サッカー欧州選手権1次リーグのベルギー戦を観戦するフィンランドのサポーター=21日、サンクトペテルブルク(AFP時事) 【ヘルシンキ、モスクワAFP時事】フィンランド社会問題・保健省傘下の保健福祉研究所(THL)は28日、サッカー欧州選手権をロシア第2の都市サンクトペテルブルクで観戦したフィンランドのサポーターら「約300人の新型コロナウイルス感染が確認された」と発表した。 【図解】米ファイザー製ワクチン2回接種後、感染を防ぐ中和抗体ができた割合 マリン首相らが先に明らかにしたところでは、1次リーグのベルギー戦を応援した約3000人が大挙して帰国。陸路バスで戻った人など約800人が検査や隔離をすり抜けたという。THLはサポーターに対し、少なくとも72時間、検査で陰性となるまで隔離を続けるよう勧告した。 開催都市の一つ、サンクトペテルブルクは、インド由来の変異株(デルタ株)の直撃を受け、28