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  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 9条がなければ北朝鮮の核・弾道弾は実現しなかったと主張するRAIEさん

    仮に、9条がなければ北は核と弾道弾を保有しなかっただろうか? それはない。日が憲法9条を持とうが持つまいが北は核を作り、弾道弾を発射した。北の核と弾道弾は米国すら放棄させられなかった。それを日ができると考えるのは夜郎自大だ。 ■ 「9条が無ければ[中略]北朝鮮なんてほとんど無傷で瞬殺できた」(RAIE) だが、それを理解できない発言がある。RAIEさんの一連の主張がそれだ。 RAIE‏ @R8eru 左翼は「北と対話を」「友好を」なんて言ってるけど、そんなものは何十年も前から試みてる。その度にバカを見てきたわけで。 とにかく憲法9条がある状態では、外交なんてほとんど意味がない。実際に攻めるかどうかはともかく「攻めるぞこら!」というカードが一切使えないのだから。 https://twitter.com/R8eru/status/904200676930027520 RAIE‏ @R8er

    kaionji
    kaionji 2017/09/06
    9条がなければ冷戦はなかった
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 海底レアアースは資源ではない

    深海底レアアースは資源ではない。 読売新聞が海底レアアースについて報道している。「1キロ54万円のレアアース、南鳥島沖に大鉱床」がそれだ。南鳥島沖の海底にスカンジウム資源が存在する。埋蔵量は15万トンであり年間需要の9900倍、現在の単価はキログラム54万円といったものだ。 ■ 採掘できれば価格暴落 もし、これが安定的に採掘できたらどうなるのだろうか? どうにもならない。レアアース価格が暴落するだけで終わるためだ。 記事のスカンジウムは年間15トンしか需要がないため、価格は鋭敏に動く。1.5トン掘るだけで年間需要の1割が市場に流れ込む。市況次第だが価格は半分となっても不思議はない。年間需要量と同量、15トンも掘ると暴落する。 つまり商業的に成立しない。破格の技術進歩により激安の採掘プラントが完成し、事業全体のコスト込みで年間10億円で維持でたとしよう。それでも現在価格では精錬後の重量で2ト

    kaionji
    kaionji 2016/11/01
    スカンジウムは需要あるから採算可能なラインに落ち着くだけでしょ。石油プラント並みの設備投資が必要なら暴落するだろうけど。
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 鳥越さんは、最善手

    鳥越俊太郎さんを都知事選に出すといった話だが、左派、国政野党からすれば久々のヒットではないか。 なによりも左派統一候補として政治的スタンス、知名度、人物といった点で妥当な候補者である。 まず政治的スタンスとして統一候補に妥当である。民進党-共産党のラインで互いに許容できる範囲にあるし、自民公明層の一部も共感できる範囲にある。その点で共産党色の強い宇都宮さんよりも有利な立場にある。相乗りに向く。 そして知名度は高い。名前は全国区であり東京でも顔も名前も知られている。その点、自民都連の増田さんよりも有利にある。増田さんは官僚あがりであって選挙も岩手県だけ、東京で選挙に出たことはないので名前は知られていない。経歴を見ても美濃部時代の「秦野はやっぱり警察官」のアレの繰り返しに近い。 人物としても候補としての適合性は低くはない。職業政治家ではないが、政治的発言は充分にしている。その点でタレント候補や

    kaionji
    kaionji 2016/07/13
    政治知識ないし調整とかもできないから余計なことしない分だけベストという気はする
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) なんで中国は日本に攻めてくるのかね?

    今回の事件でアレな連中が「沖縄海兵隊がいなくなると中国に奪われる」といいだしている。 だが、そこに根拠となる見積もりや判断はない。なぜ中国が対日戦を決意し、しかも沖縄に侵攻してくるかといった説明はない。さらに「中国は日米安保や自衛隊といった障害を排除できる」といった見通しはない。 ■ 何のために中国は対日戦をするのか? まず、中国はなんで攻めてくるのだろうか? 中国が権益を伸ばそうとしている方向とは違う。政治的・経済的な進出方向は南シナ海であり、中央アジアであり、東南アジア大陸部から南アジア方面にある。日や太平洋方面での動きは、漁業と艦隊行動だけである。 帝国主義的に 「中国はスキを見せれば侵略してくる」ともいう。だが、それならラオスやミャンマーの独立はどのようにして保たれているのだろうか? いずれもロクな軍隊を持たず、攻めこまれた時に助けてくれる同盟国もない。カザフスタンも伊犂問題の名

    kaionji
    kaionji 2016/05/23
    いくら分析してもこちらの論理通りに動いてくれるわけじゃないからなあ
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) あのケチな米人が電車で30分の距離をリニアにするはずはない

