有村悠さんと言えば、売れない同人作家として話題になったわけだが、今度のコミケには50ページを超える大作を準備して出陣する予定である。ページ数が増えるほど印刷代が嵩むので、どれだけ赤字を出すのか心配になるが、御本人としては自信満々のネームが上がったようで、二週間ほど鹿島田のマクドに籠もりながら、下書きを仕上げたようである。 しかし、今月のとらのあなからの振り込みが3000円かそこらしかなかった。これでは印刷代の目途が立たない。資金計画が狂ったようだ。有村さんの同人誌がとらのあなでたくさん売れて多額の振り込みがある方があり得ないので、常識的には想定の範囲内だが、御本人としてはそうではないようだ。金がない金がないと騒ぐのは、ある意味恒例行事ではある。 金銭感覚とは算数の問題ではない。算数が不得意だと金銭感覚が消失するのではない。一万円使えば一万円減るのは知的障害者でもわかる。では何が問題の核心な