何が書いてあるかより誰が書いているか。 そして、それ以上に読み手がどういう人間かが大事なのだと得心した。 ダメな人間は自己啓発書を読んではいけない。ダメさが加速する。 父親が「中途半端に」天風哲学を理解しておかしくなってしまった。 こないだ父がゴルフにいったとき、 乗せてもらった車ではじめて天風哲学を知り、 そこからCDをダビングしてもらい、本も買ってきた。 それから一週間くらいたつといきなりおかしなことを言いだすようになった。 天風哲学自体は素晴らしいものなのだと思う。 しかし、中途半端にかぶれると実に危険なものなのだということがよくわかった。 ことあるごとに「天風哲学ではこうだ」という言い方をするのだ。 なんか都合が悪いことがあって言い訳をするにも いちいち「全てには意味があるんだ。俺がやったことにもこういう意味があるのだ。 それをわからないとまだまだだぞ」というのだね。 本を読んだけ