年の瀬にマルクスって言うのもなんですが。 現在のムダな不幸を思えば、マルクスは正しかったのかもしれない 最近、マルクスが読み直されているという話を良く耳にします。資本論は昔から周期的に読もうと思い立っては挫折するという繰り返しなんですけどね。以下は第一章「商品」の一節からの引用ですが、全く以って意味不明です。 「 相対的価値形式と等価形式は、ともに一体的に結合されており、互いに依存しており、切り離せない価値表現の核心なのである。がしかし、同時に、互いに排除しあう、極端に対立する同じ価値表現の両極なのである。この二つは、二つの異なった商品がその価値表現としての関係に置かれた時、それぞれ別々に当てはめられるのである。」 お前は一体何を言っているんだって感じです。最近、池上さんの資本論講義を読んでようやく概略だけは理解できたかなって感じです。 もとよりマルクス主義経済学の本質は経済学の体裁をとっ
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