特定のポピュラー音楽について「都会的」と感じる感性が、日本でどのように生まれ、今に至ったのかを卒論で探りました。 抜粋して多少読みやすくしたものをnoteにアップします。3部構成です。 シティ・ポップ卒論①「日本のポピュラー音楽をめぐる"シティ"の移り変わり」…「シティ」という単語にこだわり、それが日本のポピュラー音楽をめぐる言説でどのように流通してきたかを概観しました。現在の「シティ・ポップ」と概ね同じような範囲を持つ概念は、1980年前後に生まれたのではないかという説を提示しています。 シティ・ポップ卒論②「“有閑階級サウンド”としての荒井由実」…「都会的」「シティ・ボーイ」などの表現にまで広げて、資料を探りました。戦後の日本のポピュラー音楽の中で、最初に「都会的」という表現が使われたのは1975年前後の荒井由実だったのではないかという説を提示しています。 シティ・ポップ卒論③「"都会
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