ハードウェアベンチャーのCerevoは1月5日、音を見える化するスマートマイク「Listnr」、3Dプリント技術を用いたIoTロードバイク「ORBITREK」、既存の自転車をIoT化する計測・通信装置「RIDE-1」、プロジェクタ搭載の可変型ホームロボット「Tipron」の4製品を発表した。 これらの製品は、米国で開催中のイベント「CES 2016」(1月6~9日)で、実機が展示されている。 スマートマイク「Listnr」 Listnrは、「キモチを色に」をコンセプトにした小型IoTデバイス。無線LAN経由のインターネット接続機能とマイクを搭載し、本体付近の音声を集音してリアルタイムにクラウドにアップロード、専用サーバを用いて音を解析する。 デフォルトの音声認識システムとしてパナソニック提供の技術を基に開発した「xauris(ゾウリス)」を搭載しており、乳児の泣き声から「泣く」「笑う」「叫
あるAnonymous Coward 曰く、 動画ライブ配信向けデバイス「LiveShell」などで知られるCerevoが、3Dプリント技術を使ったオーダーメイドできる自転車フレームをベースとするロードバイク「ORBITREC」を発売する(Engadget Japanese、Cerevoの発表)。 チタン焼結型3Dプリントで作成したチューブ接合部分(ボトムブラケット周辺とヘッドチューブ)とカーボンファイバーチューブを組み合わせることで、短期間かつ(比較的)安価にオーダーメイドのフレームを製作できるという。また、フレーム内には各種センサが内蔵され、自転車や走行状況をリアルタイムでモニタリングできる。 センサで取得できるのは加速度・角速度・地磁気、温度、湿度、気圧、照度、GPSによる位置情報で、スマートフォンと連携して情報の通知や送信なども行えるという。価格は「7000ドル以下」とのこと。 ま
ネット接続型家電の企画・開発を手掛けるCerevoは、スマート・スポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」シリーズの新製品として、3Dプリントで製作したオーダーメイド・フレームを用い、各種センサを内蔵してIoT化したロードバイク「ORBITREC(オービトレック)」と、既存の自転車をIoT化する計測・通信装置「RIDE-1」を発表した。 ORBITRECのフレームは、チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせて製造することで、オーナーの体に最適なサイズへと短時間かつ安価に仕上げられるという。納期は最短で1カ月、7000ドル(約84万円)以下の価格で製作可能だとしている。 フレームダウンチューブには9軸センサ(加速度、角速度、地磁気)、温度、湿度、気圧、照度、GPSなどのセンサを搭載。走行中の場所や速度、傾きやフレームの衝撃などの情報を取得し、GPSによる走行ログ
Cerevoは1月5日、走行位置や環境、姿勢などをモニタリングするセンサー内蔵ロードバイク「ORBITREC(オービトレック)」を発表した。米ラスベガスにて1月6日(現地時間)から開催される「2016 International CES」(CES 2016)にて展示する。発売は2016年春頃、価格は7,000ドル以下の予定だ。 ORBITRECは、ダウンチューブ部分に9軸センサー(加速度・角速度・地磁気)と温度、湿度、気圧、照度、GPSを内蔵するロードバイク。これらのセンサー類によって、走行位置や速度、自転車の傾きなどを記録。測定データは専用解析サーバーによってクラウドで分析され、ユーザーは自身のライディングを振り返れる。 Bluetooth 4.1をサポートしており、スマートフォン用アプリと連携。リアルタイムで位置や段差、落車を検知してスマートフォン上に表示する。進路に段差があれば警告を
株式会社Cerevoは、スマート・スポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」の新製品として、各種センサーを内蔵し、3Dプリント技術を使って作られたフレームを備えたIoTロードバイク「ORBITREC(オービトレック)」を発表した。同製品は米国で開催される「CES Unveiled」および「CES 2016」において実機展示を行なう。発売は2016年春を予定している。 同製品は、オーナーの体に最適なジオメトリを実現するオーダーメイド・フレームを短期間かつ安価に製作するため、チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造を採用しており、最短納期1カ月以内、価格7000ドル以下を実現した。フレームダウンチューブには各種センサーを内蔵しており、走行中の精密なログを取得・分析できる機能を搭載している。 同社は、ORBITRECが備える各種センサーと通信機能を外付けアダプ
より長く、より遠くまで走れるようになるはず。 オーダーメイドフレームに走行位置や環境、姿勢を記録するセンサーをビルドイン。「ORBITREC」は3Dプリンタを使った世界初のIoTロードバイクです。 自分のチカラの再発見に直結するロードバイクは楽しい乗り物ですが、効率を求めたライディングフォームやペダリングの追求は難しいもの。しかしORBITRECで走り続けてデータを取得していけば、自分のブレイクポイントが見えてきますし、効率よくチカラを路面に伝える漕ぎ方がみえてくるはず。ピークスパイダーと呼ばれる日もくるはず。 またGPSも内蔵しており、取得したデータをクラウドで共有できます。どこで大きく曲がったのか、よけたのか、落車したのかも共有できるため、先を行く「ORBITREC」乗りが遭遇したトラブルが後ろを走る「ORBITREC」乗りにも伝わる仕様。これ、チーム全員が「ORBITREC」乗りなら
