「きまぐれな日々」にもこちらの日記にも昨今話題になっている体罰の件は書いてこなかった。理由は、体罰なんて議論以前の論外に決まっており、体罰を行った指導者は解雇が当然だと考えているからだ。私が体罰を激しく嫌っているのは、プロ野球の「わしが育てた」のおっさん、星野仙一を蛇蝎のごとく忌み嫌っていることからもご想像いただけると思う。 私個人の話を書くと、小学校4年生の時の担任だったベテランの女教師が、高齢出産を前にして精神が不安定になり、ある時期から体罰を連発するようになった思い出がある。私も宿題をよくサボる方だったので、一度か二度叩かれたことがある。ある時教師は、宿題をやってこなかった十数人を教団の前に並ばせて、出席簿で児童のほっぺたを片っ端からひっぱたいていった。やがて教師は産休を取り、臨時の教師はやはりベテランの女性教師だったが、おだやかな人だったのでほっと息をついたことを覚えている。その後