    朝日新聞「米東部のリニア計画、補助金許可 JR東海に追い風」* なのだが、実現する見込みはないのではないか? 計画では60kmという。 ボルティモアと首都ワシントン間の約60キロをリニアで約15分で結ぶ計画。2027年に東京~名古屋間でリニアの運行開始を目指すJR東海が、市場拡大のため同州の計画へのリニア技術の導入を目指している。 今でも電車で30分で到着するところを15分に縮める計画を、あのケチで費用対効果にうるさい米人がそんなものに大枚を投じるのだろうか? 日で言えば、東京-成田程度の距離でしかない。日の成田新幹線でもポシャったのに、リニアが必要かは不思議なものだ。中国みたいに国家の威信で金が湧く国ならともかく、米国が実現させるとは思えない。 その後の発展も怪しい。フィラデルフィア-ニューヨーク-ボストンへの延長を考えても経費は10兆円を超える。既にインフラがある飛行機と比較される

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    kaionji 2015/11/15
    そんな計画あったんだ。無理だよね。
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 揮毫とサインを較べてどうするのかね

    「アレ宰相の字と習近平の字を比較した、国家主席の字、下手すぎ」といった香港発大陸disの転載ツイートがある。 (名前を出すことは趣旨ではないので、ここでリンクで示す) 以降のツイートはネトウヨホイホイになっている。なお、念のため言っておけば最初にツイートされたご人をネトウヨと断じているわけではない。曰く「アレ宰相は達筆」、「習近平は下手」、「『踏襲=ふしゅう』の麻生はもっと上手」、「福島みずほも下手」と、政治的立場・党派に褒めてけなす話になっている。 だが、これって揮毫(アレ)とサイン(習)を較べただけの話。「揮毫の方が、サインよりも字を丁寧に書いている」というのはマヌケなものではないか? 実際に、習近平の揮毫は「习近平 书法」で画像検索すればわかるように、相当に練達している。 また、アレ宰相の崩し方も、微妙なものだ。「至」をそこまで崩すなら、「誠」のごんべん、「言」もそれなりに崩すもの

    隅田金属日誌(墨田金属日誌) 揮毫とサインを較べてどうするのかね
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    kaionji 2015/09/06
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 果たしてインドはガンダーラなのか?

    櫻井よしこ編『日とインド 今結ばれる民主主義国家 中国『封じ込め』は可能か』※は、まずはインドをヨイショすることこの上ない。その民主主義であり、国際信義なりを強調する記事が多数載っている。 だが、インドは彼らが敵視する中国と大差あるものではない。 インドは、周辺国に対して相当強圧的である。福永正明さん※※ はインドは「地域大国」であることを主張するばかりか、いまでは「世界大国の一つ」であることを当然視し「周辺諸国は自国に従うべし」との旧宗主国のような外交、政治、経済政策を依然として行っていると述べ、それを受けたパキスタン、スリランカ、バングラディッシュが中国寄りとなったことを指摘している。 また、インドは海洋法についても、相当に中国に近い考え方を持っている。 インドは、自国EEZ(排他的経済水域)内での軍事行動を認めない立場にある。ダントンさんによると¶ 中国は米国によるEEZ内での活動

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    kaionji 2014/05/25
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 日中関係は阿吽の呼吸があるからねえ

