<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月27日 (月)おはようコラム 「大学教育を効率的に」 (阿部キャスター) 少子化で定員割れする大学が相次ぐ中で、大学が持つ施設などを有効に活用して大学教育を効率的に行おうという検討が先月から中教審・中央教育審議会で始まりました。早川解説委員です。 Q1.大学教育を効率的にと言われてもピンときませんが、一体どんなことを議論しようというのですか? A1.大学が持つ施設をひとつの大学が独占するのではなく、全国のどの大学の学生にも開放して資産を有効に活用してはどうかというのです。高度な実験施設をつくるには億の単位を超える多額の費用がかかることがありますが、学生の教育に十分に活用されているとは言えないという指摘があります。せっかくある施設を“宝の持ち腐れ”にするのはもったいない。同じ分野のことを学んでいるのに自分の大学には使える