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2020年5月17日のブックマーク (8件)

  • 「ノルウェイの森」をセカイ系だと批評する東浩紀

    少し古くなりましたが、2016年9月から10月にかけて、評論家東浩紀がツイッターに書き込んだ、村上春樹の「ノルウェイの森」と新海誠の「君の名は。」をセカイ系の作品として語ろうとする試みについて取り上げます

  • 世界を操る君と僕と、セカイ系の革命:『天気の子』|凜

    どうもです。 見てきました。天気の子。同時上映のアレで。 いやほんと、新海誠監督の全身全霊が見られる圧倒的な映画でした。こんな映画を、このタイミング、このクオリティ、この規模で提供できるのは新海監督しかいないでしょうし、監督が信じ続けたものを貫き通していると私は思います。 今思えば「世界を変えてしまったんだ」というトレーラーのセリフこそ、この映画、そして新海監督の信念をまとめていた一言でした。 「おかしいな」とは思ってたんです。大の雨好きで知られる新海監督が「晴れ女」のハナシって、「お前そんなに嗜好変わったんか?」て感じですし。いざ蓋を開けてみれば、今まででもっとも監督のスタイルが顕然としている作品でした。 構造としては「セカイ系」のお手のような物語ですが、中身はゼロ年代のそれを、現代に対する1つの回答にまで昇華させた凄まじいものです。 ↑新海監督が描き続けた「セカイ」たち 天気を操るこ

    世界を操る君と僕と、セカイ系の革命:『天気の子』|凜
    kahki
    kahki 2020/05/17
  • 『君の名は。』の大ヒットはなぜ“事件”なのか? セカイ系と美少女ゲームの文脈から読み解く

    さて、――にもかかわらず、です。 今回の空前の『君の名は。』現象が興味深いのは、かつて「10~30代の男性オタク」をおもな消費者にし、しかも男性向けポルノメディアのムービー制作にもかかわっていた新海が、明確にそれらかつての物語的/ジャンル的記憶に「原点回帰」して作っているはずの作品が、セカイ系も美少女ゲームもまったく知らない「10代の女性観客」を中心に、目下、前代未聞の大ヒットを記録しているという事実でしょう。きわめてニッチなファンに向けて、マイナーなジャンルから出発した作家が、ある種の「原点回帰」した作品で、破格のメジャー性=国民性を獲得してしまった。ここには、多くの「捻れ」が潜んでいます。 実際、たしかに『君の名は。』は、何度も述べたように、物語的にも演出的にも、ジブリや細田アニメのような「国民的アニメ」「ファミリー受け」を明確に志向していない。また、かつてのぼくたち若い男性観客が支持

    『君の名は。』の大ヒットはなぜ“事件”なのか? セカイ系と美少女ゲームの文脈から読み解く
    kahki
    kahki 2020/05/17
  • 東浩紀、新海誠『君の名は。』と村上春樹『ノルウェイの森』とを批評せんとす。

    東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 新海誠「君の名は。」については、昨晩の突発生放送(タイムシフトなし)で言いたいことを言ったので、詳しく書くのはやめました。新海さんの集大成で最高傑作だと思います。ぼくは文句ありません。しかしセカイ系の集大成なので見るひとは選ぶでしょう。それに尽きるかと思います。 2016-09-04 12:24:34 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma シン・ゴジラはたいへんよくできている。オタク的でありながら社会派。政治家やジャーナリストも語れる。だから友人に勧めるのに適している。君の名は。はそういう作品ではない。中高生中心にヒットしているようですが、大人に勧めるのは危険。でもそこが新海さんらしくてすばらしい。そんな感じです。 2016-09-04 12:32:53 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma セカイ系と美少女ゲーム

    東浩紀、新海誠『君の名は。』と村上春樹『ノルウェイの森』とを批評せんとす。
  • 『『文字論』河野六郎(こうのろくろう)』

    前山和繁Blogてきとうな読書記録その他。勝手にどうぞ。引用などは作法を守っているのであれば、ご自由にどうぞ。 このごろ、過去に書いた記事の誤っている箇所が気になり始めてきた、直したい箇所もいくつかあるが、なかなかできないでいる。 英語学習の記事も時折書くことにした。 文字論/三省堂 ¥価格不明 Amazon.co.jp 『文字論』は言語学者、河野六郎(1912-1998年)による文字に関する仮説とハングルの研究が書かれている書物である。 私はこの『文字論』を何年か前に読んだが、ようやく記事にすることができた。私はこの『文字論』という書物のいくつかの部分に強い引っかかりがあり、記事を書くのが難しかったが、私が引っかかったことをすべて考えたりせずに、とりあえず思いついたことのみを、手短に公表することにした。 河野六郎は、この『文字論』で表意文字、表音文字という文字の分類法を否定し、言語の一語

    『『文字論』河野六郎(こうのろくろう)』
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    kahki 2020/05/17
  • 文字論 | 言語学基礎演習的裏番組

    文字もいろいろ考えてみると,多くの問題が浮かび上がってきて,興味が尽きないテーマです.逆説的ですが,文字を持たない言語を研究していると,文字の問題が余計に新鮮に感じられ,それゆえに,惹きつけてやまないものがあるといえます. 文字を発明したのが誰かは残念ながら分かりませんが,文字を作ろうとした人については,いろいろな伝記があり,その内容を窺い知ることができます(例えば,チェロキー語というアメリカ先住民の言語[イロコイ語族]にチェロキー文字を与えたシコウォイア[Sequoya,英語名George Guess 1770-1842]など).但し,ここでいうところの文字を作った人というのは,正確に言えば,文字をもたない言語を話す人が自分の言語を表わすために文字を与えたということであって,そういった人たちは,当然のことながら,文字の存在を知っていましたので,文字そのものを発明したとはいえません. さて

    文字論 | 言語学基礎演習的裏番組
    kahki
    kahki 2020/05/17
  • 文字論-河野六郎 - ziomの日記

    文字論(ISBN:4385355878) これは名著です。河野氏の書いた論文をまとめたものです。表記は執筆時のままなので、初期の論文は正字正假名遣ひで書かれてゐます。以下に目次と表記を紹介しておきます。表記もさることながら、文字に關する洞察も當然優れてゐます。 第一章 文字の質 第二章 六書について 第三章 諧聲文字論(※1) 第四章 轉注考(※2) 第五章 假借論(※2) 第六章 漢字論雜考(※2) 第七章 隣接諸民族における漢字の適応とその発展 第八章 アルファベットの発生 第九章 ハングルとその起源 あとがき ※1 正字正假名遣ひ表記 ※2 正字現代假名遣ひ表記

    文字論-河野六郎 - ziomの日記
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    kahki 2020/05/17
  • 【じんぶんや第48講】加藤典洋選「四つの批評の力」

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    kahki 2020/05/17