はじめに 本誌をお読みの方であれば、「Microsoft 社は、セキュリティ強化プログラムである STPP (Strategic Technology Protection Program) の一貫として、2002年6月24日に SUS (Microsoft Software Update Service) というプロダクトを無償でリリースしています。SUS は企業内 Windows Update サーバともいうべきもので、企業内の各クライアントに対するホットフィックスの配布とその管理を行ないます。」というような説明文(注 1)は、各所の Web サイトなどで嫌というほど読まされていると思いますので、いまさら繰り返すまでもないでしょう。 このように、一見聞こえのよいセリフの並んだ SUS ですが、本当に使えるプロダクトなのか大いに気になるところです。筆者も早速この SUS について検証など