究極の身体 | Taishi Nobukuni | BLOG今回のアッシジでは見れませんでしたが、フランチェスコの愛弟子クララはミイラとして 聖キアラ教会で保存されています。 しかし厳密にはミイラではありません。死後腐敗しなかったという一種の奇跡によりそのまま安置されています。 バチカンの奥には同様の聖者の腐敗しない遺体があるそうです。 またそのような奇跡はキリスト教に限らず他の宗教の聖者でもみられます。 これは石頭希遷大和尚といわれる中国の禅の大成者の腐敗しない遺体です。 何故このような現象がおこるのかはわかりませんが、ただ言えることは心の有り様を究極に 近いまでに高めた人の肉体はそのような不思議な変性を遂げるということです。 このような方々は死して高貴なる証をこのように物理的に残されるわけですが、精神的な影響力たるや 広大な広がりをもちます。 どのように？ それはこの極東の国に幾つの聖クララ幼稚園があるかをみても明らかです。世界中には無数にあり
