ロンドン(CNNMoney) クレジットカード大手の米マスターカードは23日までに、インターネット通販でパスワードの代わりに自撮り写真や指紋を使って決済を承認できる新サービスを北米や欧州で導入すると発表した。 新サービスは米国とカナダ、英国などの大手銀行と組んで数カ月以内に提供を開始する。5年以内に世界で普及させることを目指す。 自撮り認証はマスターカードの専用アプリをダウンロードして、買い物のたびにこのアプリで顔写真を自撮りする。撮った写真は顔認識技術を使って解析し、本人であることを確認すると、決済が承認される。 過去の写真ではなくその場で撮った写真であることを確認するため、自撮りの際はユーザーがまばたきする必要がある。 指紋認証はアップルの「iPhone6」「同6s」など新型のスマートフォンで利用できる。 従来のようなパスワードを使った決済では、他人に推測されやすい安易なパスワードが使