近年の箱根駅伝は、5区の結果が総合成績にも直結。前回Vの日本体育大も、5区・服部翔大(写真中央)の快走で勝負を決定付けた 【写真:北村大樹/アフロスポーツ】 前回の覇者・日本体育大と、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝と2連勝中の駒澤大、さらには2年ぶりの王座奪還に燃える東洋大などが優勝を争う、第90回箱根駅伝(2014年1月2、3日)。今回も注目されるのは、前回、服部翔大が日本体育大の優勝を決定付ける快走を見せた山上りの5区ということになる。全10区間中最長の23.4キロという距離に加え、厳しい上り、そして終盤には下りもあるこの難コースの成績が、近年、総合成績にも直結する結果になっているからだ。 箱根駅伝に山の上り下りは欠かせないものでもある。これまで幾多のドラマが演じられた区間だ。だが、最近は5区の出来が勝負を決してしまう確率も多く、レース自体が大味になっている感も否めないだろう
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