高所からの投影を実現すると同時に安全性の維持および未使用時の存在感を低減するために可変機構を採用。充電時や移動時は全高約40cm、映像投影・写真撮影といった機能を用いる際は全高約80cmのプロジェクション形態へと自動変形、さらにプロジェクター・ユニットの角度を変更することで、約1mの高さに映像を投影することができる。 本体上部のプロジェクター・ユニットは縦方向、左右方向への向きに加え、左右それぞれの方向に回転することも可能。壁や天井など好きな位置に対し、上下左右それぞれの方向へ台形補正を掛けつつ映像を投影できる。スピーカも内蔵しており、本体のみで映像と音声を楽しむことが可能。 室内の移動は指定した場所へ自動で移動するほか、充電の際は自動で充電ステーションまで戻る機能を搭載している。スケジュールを設定し、朝や夜などの決まった時間に指定した場所へ移動させることもできる。また、スマートフォンアプ
この記事は、2016年1月7日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。 2016年の年頭、新たな家庭用サービスロボットが発表されました。家電ベンチャー、Cerevoの「Tipron」(ティプロン)です。 Tipronは家庭内の投影したい場所へ自力で移動し、最大80インチの画面を投影できるホームロボットです。搭載されたプロジェクターは本体と可動式のアームで接続されており、自由な方向への投影と未使用時の小型化を実現します。現在は開発が進められており、10~20万円の価格で、2016年中の販売開始が予定されています。
持ち運ぶと重いプロジェクター。会議室に走ってきて、自動でプレゼンテーション資料を映し出してくれたら便利かもしれない。そう思わせるロボット「Tipron(ティプロン)」をCerevoが発表した。米国の家電見本市「CES 2016」に展示する。 ティプロンは、3m離れた場所から、壁やスクリーンに80インチの画面を投影する機能を備える。 長い首のような部分は、充電中や移動中はたたんである。プロジェクター機能を使ったり、内蔵カメラで写真を撮影したりする場合だけ伸びる。 プロジェクター部分は縦、横に動くほか、左右に回転することも可能。壁やスクリーンだけでなく、天井にも画面を映し出せる。また台形補正をかけて、ゆがみをとることも可能。スピーカーも備え、音声も聞ける。 指定した場所へ自動で移動するほか、自動で充電ステーションまで戻る機能がある。スケジュールを設定し、朝や夜などの決まった時間に指定した位置へ
ネット接続型家電メーカーのCerevoは5日、自走するプロジェクタ搭載の可変型ホームロボット「Tipron(ティプロン)」を開発したと発表した。発売は年内の予定。価格は10万円~20万円。 「Tipron」は、投影場所に全自動で移動し、3mの距離から80インチの映像を投影する。本体上部のプロジェクタ・ユニットは縦方向、左右方向への向きに加え、左右それぞれの方向に回転することも可能。壁や天井など好きな位置に台形補正を掛けながら映像を投影できる。スピーカ内蔵。 充電の際は自動で充電ステーションまで戻る。スケジュールを設定し、決まった時間に指定した場所へ移動させることも可能という。また、スマートフォンアプリからの手動操縦にも対応しており、映像をスマートフォンでストリーミング再生しながら操縦できる。 投影は、ストレージに保存した動画に加え、HDCP対応のHDMI端子を利用してパソコンやレコーダなど
ネット接続型家電の企画・開発を手掛けるCerevoは、プロジェクタ搭載の自走式ホームロボット「Tipron(ティプロン)」を開発した。アメリカで2016年1月6日から開催している「CES 2016」で実機を展示中だ。 高所からのプロジェクタ投影を可能にするとともに安全性やコンパクトさにも配慮し、充電時や移動時は高さ40cmに、投影時などは約80cmに自動変形するダイナミックな可変性が特徴だ。 プロジェクタ・ユニットの角度を調整することにより、約1mの高さに投影できる。また、同ユニットを縦方向や左右方向に回転させることで、天井や壁など、上下左右方向に台形補正を掛けながら画像を投影することも可能だ。 指定した場所へ自動で移動させることができるほか、充電時に充電ステーションに自動で戻る機能、スケジュール設定で決まった時間に指定の場所へ移動する機能なども装備。本体搭載のカメラ映像を確認しながら、ス
コネクテッド・ハードウェアの企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoが、自走するプロジェクタ搭載の可変型ホームロボット「Tipron(ティプロン)」を開発。アメリカ・ラスベガスで1月6日から開催される世界最大の家電見本市「CES 2016」で実機展示を行なう。年内には発売も予定されている。価格は10万円~20万円。 「Tipron」は3mの距離で80インチの投影機能を備え、投影場所に全自動で移動するホームロボットだ。高所からの投影を実現すると同時に、安全性の維持と未使用時の存在感を低減するために可変機構を採用。充電時や移動時は全高約40cm、映像投影・写真撮影といった機能を用いる際は全高約80cmのプロジェクション形態へと自動変形する。さらにプロジェクタ・ユニットの角度を変更することで、約1mの高さに映像を投影可能。 本体上部のプロジェクタ・ユニットは縦方向、左右方向への向きに加え、左右そ
日本の家電ベンチャーのCerevoは、プロジェクター内蔵の家庭用ロボット「Tipron(ティプロン)」を開発した。同ロボットを、米国ラスベガスで1月6日(現地時間)に開幕する「2016 International CES」に先立って4日に開催された報道関係者向けの事前イベント「CES Unveiled」に出展した。2016年春から夏にかけて製品化する予定。10万~20万円で販売することを目指している。「同様なロボットは存在するが、あくまで試作品レベル。製品化するのは我々が初めてだろう」(同社代表取締役の岩佐琢磨氏)。
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