川崎の臨海部で巨大な斜張橋の建設が進んでいます。主塔と主塔のあいだの長さは日本3番目の規模になる予定。埋立地の一般立ち入りが一部制限されていたエリアも変わる見込みです。 「東扇島」への新たな橋を建設中 2022年3月12日、神奈川県川崎市の臨海部と東京都の羽田空港エリアを隔てる多摩川に、「多摩川スカイブリッジ」が新規開通しました。多摩川最下流に架かる大きな橋として話題を呼ぶとともに、川崎の臨海部のアクセス性向上にも寄与することが期待されています。 実は川崎の臨海部では、もうひとつ、巨大な架橋計画が進んでいます。 拡大画像 東扇島から水江町とを結ぶ橋の建設現場を望む(乗りものニュース編集部撮影)。 それは、JFEスチールの工場やエネルギープラントなどがある埋立地の「水江町」と、そのさらに沖合、首都高湾岸線が通る埋立地の「東扇島」をつなぐ臨港道路の建設計画です。この道路には、高く伸びる2本の主