ブックマーク / imnstir.blogspot.com (3)

  • 大学教員になる方法

    大学教員になるためにはどうすればいいか 仕事の帰りに後輩と飯をべながら話したのが「大学の教員になる方法」というものです. 彼も不安定な非常勤講師から常勤の大学教員になれるよう頑張っている一人ですので. いろいろと話し込みました. 大学教員になるためには,業績(つまり論文の数)が多ければ損をしないのは周知のことですが,それ以外にどんなものが必要になってくるのでしょうか. 私自身の経験や,いろいろな大学人からこれまでに聞いたことを総合的にまとめてみたいと思います. ネットには,「大学院で博士(修士)を取得しましょう」とか「求人方法はこれ!」といった,無価値な情報が氾濫しています. ですが,ここで述べるのはそういった,果てしなくどうでもいい話ではなく,大学教員になるための実際の基準についてです. 業績の目安 20代後半〜30代前半で大学教員になろうと思ったら,業績はその分野としてカッコ悪くない

  • 大学教員になる方法2

    「2」ということで,前回の続きです. なかなか 「大学教員に至るまでの道」 がブログとかで話されることは少ないですから,ひとつのネタとして聞いてください. 大学教員を目指している人は参考にしてみてください. 今回はもう少し,“採用” に至るまでの “採る側” の身の内をお話ししましょう. ※ただし,これらは全ての大学にあてはまるわけでも,金科玉条の法則でもありませんので,あしからず. 前回お話ししたことをおさらいしながら,詳しく説明したいと思います. 採る側のニーズに合致すること. これは我々の間では「タイミングが重要」などと表現されることです. 大学教員というのは採用人数がしっかり決まっています. 思いつきで2人も3人も採れるわけではないので,停年の教員がいてポストが空いたり,新しく学科ができるなどして出来たポストだったりに採用することになります. もうその時点で大学側は「こういう人を採

  • 大学教員になる方法3

    「2」の続きです. これまでをまとめますと, (1)研究業績や教育歴は多い方がいいけど,それで採用されるわけではない.必要最低限確保されていればいい. (2)採用側(大学)のニーズにピッタリとハマる人物であることをアピールしなければならない. (3)上記2つのことを知るためにも,大学の内部情報の収集が雌雄を決する(かもね). といったことでしょうか. 今回は,具体的な細かいことをQ&A方式でとりあげます. Q. そうは言っても研究業績が多い方が採用されるのでは? A. 研究業績が多い人が採用された,という求人は元々「研究重視の教員を求めている求人」であることが多いので,結果的に並の人たちより研究業績が多い人が採用されているだけです(当たり前の論理だけど). 5より6,40より45の人が採用される,というようなスケールの競争ではありません. 業績やなんかで上位数名に絞ったら,あとはニ

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