耳をパタパタさせながら優雅に泳ぐタコ。その形からダンボ・オクトパスなどと呼ばれていたが、これまで14種が確認されている。 発見されたのが最近なので、詳しい生態などは良くわかっていないが、そのうちの1つ、メキシコ湾やカリフォルニア州モントレー湾の深海で発見されたダンボ・オクトパスに正式な名前がつけられた。 命名権を与えられたのは、このタコの研究に携わっている、モンテレー湾水生生物研究所(MBARI)。研究員のステファニー・ブッシュはこのタコを「Opisthoteuthis adorabilis」と命名した。 Isn’t this Octopus Adorabilis? ”Opisthoteuthis”はメンダコ属を意味し、”adorabilis”はラテン語で、かわいらしいを意味する。最初に発見されたのは、1990年代で、水深300m~450mの海底に住んでいる。 この画像を大きなサイズで見る