍵を持つ。職員が金庫室内まで付き添って、二つの鍵を同時に使って

  • 新社会人よ、あっさりと転職するな ~「濡れた子犬」作戦で先輩に学べ~ 小泉総理改革解説(第28回)[森永卓郎氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社

    第28回 新社会人よ、あっさりと転職するな! ~「濡れた子犬」作戦で先輩に学べ~ 経済アナリスト 森永 卓郎氏 2006年4月24日 3~5年は就職した会社でがんばれ 今年の新卒採用は企業の採用枠の拡大で、売り手市場になり、久々に学生の皆さんにも笑顔が戻ったことと思う。 新社会人の門出に際して、私がいいたいのは少なくとも3年から5年くらいは就職した会社でがんばった方がいいということだ。 私も日専売公社、三井情報開発総合研究所などを経て現在の三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社するなど何度も転職しているので、転職するなとはいわない。 だが、会社から見ると、高校卒業でも大学卒業でも新卒社員というものは1年間ほどは利益を生まない。それで、給料を払い、研修などを受けさせるのだから、大赤字だ。そうした会社側の立場も理解して、まず3年は一所懸命がんばって、少しでも早く利益を生み

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