SIerが復活している このところのIT業界を見回すと急に空気が変わってきたことを感じます。あんなにここ数年嫌われていた老舗SIerが明らかに息を吹き替えてしていて、一方でWeb系やソシャゲ界隈はかなり疲弊しているように見受けられます。 この状況はどこから生まれているのだろうと考えると、実は簡単な話な気がします。今調子が悪くなっている企業群は、明らかに創業してから浅い。スタートアップやらエンジェルやらで過去のSIerの経済ルールとは別の市場をここ数年で作り上げ、ニューエイジの社長がクラウド関連のイベントで、「わが社は!」とやっていたタイプが調子が悪い。 去年の夏ごろまでは無敵な雰囲気だったんですが、変われば変わるもんだな・・と。 この創業年数が若いというところがミソで、右肩上がりで成長してきたスタートアップって必ずこう言った壁にぶち当たります。当初のビジネスモデルが陳腐化してきたその時です