    中国は、戦争中にだって、同じ川の水を汲みに行って、互いに知らんぷりできるような関係だからねえ。場合によれば午前はこっち、午後は向こうみたいな暗黙の了解というか、阿吽の呼吸というか。 『外交』最近号に、高原明生さんへのインタビュー「中国『防空識別圏の狙い』は何か」※ が載っていたのだが。中に「日は航空会社が飛行計画を提出しなくとも中国は無謀なことはしないだろうと判断」したといえるんじゃないかと述べていた。 まあ、実際はそんなものだろう。国交正常化以前から「熱戦にしない」「実績の積上をしなければ尖閣や中間線は現状維持」という暗黙のルールがある。防空識別圏にしても、尖閣でのゲームにしても、軍艦同士の兵装指向にしても、日中にはそのルールを守ってきた実績がある。 だから、日は安全を確信できる。別に飛行機飛ばすのに、届出なんかしなくとも、危害行動どころか強制着陸もないと日は判断できる。実際

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    kaionji 2014/02/14
    確かにロシアだったら撃墜されるイメージあるな
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) ボクの大好きな10式戦車を作る防衛産業が金に汚い訳がない(JSFさん)

    JSFさんは、戦車の周辺にある環境を見ようとしない。だから、10式戦車を論ずることができず、10式戦車に詳しいだけで終わってしまう。 まず、儲かっているかと聞いて、ボロ儲けだと回答する会社はない。しかも、官需で稼いでいる企業であればなおさらだ。「軍需でウハウハです」と答えるバカはいない。 JSFさんは、そこが分かっていない。戦車生産について「メーカーはそもそも戦車で全く儲かってない。三菱重工に聞いてみるといいですよ。」というが「聞いてみるといい」と言い切るところが、世間を全く分かっていない。 防衛産業は、相当に有利な「コスト×利益率」で計算している。東電の総括原価と同じで、全く損をしない仕組みになっている。企業によって異なるが、利益率もそれほど悪くはない。 また、支払いもよく、取りはぐれもない。特に戦車は単歳なので年度末までには回収できる。戦車は2年後、3年後に支払う国庫債務負担行為(国債

    kaionji
    kaionji 2013/07/27
    軍オタに何求めてる。旧軍の兵器に詳しい人はたくさんいるけど、当時の軍需産業の事情に詳しい人はほとんどいないと思う。
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 「技術的にスゲー」と言っても、新車を買う話にはならないね

    陸自はこれまであまりアピールしていない層に10式を公開している。たとえば民間イベントへの展示(「最新戦車“10式”が見れる! 『ニコニコ超会議2』自衛隊ブース」※)や、買い物系雑誌への提示(「陸自の最新鋭『ヒトマル式戦車』に乗ってきた」※※)である。 10式戦車をメディア露出させる理由は、必要性をアピールできないからだ。そもそも、陸自の必要性が主張しにくい時期にある。尖閣ほかのフリクションでも、陸自は完全に蚊帳の外になっている。その中でも、10式ほかの機甲・特科が使う重装備は、新型装備にする必要性が説明できない。 これらは、特に戦車更新への理解が得られないことへの対応でもあるのだろう。今の日で新型戦車を必要とする理由もない。予算要求でも、新戦車は話題にもならない。戦車調達数を応援する論調はまずない。陸自とオトモダチの「防衛費を増やせ」と言っている人が義理でしている程度である。 また、陸自

    kaionji
    kaionji 2013/05/02
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 「10式戦車でなければ国が滅ぶ」とでもいうのかね

    今、日に上陸戦をかませる国がどこにあるのですかね。 ゆとり上陸作戦の人が、10式戦車がないと国が滅ぶとか言っていたのです。10式の必要性として「[日の]戦争継続目的がアメリカ軍の救援が到着するまで橋頭保を確保し続けること」と言っている。しかし、これって相当に古い感覚ではないですかね。 今日、日土に攻め込める国はないことを理解していない。しかも、日単独で対処できず、米軍の増援を待つほど強力な上陸軍を送り込める国なんてないでしょ。政治的にも日土に攻め込もうとする国はない。軍事的にも、中国にもロシアにもその能力はない。冷戦期、極東ソ連軍と対峙していた時代ならともかく、ソ連崩壊以降に日土上陸の脅威を持ちだしても、今更な話です。 その上、「アメリカ軍の救援が到着するまで」持ちこたえると悲壮感に浸っている。これは、70-80年代の、平和憲法に縛られた弱体な自衛隊という感覚そのものです

    kaionji
    kaionji 2013/01/16
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