タイ東北部ウボンラチャタニ県のシリントンダムでタイ発電公社(EGAT)が運営するソーラーファーム(2022年2月23日撮影)。(c)Jack TAYLOR / AFP 【4月10日 AFP】タイ東北部のダムに浮かぶ無数のソーラーパネルは、2050年までにカーボンニュートラルを目指す同国のクリーンエネルギー政策の象徴だ。 政府が「世界最大の水上ソーラーファーム」とうたうこの施設は、東北部ウボンラチャタニ(Ubon Ratchathani)県のシリントンダム(Sirindhorn Dam)にある。タイではここを皮切りに、2037年までに15か所の水上ソーラーファームの建設が予定されている。 昨年10月に稼働を開始したサッカー場約70面分の水面を覆う巨大なソーラーファームには、14万4000枚以上の太陽光パネルがある。発電容量は45メガワット(MW)。日中は太陽光発電、夜間は水力発電を行うハイブ